インデックス投資は、実に合理的な方法だと思います。
複数のインデックスと連動するように投資することで、損益を平準化し
積み立て投資を行うことで平準化された価格で購入していく。
これだけだと大きく得すること損することもないのですが、過去10年の
債券の金利についてはどの国も右肩下がりですが、金利0ということは
ないはずなので、プラスにはなるはずです。
では、運用する金融機関が破綻した場合はどうなるのでしょうか?
投資信託は、販売会社、運用会社、信託銀行という3つの金融機関が
運用に関わっています。
そのいずれが破綻したとしても、投資額に関わらず、投資した資産は制度的に
守られています。
投資信託に投資したお金は、信託銀行が管理します。
このため、販売会社が破綻したとしても影響はありません。
運用会社はお金の運用を行いますが、運用の指示をするだけです。
では、信託銀行が破綻したら?
信託銀行が管理しているお金は、信託財産となり、信託銀行の財産とは
別に管理することが法律で義務付けられているので信託財産に影響は
ないので安心です。
実際、公的年金は運用資金の77%をインデックス運用していることからも
インデックス投資は国が推奨しているのと同様の投資方法ということになります。