インデックス投資は、高い時でも安い時でも買いますので、高い時に買うのは損していると感じます。
だったら、高い時には買わず、安い時に買ってくれるように専門家が運用してくれると更に儲かるのでは?と考えますよね。
実際、投資信託には、インデックスファンド以外にもアクティブファンドという
専門家が投資先、売買のタイミングを判断して運用を行うものもあります。
ところが、実績を見ると、インデックスファンドの方が圧倒的によい運用成果を
上げているのです。
国内株式でアクティブファンドのインデックスファンドに対する勝率は1年だと26%
5年で39%、10年で32%と約7割、負ていることになります。
これは日本だけでなく、世界的に同じような結果だそうです。
なぜ、アクティブファンドがこんなにも負けるのでしょうか?
一番の理由は手数料(コスト)が高いことだそうです。
インデックスファンドは、各種指標に連動する銘柄に投資するだけなので、手間はかかりませんが、アクティブファンドは、専門家が毎日、運用するのですからコストがかかります。
このため、インデックスファンドの手数料が年率0.18%に対して、
アクティブファンドだと1.53%です。
それでも、専門家が100%株価の動きを予想できれば良いのですが、「株価を確実に予測できる人はいない」でも書いた通り、株価を予測できる人はいないのです。
そうなると平均価格になるように投資するインデックスファンドの方が勝率が高くなるのは必然ということになります。