以前に、新品のフッ素ジェルを使い終わったものと一緒に捨ててしまったという内容を以下の記事で書いた。
なぜ、フッ素ジェルを使うようになったのか?
今回は、フッ素ジェルをなぜ使うようになったのか?ということで書いてみたい。
数年前までは、ずっとスーパーなどでも販売してるようなチューブタイプの歯磨き粉だけを使用していた。
粉ではないのに、歯磨き粉とは、これいかに?という感じだが、話が混乱するので今回はスルーする。
歯の定期健診で
歯の定期検診に行くようになって15年以上になると思う。
ある日、衛生士の方が歯磨き粉は何を使用していますか?ということを聞かれた。
その頃はオールマイティの液体歯磨きを使用したころだ。
虫歯も歯肉炎、歯石もこれ1本の液体歯磨きを使用していますと答えると沈黙された。
しばらく、時間をおいてそれって、フッ素は含まれてないですよね?と質問された。
オールマイティではあるが「フッ素」という文字は確かに見た記憶がなかったので、「はい」と答えた。
オールマイティってことは、どれも中途半端なんですよね・・・
フッ素が重要
歯磨きには、「フッ素」が多く踏まれていることが重要なんです。
「フッ素」は酸により再石灰化(歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと)を促進するんですね。
そして歯の表面を覆うエナメル質を酸に溶けにくい性質に変えて虫歯への抵抗力を高めてくれるんです。
衛生士の方はハッキリとは言わなかったが、液体歯磨きだとクチュクチュするだけで磨いた気になるので歯磨きが疎かになってしまうといったことも遠回しに話されていた。
更に話は続いた。
フッ素濃度が1450ppmと書かれたものが虫歯予防に良いですよ。
フッ素が虫歯予防に効果があることは世界的にも効果が認められていてフッ素は多ければ多いほど効果があります。
フッ素の危険性
でも、フッ素を大量に飲んでしまうと急性中毒になる危険性があるんです。
もし歯磨き中に誤って飲んでしまうと危険なので、国際基準で濃度の上限値を厳しく設定しているという。
そして、上限値は1500ppmだと言われた。
1500ppmだと、0.15%だ。
でも、衛生士の方は、1450ppmだと話されていた。
なぜ1500ではないのだろうか?と疑問を感じたので聞いてみると・・・
国際基準の上限値が1500ppmなんですが、製造過程でのバラツキて1ppmでもオーバーすると販売できなくなるので、誤差を見込んで1450ppmにしているのが一般的なんです。※
※年齢別フッ素含有量上限値
- 5歳まで:500ppm以下
- 14歳まで:1000ppm以下
- 15歳以上:1500ppm以下
その時に、歯磨きでの「フッ素」の重要性を知った。
液体歯磨きは、まだ、かなり残っていたが、朝は液体歯磨き、夜はフッ素が含まれているもので歯磨きしようと考えていた。
待合室で会計を待ってる時に緑色の小さな容器が目についた。
ConCoolと大きな文字が表記されている。
下の方には、フッ素コート歯磨きジェルと小さく書かれている。
- 高い殺菌力でムシ歯・歯周病菌をしっかり殺菌
- 発泡剤・研磨剤無配合のジェル歯みがき剤
- ジェルは滞留性が高いためフッ素が歯面にコーティング
手に取ってみてみると確かに「1450ppm」と記載されていたので、つい一本購入してしまった。
その日から朝は液体歯磨き、夜はフッ素ジェルという歯磨き粉の二刀流が始まった。