大晦日は「お雑煮」をどうやって作ろうか?とずっと考えていた。
まず、お雑煮の由来を「Bard」に聞いてみた。
Chat Gptは、2022年1月までの情報を持っているが、Bardは2023年9月までの情報を持っているとのことなので、ちょっと試しに聞いてみた。
お雑煮の由来は、正月に年神様(歳徳神)を迎えるために、前年に収穫したお米で作った餅をお供えし、そのお下がりとしてお雑煮を頂く、という風習から始まったと言われています。
「雑煮」の語源は、「煮雑ぜ(にまぜ)」から来ており、色々な種類の具材を煮合わせたことからきています。具材には、餅、鶏肉、かまぼこ、大根、人参、昆布、こんにゃくなど、地域や家庭によってさまざまです。
お雑煮は、年神様への感謝と、新年の豊作や家内安全を祈る意味を込めて食べられています。
お雑煮の歴史は古く、奈良時代にはすでに食べられていたのではないかと考えられていますが、正月料理として定着したのは、室町時代以降と言われています。
江戸時代には、参勤交代などの文化交流の中で、全国各地へと広がりを見せました。
現代では、お雑煮は全国各地で食べられていますが、地域によって具材や味付けが異なり、その違いを楽しむことができます。
例えば、関東では、鶏肉やかまぼこ、大根、人参、こんにゃくなどが入った、味噌仕立てのお雑煮が一般的です。
関西では、鶏肉やかまぼこ、大根、人参、昆布などが入った、醤油仕立てのお雑煮が一般的です。
東北地方では、鮭やイクラ、ワカメなどが入った、味噌仕立てのお雑煮が一般的です。
九州地方では、豚肉やしいたけ、こんにゃくなどが入った、味噌仕立てのお雑煮が一般的です。
このように、お雑煮は地域によってさまざまなバリエーションがあり、その違いが日本の文化の多様性を表していると言えるでしょう。
【出典】Bardに「お雑煮の由来を教えて」と質問した結果
お雑煮の材料を考える場合に、「米」、つまり「餅」は外せない。
次に「みつば」の緑、「なると」赤はアクセントとして外せない。
鶏肉を入れてしまうと、メインが餅なのか?鶏なのか?がわからなくなるような気がする。
よって、今回、鶏は外す・・・
みたいな感じで考えていると、あっという間に1時間が過ぎていた。
結論がなかなか出せないので、息抜きにネットで検索してみた。
すると紀文のホームページに雑煮の具材のランキングが掲載されていた。
【出典】雑煮の餅と具材の分布|お正月に関するデータベース|紀文のお正月
雑煮というのは「煮雑ぜ」が語源ということなので、餅以外は何を入れても良いのだろうか?
色々と考えている中で、永谷園の「あさげ」その中でも「フリーズドライ粉末タイプ」これを出汁にして餅を入れたら・・・しかし、正月からインスタントみそ汁の雑煮というのは侘し過ぎる。
しかし、間違いなく美味しい気がするので、正月以外に一度、試してみたい。
永谷園のホームページに、「アレンジレシピ」のページがあって、その中に、「松茸の味お吸いもの」を使ってお雑煮を作るためのレシピが公開されていた。
いつもの雑煮が松茸風味に変身!
- 餅 1枚(50g)
- 松茸の味お吸いもの 1小袋
- カマボコ 1切れ 1~1.5cm幅に切る。
- 糸三つ葉 適量
- お湯 180ml
材料は、たったこれだけだが「松茸」という文字が入るだけで、豪華に見えるので不思議だ。
色々と悩んだあげく、やはり正月はオーソドックスな、由緒正しい、昔ながらのお雑煮にしたいと思った。
家の雑煮は、醤油、みりん、鰹節をベースにした出汁に、具材は餅、かまぼこ、三つ葉、ゆずの皮を入れただけのシンプルなもの。
なぜ、シンプルなのか?というと、お節料理をお酒を飲みながら頂いたあとに、〆の、お雑煮というのが一つの流れになっているので、あまり胃に負担がかかるような具材を入れても食べられないので、シンプルにしている。
出汁の味付けも濃くならないように気をつけている。
やっぱり、定番のお雑煮が一番ってことで落ち着いてしまった(笑)