あぶない刑事が復活?
あぶない刑事の新作発表が、2023年11月1日に渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われたとの動画が「oricon」のYoutubeチャンネルで公開されていた。
なぜ、渋谷のセルリアンタワーなんだろうか?
横浜のランドマークタワーの方が、あぶない刑事らしいように感じた。
ステージには、主要キャストの舘ひろし、柴田恭平、浅野温子、仲村トオルの4名が登壇。
「あぶない刑事」は好きなドラマだったので思い入れはかなりある。
しかし、7年前に公開された「さらば、あぶない刑事」が完結編だと公式発表していたはずだ。
個人的には、最後だと言っておきながら、月日がたったら何食わぬ顔で、新作発表するようなことは大嫌いで、あぶない刑事は、そんなことはしないと思っていたので、正直、ガッカリした。
まぁ、自分の中で「あぶない刑事」は「もっともあぶない刑事」で終わっていた作品なので、その後に制作された4作品はキャストもスタッフも本人達が作ったパロディ作品だと認識していた。
スタッフは若返り
今回は、監督をはじめとしてスタッフが若返り映像が変わるらしい。
監督は、あぶない刑事、太陽にほえろ、西部警察といった、名作で助監督、あぶない刑事では監督の原隆仁さんの子供である、原廣利さんが務めるようだ。
キャストは昔のままで、スタッフが若返りというのは、面白い試みであるとは思うが、タイミングとしては遅すぎるように思う。
新作発表でステージに立っていた、仲村トオルさん以外は、もうおじいちゃん、おばあちゃんにしか見えない。
柴田恭平さんは72歳、舘ひろしさんは73歳、浅野温子さんは62歳になる。
これで、アクションドラマである「あぶない刑事」シリーズを撮影するというのは年齢的なことだけでなく、見た目的にも無理があり過ぎる。
おじいちゃんの柴田さんは見たくない
自分は柴田恭平さんのファンで、正直、おじいちゃんになった柴田さんは見たくない。
このため、映画館に足を運んで、「帰って来たあぶない刑事」を見に行くことは絶対にないと思った。
ただ、映画の公開が終わり、動画配信サービスで見れるようになった時は、もしかすると見てしまうかもしれない(笑)
既に、7年前の「さらば あぶない刑事」の時点で賞味期限が切れた状態だったので今は消費期限が切れてしまっているはずだ。
これ以上、見てしまうと全盛期の頃の「あぶない刑事」まで幻滅してしまいそうな気がする。
なぜ、引き受けたのか?
舘さん、柴田さんは、なぜ今回、引き受けたのだろうか?
舘さんも、柴田さんも、共演者の人達に会いたいという気持ちが強かったみたいな話をされていた。
そんな話を聞いている内に、ステージにいた、おじいちゃん、おばあちゃんが、
若かった頃に見えてきた。
そして、いつしか映画も見てみたいと思っている自分に変わっていた。
やっぱり、4人の話を聞いていると、ポップで軽快な、あぶない刑事が蘇ってくる。
上司の命令は絶対の中で、鷹山、大下の二人は、事件を優先し、上司の命令なんて二の次で聞く耳を持たずに、勝手な行動をする。
どんなに追い詰められた時でも、ジョークが飛び出してくる二人を見ていると、自分も会社であんな風に振舞えたらなんてことを考えていた、あの頃の記憶が蘇って来る。
司会の言葉で台無しに
あぶない刑事は、やっぱりいいなぁと思っていると4人のトークが終わって、マスコミからの質問に変わった。
正直、あまり質問がなかったようで、スポニチからの質問が最初にあっただけで、あとが続かず、司会の方が、特になくてよろしいですか?と焦った感じで問いかけていた。
その後も、質問が続かず他にないでしょうか?という言葉を連発していたが、とうとう、舘さんが「ないようですから」と言ってしまった。
司会の人にすれば、質問が少ないのはステージの4人に対して失礼だと思っての対応だったのだろうが、何度も、他にないですか?と問う方が、余程、失礼だと思った。
そんなことを考えさせられてしまったことで、また現実に戻されてしまった。
質問がなければ、それで終わってくれれば良かったのに、司会の方が、質問を求めるものだから、せっかく、あぶ刑事時代に戻った感情が台無しにされてしまったのは残念だった。
正直、映画館に行くかどうかは、わからないが、もう一度、見てみたいなという気持ちには変わった。