seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

脱中国は可能か?という愚門

Made in Koreaだった時代

「Made in Japan」全盛の時代に、衣料品などで「Made in Korea」という表記のものを目にすることが増えていった。

子供の頃だったので、親に意味を確認して「韓国製」だと知ると、妙に異国間を感じると共に、海外のもの=高いという認識から高級感を感じたものだ。

しかし、親からは、韓国製の方が安いんだよと言われた。

韓国が日本の物価の約1/10だった時代になる。

物価が安いところで生産しない手はないと、日本企業が続々と韓国に進出していったのだろう。

しかし、知らない間に、Made in Koreaは、見かけなくなっていた。

Made in Koreaが消えた

それから10年もしない間に、中国という更に強力な国が見つかったからだ。

中国は、次々に税制を優遇するといったことで、経済特区を作っていった。

特に深センはアジアのシリコンバレーと呼ばれるくらいに、世界各国から先進企業が集まってきた。

当時、中国人は真面目で、手先が器用だと認識されていて、賃金も安いということで日本企業は韓国から中国へと方向転換を行った。

令和になる直前になっても、日本は人口が減っていく一方なので、これからは海外市場語っていた上場企業の役員がいた。

しかし、made in Japanを海外に明け渡した、日本企業の技術者のレベル、もの造りのレベル何より魅力的な商品を考えようとしないで、過去の技術や発想に依存していたのでは海外企業に太刀打ちできるはずがない。

一兎を追っても一兎も得られなかった日本

国内市場も海外製品が増えている。

外市場へ乗り換えようと、二兎ではなく一兎だけに絞って追いかけていたのに、途中で躓いて転んでしまって、その一兎を捕まえることができずに逃げられてしまったようなもの。

その結果、海外市場を手に入れるどころか、日本市場まで奪われてしまうという何とも、お粗末な結果になってしまった。

こんな簡単なロジックさえ想定できずに、海外進出だとか言ってる人間が上場企業の役員をやっていたりするのだから日本のレベルが落ちてしまったのは当然の結果。

虎の威を借りる狐が日本に増えてしまったことによるものだが、虎の質が落ちてしまい、虎自身が狐に成り下がり、狐かどうかを見抜くことができなくなったのだろう。

日本は中国と友好関係でいたいのか?

技術小国日本は中国とこれからも友好的な関係でいたいのか?それとも、中国と犬猿の仲のような関係に成り下がりたいのか?

この二択になる。

まず、友好的な関係でいたいのか?という選択肢は、中国がロシアと肩を並べる共産国で、米国を敵対視している状態で、米国のポチになら下がっている日本と友好的な関係になれるのか?と言えば、NOという答えしかない。

つまり、中国と友好的な関係でいたいなら、日本は米国のポチから脱却するしかない。

では、米国と中国どちらを選択するのが日本にとって得策なのか?

中国は共産党による一党独裁国家なので、法治国家ではなく人治国家だと言える。

つまり、人が変わればルールが変わる国。

一方の米国は法治国家とは言うものの、いざとなれば手段を選ばない残忍性を持っている国。

米国が戦争という名目を利用して、「原爆」の実験を行っている。

その後も、ベトナム戦争でも手段を選ばず枯葉剤という禁じ手を使用している。

最近では、同盟を結んでいたはずのクルド人を見捨てて、大統領の公約を守るという理由でシリアから撤退している。

米国に見捨てられた、シリアの姿は、どうしても未来の日本と重なってしまう。

このような二国のどちらを選ぶのか?究極の選択と言える。

それでも、日本の選択は尻尾を振って、米国を選ぶこと。

そうすると中国との関係の選択肢は1つしかない。

つまり、中国との友好的な関係は望めないということ。

脱中国だけではなく脱輸入

中国との友好的な関係が望めないのであれば、日本企業が中国に進出する選択はリスクしかない。

そう考えると、脱中国は可能か?ではなく、韓国からあっさり中国に乗り換えた時のように、中国を切り捨てないといけない。

そして、日本は、海外依存の体質から、少しでも国内依存に戻していく必要がある。

つまり脱輸入を進める必要がある。

それは、工業だけではなく、農業、水産業林業、全てに対して行う必要がある。

国内で調達できない者に関しては、国家間の条約を結ぶくらいでは弱いので、法外な価格であっても権利を買い取るということをしていく必要がある。

輸入に依存していたのでは外交で相手国に切り札を渡しているようなもの。

何かあれば、輸入している品目をチラつかせてくる。

農業立国日本へ

文明がどんなに高度化していっても、人は水と空気と食べ物がなければ生きていないので、水・空気・食べ物に関わるものは絶対に自給できる仕組みを作っておく必要がある。

日本は、今からでも、農業立国日本を目指すべきだと思う。

日本人は、農耕民族であって、欧米人のような狩猟民族ではない。

このため、農業に関しての天性のセンス・資質は申し分ないはず。

義務教育は公務員やさらりまーんを目指すような内容から農業で必要となる内容を中心にカリキュラムを組むべき。

国有地を農業に関わることで使用するのを条件にして、国民に無料で貸し与え、子供の頃から農業に慣れ親しむ環境を作る。

そう、自分が子供の頃、普通に子供たちが野球をやったように、家庭菜園をやるような環境を整備していくべきだと思う。