他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
台風7号でお盆休みが台無しにされた
台風7号の影響を考えて、2023年8月15日、東海道新幹線は運休を決定した。
航空便についても関西方面で欠航となった。
8月15日深夜に台風は日本海沖へと移動したことから8月16日からは通常運行に戻すとのことで発表。
しかし、台風が去っても、そのあと、台風の影響と思われる大雨が静岡県内で降り続き、8月16日も新幹線は運行を見合わせることになり最大で10時間遅れとなったことで16日の運行が全て完了したのは17日の午前6時30分頃。
17日は概ね平常運行だと発表していたが、16日の大幅な運行の遅れにより、一部の列車で発車準備に時間を要し運行を見合わせることになり、始発から大幅な遅れが生じた。
運行を再開したのは午前8時30分頃となり17日もダイヤが大幅に乱れることになった。
最近は、ホテルの予約などは数か月前でも予約が取れない場合もあったりして、ホテルの予約は半年以上前から行なうこともある。
ホテルだけではなく、出先での食事や娯楽のための予約なども行っていたりしているので、出発直前になって大きな台風が来たから中止なんてことは考えたくないのだろう。
テレビのニュースを見ていると富士山登山のために色々と登山用品を揃えて10万円以上かかったのに、新幹線が運休で行けなくなったとガッカリしていた夫婦がいた。
また、帰省で帰ってきたものの、帰れなくなったと途方に暮れている若い夫婦がいた。
奥さんは妊娠中で、お腹の子供のことが一番大切なので、今日もチケットが取れなければ帰るのを遅らせるといったことを話していた。
リベンジ旅行・リベンジイベント?
今回の台風で、帰省や旅行を中止した人もいる。
また、徳島県の阿波踊りや、各地で行われるはずのイベントも中止になっている。
そんなことからリベンジ旅行、リベンジイベントなるものを計画する人達がいるとか。
リベンジという言葉からは「仕返し」という印象を受けるが、これは誰への仕返しになるのだろうか?
どちらかと言えば、「Redo」つまり「やり直し」という言葉の方が適しているように思う。
最近、「リベンジ」という言葉が多用されているように思う。
それは、「復讐」という意味合いではなく、もっと軽い意味で使用しているのだろう。
今回のように楽しみにしていた旅行などが自然災害により中止になったり酷いことになったりした時に、リベンジという言葉が直ぐに、出てくるというのは思考が常に戦闘モードになっているからではないだろうか?
だから、ちょっとしたことでイライラする。
車を運転していて、ずっと後ろに着いてくる車がいると、相手には何の他意もないのに思考が戦闘モードになっているから、なんで、ずっと着いてくるんだ?みたいな感じで腹を立てることになる。
逆に、後ろにいる車の運転手も、なんだ?こいつ、ずっと前にいるが、何がしたいんだ?とこちらも戦闘モードになってしまっているので、一触触発状態だと言えるので、ちょっとしたことで争いに発展するはず。
一億総中流化から一億総下流化に変わった日本
高度経済成長期の日本は、国民の生活が豊かになり「一億総中流化」という言葉が使われるようになった。
それと共に、「人を見たら泥棒と思え」という言葉を聞かなくなった。
それは、多くの人の生活が豊かになったからで盗みを働く必要がなくなったからだと言える。
しかし、今は人を見たら敵と思えという言葉こそ出てこないが、内心はそう思っている人が増えているように感じる。
日本人は平和主義者だとずっと教えられてきたが、日本が貧乏と言われるようになってからは、一億総下流化のような国に変わってしまった。
それと共に、対立主義者に変わったように思う。
経済的に貧しくなると人は心まで貧しくなる。
実話ではないが、ドラマ「転職の魔王様」で、あり得るだろうなぁと思えるエピソードがあった。
主人公の魔王様は居眠り運転に巻き込まれて足が一生不自由な体になり、大好きだった仕事を辞めることになった。
居眠り運転をしていた女性は魔王様を避けようとして命を失った。
魔王様は、なぜか加害者の葬儀に参列した。
そして、加害者の方と結婚するはずだった男性に、お前があの場所にいなければ彼女は死ななかったかもしれないと非難したのだ。
悪いのは、誰が考えても居眠り運転をしていた方。
それなのに、なぜあの場所にいたんだ?
何とも理不尽な人だと思う。
しかし、今の時代は、ドラマの中だけではく、普通に、そんな人が実際にいるように思えてしまう。
些細なことから始まり、何度となく、理不尽なことを経験することで、平和主義者でも対立主義者へと変貌を遂げてしまう。
負のスパイラル状態ではないだろうか?
戦闘モードの思考は強まるばかり。
住みにくい日本になるのは、もう目の前まで来ている。
各自が戦闘モードから平和モードに思考を変えなければ地獄のような世界が待っている。