案内してくれる鳥
2019年夏頃から駐車場から建屋に向かうときに白と黒の小さな鳥が自分の前を歩くようになった。
尾っぽというのだろうか?
それを上下に振りながらチョコチョコと早足で歩いているのが、なんとも愛らしい。
ときおり、歩きながら「チチッ、チチッ」という鳴き声を聞くと愛おしくなってしまう。(笑)
建屋の直前になると飛び立っていく。
まるで、自分を案内してくれているようで、思わず笑ってしまう。
寒くなると姿を見せてくれなくなる。
そして暖かくなってくるとまた、自分の前を歩いて案内してくれる。
鳥の名は?
ずっと、気にしていなかったが、突然、この鳥は何て種類の鳥なんだろうか?と思うようになった。
「白と黒 小鳥」で検索すると、画像検索の結果が最初に表示された。
思わず、これこれ、と心の中で叫んでいた。
名前は「ハクセキレイ」
スズメ目セキレイ科に属する野鳥。
尾っぽを上下に振る仕草が特徴で、英名は「Japanese Pied Wagtail」
漢字だと「白鶺鴒」と書く
鶺鴒というのは中国の呼び名で「背筋を伸ばした美しい姿勢の鳥」という意味があるようだ。
留鳥
寒くなると見かけなくなるので渡り鳥だと思っていたが、「渡り区分」としては「留鳥」といって、一年中同じ地域に生息して季節によって移動したりしない鳥になる。
このため、日本のどこに行っても見かけるらしい。
市街地、住宅地のような舗装された場所でも生息できてしまう。
夫婦のお手本
セキレイは夫婦の鑑だという。
セキレイは地面で餌をついばんでいるときでも、飛び回っているときでも、雌と雄は離れることなくいつも一緒です。この仲睦まじいようすを見て、昔の人は夫婦も恋仲にある男女も、こうあるべきだと教えられたというのです
身近にいる鳥だったが、知らないことが多く、今回、調べてみて知らないことが多いことを思い知らされた。