僕の周りでは新型コロナに感染したって人が1人もいません。
時々聞くのは友人の友人の会社の人が新型コロナに感染したとか、取引先の海外の会社で感染者がいたとか、遠い存在の人だけです。
なぜ、身近にいない?
これだけ、毎日、新型コロナの感染者が増え続けているのに、身近には感染者は1人もいないのが不思議です。
インフルエンザにかかったというのは、毎年、身近で何人かいます。
ノロウイルスで休むという人も1年に1人くらいは必ずいます。
しかし、昨年は共に1人もいませんでした。
今は、ほぼ全員がマスクやアルコール消毒を毎日しているので、インフルエンザにも感染しないのだろうと言われてます。
そう言われると、まぁ、そうなのかな?って思ってしまいます。
しかし、2021年4月25日までに、57万人近くの感染者がいます。これって金沢市の人口より多い数です。
そう考えると身近にコロナ感染者が、これまで1人もいないというのは、やっぱり納得できません。
身近に感染者いたら?
そこで、考え方を変えてみました。
もし僕の身近で感染者がいたら、どうなっているか?ってことです。
例えば同じ職場の社員が感染した場合です。
これを会社外の例えば顧客や取引先に伝えるでしょうか?
普通に考えれば伝えるべきことなので、ホームページなどで、「弊社社員、新型コロナウイルス感染症感染者の発生について」といった案内を出します。
ということで、このキーワードで検索してみました。
たくさん、ヒットしました。
そして、仕事で関わりのある企業が、いくつも出てきました。
でもオンラインやメールでやり取りしている営業マンなどからは、そんな話は聞いたことがありません。
考えてみれば社外の方と直接会って話すことが、ずっとないので、自社の社員が感染したとしても、わざわざいう必要はないですよね。
それに、コロナに感染した人いますか?って聞くのも調査されている?と思われそうです。
公表しないから
ここからは、僕の予測です。
新型コロナの感染者って実名や務めている社名などは、クラスタ感染した場所以外は公表されません。石川県ではカラオケクラスタが発生しても店名も公表していません。
これは風評被害を考慮した対応なのでしょう。
そうすると、企業の社員が感染していても公表しない場合があっても不思議ではありません。何よりオンラインでの対話ばかりだと、公表する理由もありません。
更に悪く考えると、社外には言わないという御達しが出されているかもしれません。
家族で感染者が出た場合だと、更に企業内でさえ公表しないという場合も考えられます。
インフルエンザなら特に隠すこともないので会話の中でも風物詩のような感じで話題にも上がりますが、新型コロナとなれば話は変わります。
見ざる・言わざる・聞かざる
こうやって、インフルエンザであれば、伝わってくるようなことが、新型コロナだと会話に上がってこないので、伝わってこないのかもしれません。
自分の家族で感染者が出てもインフルエンザのようには、話したりしないでしょうから、実際には身近にいるのに、知らないだけで実際には沢山いたって可能性もあります。
知らないだけって人が多いと、緊急事態宣言中でも1年以上、身の回りで新型コロナの感染者はいないんだから、自分の周囲は安全なんじゃないの?って勘違いしても不思議ではありません。
安全だと思ってしまうと、緊急事態宣言中でも普通に行動してしまいます。
コロナは有名人と同じで遠い存在
誰がまでとは言いませんが、少なくとも所属している団体名(企業、学校等)は公表することで、新型コロナが自分の近くにやってきているんだって感じになると思うんです。
芸能人をテレビや映画のスクリーンで見るだけで実際に会ったことがない人にとっては、本当にいるの?って感じになるように、新型コロナもテレビやネットだけの存在に見えてしまってる人が沢山いる可能性だってあるんです。
1年間、国や地方自治体の言うとおりにやってきても、感染者は減るどころか、1年前より増えています。
1回目の緊急事態宣言の時は、ゴールデンウィークに重なりましたが、国民が一丸となって国の言うとおりに従いました。
その結果、感染者はゼロではありませんが、全国的に激減しました。
信頼を失った
すると、2020年7月にはGotoトラベルを始めてしまい、人の流れを全国的にシャッフルしてしまったことで、8月には感染者が急増。その結果、お盆休みは帰省を控えてください。9月に入り平衡状態になると2020年10月からはGoto Eatを始めてしまいました。
その結果、11月から年末年始にかけて感染者が急増です。また国は年末年始の帰省を控えてくださいです。国民には、多人数での会食は控えてくださいとか言ってたくせに、総理をはじめとした政治家は何食わぬ顔で多人数の会食を行っていました。
休業要請を出してる割には、政治家や厚生労働省はコロナの薬も認可しようともせず、毎日、同じことを言ってるだけで、これまで通りに給与も賞与も支給されている。
国は自分たちの言っていることを守らず、更には言うことを聞いても何に変わらない。
いや、むしろ1年前より酷くなっている。
あいつらの言うことなんて信用できない。
そんな状態で緊急事態宣言を出せば反発するだけです。
これで、時短営業だとか、アルコールの提供をやめられてしまうと、路上で飲むしかなくなります。
まず、 国とすれば国民の信頼を回復する努力が必要です。
政治家、公務員は、今後、自分たちが控えてくれと言ってることは絶対にしない。もし破った場合には、辞任、辞職します位の誠意を見せて国民の信頼を回復しないと始まらないと思います。
そして、新型コロナを身近に感じさせるために、感染者の情報を積極的に公表するべきです。