僕が子供の頃、高級アイスと言えば、レディボーデンでした。
今は、更に、ハーゲンダッツ、GODIVAを、スーパーやコンビニで見かけます。
価格は、3社とも、ほぼ同じですが、味でいうと、GODIVAはアイスクリームにすると美味しさが感じられませんでした。このため、もっと安価なアイスでもGODIVAより美味しいものが沢山あるように感じます。
やはり、ハーゲンダッツ
やはり、群を抜いて美味しいのは、ハーゲンダッツで、レディーボーデンも美味しいとは思いますが記憶に残りにくい味です。
ハーゲンダッツには、アソートボックス(6個入り)880円(税抜)があります。
アソートボックスは1個当たり、約147円(税抜)なので、ミニカップの約半額です。
これは、アソートボックスが1個当たりの容量が70gに対して、ミニカップの容量が120gとなっているためです。
ちなみに、スーパーでは値引き販売を行っていますが、コンビニは定価販売になっていますので、大量に購入する場合には、スーパーで購入した方が良さそうです。
ハーゲンダッツの名前の由来は?
美味しいミルクのイメージがある、北欧のコペンハーゲンの「ハーゲン」と響きの合う「ダッツ」を組み合わせて、ハーゲンダッツとしました。そして、生産工場は、米国、フランス、日本の3カ所しかありません。
ハーゲンダッツは、なぜ美味しい?
ハーゲンダッツには、キッチンフレンドリーという言葉あります。
これは、家庭のキッチンに置いてあるような誰でも知っている素材を使うことです。
そして、ハーゲンダッツのアイスクリーム作りの基本理念となっています。
このため、原料は、牛乳・卵、砂糖の3つだけで、安定剤や、乳化剤が入っていません。これにフレバ―毎に、バニラ、チョコレート、グリーンティなどが加わりハーゲンダッツになります。
ハーゲンダッツは、同じ容器に入れた場合に、他社のアイスクリームに比較して重くなります。これは、空気の量を極力減らしているためです。
これは、空気が少ないほど、濃厚でなめらかな味になるからです。
ハーゲンダッツの空気含有量は20%程度ですが、更に減らそうとすると、乳脂肪分を増やす必要がありますが、これがとてもコストがかかるそうで、空気含有量を0に近づけようとすると、価格が凄く高くなってしまいます。
空気含有量、ほぼ0%のアイスもあった
ハーゲンダッツ製ではありませんが、スナック三―というところから、リアルバニラアイス〜Zero Air〜として販売されていました。
その価格は、6個で3,500円(税・送料込)だったので、1個(120mg)当たり、約600円です。価格だけならハーゲンダッツの約2倍です。
現在は、販売されていないので、やはり、コストがかかるので続けられなかったということでしょうか?
ハーゲンダッツは、溶けやすい
アイスクリームは氷の結晶でできています。
このため、一度、溶けてしまうと氷の結晶が大きくなってしまうので再度、凍らせてもザラザラした食感になります。
そしてハーゲンダッツは安定剤を使用していないので溶けやすくなっています。
このため、ハーゲンダッツは温度管理が必要で、買ったら、冷凍庫に入れて早めに食べる必要があります。
ハーゲンダッツの実店舗は?
昔は、ハーゲンダッツの実店舗が日本にもありました。
しかし、2013年4月25日に、日本国内の店舗が全て閉店となりました。
元々、実店舗はブランドの認知を目的に展開したものでした。
スーパー、コンビニでの売り上げが大きくなってきたことから、実店舗の閉鎖を決めたということが理由です。
中国では、実店舗が200店舗程度あるそうです。
価格は、50元~100元(約800円~1,600円)だとのこと
Amazonでは「ハーゲンダッツの業務用2ℓ」というものも出品されていますが、何となく怪しい感じがします。