2019年7月17日に令和最初の芥川賞と直木賞が決まりました。
芥川賞は今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」、直木賞は大島真寿美さんの「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」でした。
芥川賞受賞作品
直木賞受賞作品
芥川賞の「芥川」といえば、芥川龍之介で著書も蜘蛛の糸、羅生門といった著作が直ぐに思い浮かびますよね。
では、直木賞の「直木」は?
僕は直ぐに顔も、著作もフルネームさえ頭に浮かんできませんでした。
名前は、「直木 三十五(なおき さんじゅうご)」で小説家でもあり、脚本家、映画監督でもあったそうです。
代表作は、「南国太平記」「合戦」
賞を受賞した方の作品を読むのもいいと思いますが、これを機会に、賞の名前になっている方の作品を読むのも良いのではないでしょうか?
以下は、参考までに
作家:無名あるいは新人作家
作品:純文学
「純文学」とは、純粋な芸術性を目的として創作される文芸作品のことです。
直木賞は、正式名称が、直木三十五賞で以下が対象です。
作家:中堅作家
作品:大衆小説
「大衆小説」とは芸術性より娯楽性に趣きを置いている作品になります。
直木三十五さんが、脚本家、映画監督でもあったことから直木さんの名前の賞になったのかもしれませんね。