最近、カラスが水飲み場で、蛇口をくちばしでつついて捻って水を出し、更に水を飲む時と水浴びする時で水の出方を調整しているという記事を見ました。
都市部で暮らすカラスは人間の行動をよく見ているので蛇口を動かすと水が出るという場面を何度も見たことで覚えてしまったのでしょう。
そして捻る度合いで水の出方が変わることは実際に経験したことで理解したのかもしれません。
更に、カラスがクルミを道路に置くと車が間一髪でクルミを割らずに避けていくという
車のCMが過去にあったように、カラスはクルミを道路に置いて車に割らせることを学習したようです。
偶然、カラスが山などで車がドングリなどを踏んで割れるところを何度も見て覚えたのではないかと思います。
カラスは見たことを真似することができて、更に記憶力もあるのでしょう。
しかし、現段階でカラスは記憶して真似をするところまで。
そこから新たな何かを生み出すということはできないような気がします。
しかし、これを繰り返していく内に脳が発達して「知能」と言われる能力が備わってくる可能性はあると思います。
今後のカラスの行動に注目です！
