最近、カラスが「怖れるものはない」みたいな感じで、車道を歩いている。
直ぐ横を車が凄いスピードで走り抜けていくのに、怖れる様子は全くない。
自分が歩いている道路に車が来ると感じてもギリギリまで引き寄せて、飛び立っていく。
自分の車の目の前をカラスが突然、飛んでくるので驚いてしまう。
地元の新聞を見ていても、金沢市中心部でカラスのふん害が酷く、地面が真っ白になっているという記事が書かれていた。
例年は渡り鳥のカラスが飛来する10月から苦情が増えるが、今年は8月後半からあったそうだ。
画像提供:金沢市
カラスは午後4時半ごろから集まってくる。
木の上で鳴いたり芝生の上を跳ねたり、雨上がりには土から出てくる虫を狙ってか、大群で地面をついばむ。
1~2時間騒いだ後、午後6時ごろには大量のふんを残して、いなくなる。
ガラスが大群で屯していたら、相当怖いだろう。
新聞を読み進めると、カラスの種類についても書かれていた。
カラスというのは1種類だと思っていたが、金沢のカラスには定住型と渡り鳥型の2種類が存在するとのこと。
定住型は、「ハシブトガラス」、渡り鳥型は、「ミヤマガラス」になる。
おおらかなのが、ミヤマガラスで、好奇心が強くて環境によって攻撃的なのが、ハシブトガラス。
これまで、あまり注意深く見ていなかったので、最近、道路を堂々と歩いているカラスがどっちなのか?正直、よくわからないが、道路を堂々と歩いていることから、おおらかと感じられるので、ミヤマガラスだったのかもしれない。
カラスは減少傾向
金沢市は毎年11月~翌年1月までカラスの生息調査を行っていて、中心部で確認された1日当たりの個体数は2021年度は4214羽で、前年度の4758羽からは減少している。
1999年には約9千羽だったので、現在は半減していることになる。
金沢からいなくなったカラスは、どこに行ったのだろうか?