8年前のこの時間の事を思い出したく無い方は、これ以上は読み進めないでください。
最初に、2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
あの日、打ち合わせをしていたら突然、揺れが始まりこれまでに無いくらい長く続いた。揺れ自体はあまり強くはなかったが揺れが続いた時間の長さから誰もが普通の地震ではないと確信していた。隣の会議室にはテレビがあったので見にいくと既に何人かがテレビの電源を入れていた。自分が最初に見た映像はお台場の一部が燃えているものだった。東北〜東日本の広範囲で大きな地震が起きたのだという事だけを確認し仕事に戻った。家に帰ると家族が凄い事になっているとテレビの画面を指差した。それは現実とは思えない程の津波の映像で言葉が出なかった。
（津波は最大でビル10階まで到達する高さだったと後から知った。）
その後、原発でメルトダウンが発生。テレビ番組は何日も報道特別番組、CMは自粛と今までに無いことが次々に起きた。
1週間以上経過しても宮城県に住んでいる親戚との連絡は取れず、無事かどうかさえ知ることができなかった。2週間を過ぎて連絡があり、ようやく無事が確認できた。
直接の被害はなかったが当時の事は今も鮮明に残っていることから実際に被害に遭われた方は、どれほどの恐怖だったのだろうか。
その後、大きな地震はまず起きないとされていた熊本でも震度7以上の地震が続いたり、西日本では大雨による洪水の被害と日本は自然災害が続いている。
もう、これ以上は止めてくださいと切に願います。
