緊急地震速報が・・・
2024年6月3日 AM6:31 突然、スマートフォンから緊急地震速報の音が鳴り響いた。
車の運転中で、車を一旦、止めて様子を見ていた。
数分待ったが、もう一度、緊急地震速報の音が鳴りびいていたが、揺れを感じることはなかった。
テレビからは震度の情報が表示されたので、既に地震が起きたことがわかった。
車を発進させた。
出先に到着して、ネットのニュースを見ていると、能登では震度5強の地震でかなり長い時間続いたようだ。
石川県知事はまたも不在
その後、更に、また、石川県知事が地震発生時に石川県内にいなかったという報道がされた。
知事だけではなく、危機管理担当の副知事も不在だったという。
この二人は、首都圏に自宅があるので2024年1月の能登半島地震でも自宅に帰っていて、石川県内にはいなかった。
副知事は2人いて、残っていた1人が指揮を取ったようだ。
馳浩知事と危機管理担当の西垣淳子副知事=経済産業省出身=が、発災時に県内にはおらず、東京都内にいた。2人は、元日の能登半島地震でも東京にいて不在で、政府のヘリコプターで発災から7時間余りたって県庁入りしていた。
知事は3日午前9時すぎから首相官邸で岸田文雄首相らと面会予定で、前日から離県していた。県秘書課によると、面会は政府が地震の復興基金を創設する方針を示したお礼で、西垣副知事も一部行程を知事とともにするため、昨日から県内を離れていたという。
【出典】馳知事と危機管理担当副知事、元日に続き不在 知事「全く問題ない」 [能登半島地震] [石川県]:朝日新聞デジタル
不在でも全く問題ありません
結局、知事は、3日の午前11時過ぎに県庁に戻った。
知事の戻り時間に合わせた正午前になって、ようやく、初めて県災害対策本部員会議が行われた。
会議のあと、記者が知事に対して「首都圏に自宅を置く2人が不在のときに再び強い地震があったことについて質問すると、「全く問題ありません」と答えている。
知事は3日午前11時すぎに県庁に到着し、朝の地震を受けて、正午前に初めて開かれた県災害対策本部員会議に出席し、被害状況などの説明を受けた。
会議後、知事は報道陣の取材に応じた。首都圏に自宅を置く2人が不在のときに再び強い地震があったことについて、「全く問題ありません。今回の場合は総理官邸のお礼に行くためであったという事情はまずご理解ください」と述べ、「そういう時のために、必ず3人(知事と西垣、徳田両知事)のうち1人は金沢に留まると、十分連絡を取り合い、私も総理とも連絡を取り合って対応の指示をした」と説明した。
知事と危機管理監室を所管する西垣副知事のどちらかが県内にいる状況をつくるべきではとの問いには、「今後も海外出張を含めて様々な事案があるが、3人のうち必ず1人は県内に留まる体制で対応する」と従来の方針通りとした。
【出典】馳知事と危機管理担当副知事、元日に続き不在 知事「全く問題ない」 [能登半島地震] [石川県]:朝日新聞デジタル
石川県より東京が大切?
つまり、石川県では知事が不在でも何の問題もないということだ。
不在でも「全く問題のない」と言ってしまうと、不在でも全く問題のないような存在なら石川県に知事は不要ということになってしまう。
そして、知事と副知事の中の誰か1人が必ず石川県に残るようにすることで緊急時に対応ができるようにしておくというのは、わかるが、大きな災害の時に常に東京にいたととなると、石川県の知事は石川県より東京の方が大切なのではないか?という不信感を持ってしまう。
そうすると、そんな人に石川県の知事を務めて欲しいとは思えなくなる。
このため、自分自身で存在を否定するような発言は慎むべきで、素直に問題として認めて改善に努めるべきだと思う。