スマートホーム
スマートホームとは、家電製品やシステムをインターネットに接続して、リモートで管理や自動化ができるようにするもの。
スマートスピーカーを使って音声で照明を調整したり、スマートフォンでエアコンを操作したり、監視カメラをリアルタイムで確認したりすることができる。
最近では、家の鍵をスマートロックにする人も増えてきたようで、スマートフォンを持ってドアの前に立つと自動で解錠したり、廊下に出ると人感センサーが感知して暗い場合には廊下の電灯を自動で点灯させるといったこともできてしまう。
便利だがストレス・・・
最初は、便利な世の中になったものだと思っていたが、今は少し変わってきた。
今、家には、スマートホームに対応している家電として、エアコン(温度センサー)、冷蔵庫、テレビ、照明(スイッチ)がある。
これに家の鍵・ドアセンサー、に防犯カメラ、人感センサーなどがある。
これらが全て家のWi-Fiに接続されてインターネットから利用できるようになっている。
そして電池を動作するものも含まれているので、電池の管理も必要になってくる。
ストレス以外の何物でもなくなってきた。
先日、うっかりと物置部屋の防犯カメラのアラートをオンにしてしまったところ、電気をつけて部屋に入った瞬間にアラート音が鳴り響き、何事だと?かなり驚いた。
この時に思った。
機器が増えていけば、それだけ人間が管理しないといけなくなる。
それは、人間にとってのストレスになっていく。
スマートホーム対応機器を増やしていけば生活は快適になるのだろう。
しかし、それらの機器を管理するために人が労力を使わないといけなくなる。
それは、機器が増えれば増えるほどストレスは階乗的に増えていく。
そう考えるとスマートホームというのは精神的には快適になるのだろうか?
スマートホームを使う人間もレベルアップしないと、せっかく快適になっても管理するためにストレスを感じるので快適さは十分に感じられなくなる。
防犯カメラが一番のストレス
防犯カメラには動体検知や人検知機能が付いているのが一般的だ。
そして、常に録画するというわけではなくて、検知した前後のみを録画するというのが多い。
最初、不審者が入って来たときに便利だと思ったが、よく考えると、不審者なのか、そうでないか?なんてカメラは判断できないので、動くもの、人のようなものを検知すると録画を始めてしまう。
録画するだけならいいが、スマホに通知が来る。
通知は無効にしても良いが、本当の不審者が来た時に通知がないのでは意味がない。
そんなことから有効にするが、そうすると、自分が検知されて「検知」されましたという通知が来てしまう。
それは1回や2回ではない、何回も繰り返し送られてくる。
逆に言うと、検知機能を全て無効にしてしまうと録画をしてくれないことになる。
何とかならないものかと悩んだ。
入口の扉部分だけを検知エリアに指定してみたが、所詮カメラは2次元なので、平面で検知してしまうので家の前を通っても扉と重なれば検知してしまう。
うーん、スマートじゃない・・・(笑)