歩道で自転車がぶつかってきた
先日、知人がスーパーに買い物に歩いて出かけた時に歩道を歩いていると反対側から歩道を自転車に乗った若い男性走ってきた。
道路交通法上、自転車は軽車両と位置づけられているので、歩道と車道の区別のあるところは車道通行が原則となる。
自転車が歩道を走れるのは「普通自転車歩道通行可」の標識等があるときのみ。
しかも、自転車レーンがあるにも関わらず歩道を走ってきたことになる。
自転車はスピードを落とすこと避けようとすることもなく向かってきた。
当然の結果、自転車と接触。
しかし、自転車に乗った男性は止まることも、謝罪の言葉もなく走り去っていった。
それどころか、悪態をついていたというのだから驚きだ。
自転車には自動車やバイクと異なりナンバープレートが設置されていないので、知り合いでもない限り誰かを特定するのは無理。
防犯登録のシールは貼られているかもしれないが、シールの番号を確認することなど不可能だ。
歩行者にもドラレコ
自動車にはドラレコが搭載されている場合が増えているので、通りすがりの人の車のドラレコに映像が残っていれば提供してもらうこともできるかもしれないが、車も走り過ぎて行くので車を止めて協力を依頼するなんてことは無理がある。
何より自転車とぶつかって、ビックリしている状態でそんな機転が働くはずはない。
このため、歩道を歩いていて自転車とぶつかっても犯人を特定することができないので、泣き寝入りすることになってしまう。
自転車だと運転者が特定できないので、危険な運転をしても咎められることもないので強気になってしまう。
事故が起きてからスマホを取り出して撮影しても事故の瞬間の証拠は残らない。
今や歩行者もドライブレコーダーを装備して歩かなければ行けない時代になってしまったようだ。
テレビで放送されていたのは、MITSUBAのFITT360 PB。
首からかけるタイプのウェラブルレコーダー。
左右2台、後方1台のカメラで前後左右360度の映像を記録することができる。
専用アプリを使えばリモートコントロール、バッテリー残量の確認、ストレージ管理、録画データの再生など多様な機能を利用可能。
以下は、プロモーション動画
そして、実際に録画された映像も、Youtubeで公開されていた。
歩行者用のドラレコは、まだまだ発展途上なので、完ぺきという感じではない。
しかし自転車に乗っている人のマナーがこれから劇的に改善されるとは思えないので、歩行者のドラレコは今後、必須になっていくように思う。