2024年8月8日
これまで、南海トラフ巨大地震の想定震源域内で地震が起きても「現在のところ、南海トラフ沿いの大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」といった発表ばかりだった。
しかし、2024年8月8日の地震のあと、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会および地震防災対策強化地域判定会を開催し南海トラフで想定されている大規模地震との関連性について調査を行なったところ「南海トラフ地震の想定震源域では新たな⼤規模地震の発⽣可能性が平常時と⽐べて相対的に⾼まっていると考えられます」という発表がされた。
※特定の期間中に⼤規模地震が必ず発⽣するということをお知らせするものではありません。
「巨大地震に注意」というのは、具体的にはどういうことなのか?
東京新聞の記事を読むと以下のように書かれてあった。
「世界の事例ではマグニチュード(M)7以上の地震発生後、1週間以内にM8級以上の地震が起きるのは数百回に1回ぐらい」と説明。それでも「普段より数倍、(地震が)発生する可能性が高くなった」と話した。
【出典】南海トラフ巨大地震「注意」とは? 過去事例では「数百回に1回」というが… 専門家が語る「危険度」:東京新聞 TOKYO Web
つまり「巨大地震に注意」というのは、1週間以内にM8級以上の地震が数百回に 1回くらい発生することがあるので注意して欲しいという内容になる。
こんな発表があったことを自分は記憶していない。
しかし、大きな地震があったあとに「巨大地震に注意」などという発表をされるとどんなに不安な気持ちになるか・・・自分自身も大きな自信を今年経験していて、今も不安な毎日を送っているのでよくわかる。
気象庁も十分理解できているはずなので、それでもあえて発表を行ったということは、これまでとは何かが違っているということなのだろう。
ニュース速報は心臓に悪い
この記事を書いているのは、翌日の8月9日の早朝にテレビではニュース速報が流れたのでドキッとした。
何が起きたんだ?と思って見ていると日本人選手が金メダルを獲得したという内容だった。
オリンピックが始まってから、この手の緊急速報の音が鳴り響くと緊急地震速報なのか?と思ってドキッとする。
正直、やめて欲しい。
緊急速報でテロップを流すのは良いがアラーム音のような音には必要以上に敏感になっているので心臓に悪い。
テレビ局は自分等は経験していないからなのか、警告音を簡単に使用するように思う。
これは、経験したものでないとわからないことだと思うので早急にやめて欲しい。
テレビ局には要望を伝えているが聞く耳をもたないのか、何も改善してくれていないテレビ局が今でもある。
これからは、ずっと地震に怯えながらの生活になってしまうのだろうか?