まだまだ続いて欲しい
昨年末の話になる。
テレビで「世にも奇妙な物語」のPR予告が流れていた。
2024年12月14日に新作が放送されるようだ。
ストーリーテラーのタモリさんが出ていて、久しぶりにタモリさんの姿を見ることができたが、正直、まだ続いてくれていたのかと嬉しくなった。
1990年4月19日「世にも奇妙な物語」が始まった。
オムニバスドラマ形式で、不快さや驚きのあるストーリー展開で物語毎にストーリーテラーのタモリさんが登場して物語の入口と出口を案内してくれるのが特徴的。
物語の内容はタイトル通り、視聴者に強い印象を残すエピソードが多い。
最初の物語は「恐怖の手触り」で主演は中山美穂さんだった。
連続ではないものの34年も続いているのだから長寿番組と言える。
ここまで書くと「世にも奇妙な物語」の昔からのファンのように思われたかもしれないが、実は、ほぼ見たことがない。
なぜか?というとホラー作品が苦手で、世にも奇妙な物語の予告編などの雰囲気が「ホラー作品」をイメージさせてしまう。
厳密にいうと、見るのは平気なのだが、見たあと、一人になった時などに、見た内容を思い出してしまうことがある。
すると、あれこれ考えなくても良いことまで考えてしまう。
風呂場で頭を洗っている時に、もしかすると後ろに誰かいるかも?とか
職場で一人で仕事をしている時に、ドアが開いてチェンソーを持った人が入ってきたら?みたいな、考えなくてもよいことが次々に頭に浮かんできて自分自身で不安な状態に追い込んでいく。
そんなことから「ホラー作品」は見ないようにしている。
自分が経験した奇妙な話
世にも奇妙な物語になるほどではないが、近いことは経験したこともある。
以前にブログで書いているので、ここで書いてしまうと重複するので、内容については以下の参照して頂ければと思う。
ただ、上記の内容以外で過去を振り返っても、「世にも奇妙なこと」を経験したことを思い出すことができない。
正確には年齢を重ねるに連れて世の中には奇妙な出来事なんてないと思うようになってきた。
今、目の前で起きたことは、どのような内容であれ奇妙なことでも何でもなく現実であり事実だと受け取るように変わってきた。
そんな風に考えるようになって不思議と怖さとか不安な気持ちが生じなくなっていった。
その結果、奇妙な話を経験することもなくなっていった。
考え方一つで、奇妙な話は生じなくなるのだろうか?
その瞬間、この話が奇妙な話になってしまった。