日本のAndroidタブレットは酷い
Androidのタブレットを見ていると、日本の会社のものは中国の会社のものと比べると値段が高くてスペックは低い。
随分前は、日本の会社のものが値段が高くてスペックは高かったので、スペックでも日本は中国に負けてしまったことになる。
高くて低スペック。最悪だ。
ワイヤレスイヤホンも酷い・・・
ワイヤレスイヤホンも、同じだろうなぁと思って見ていると、やはりEarFan、Anker・・・中国の会社ばかりだ・・・と思っているとSONYの高いワイヤレスイヤホンが登場したが、高いだけで、あまり魅力は感じなかった。
次に目についたのが「Nakamichi 」5,980円 クーポンで更に1000円引き。
「なかみち」?これって日本の会社?
自分は知らなかったが、日本の高級オーディオメーカーだったようだ。
充電ケースは大きめ、ノイズキャンセリングではなく、ノイズリダクション・・・
ノイズリダクションは、価格を考えると仕方ないとしても、あまり魅力的なスペックは見当たらない。
この時点で、個人的にはダメだと思った。
レビューを見ても賛否両論って感じでパッとしない。
これが、今の日本を象徴する姿であり、Nakamichiに限ったことではない。
今の日本で凄いものは?
今の日本で、凄いものと聞かれて答えが直ぐにだせるだろうか?
日本の車?
それはない、ダイハツに始まり、トヨタ、マツダ、ホンダ・・・と不正祭りが大流行中という感じだ。
カメラ?日本と言えば、車とカメラが定番だった。
しかし現在のカメラは、米国のGo-PRO 、中国のDJIと日本の名前を確認することはできない。
日本の名前が確認できるのは、冷凍食品。
ニチレイ、本格炒め炒飯は世界一売れている冷凍炒飯らしい。
日本の温水便座は世界一。
しかし、これは随分前からのこと。
凄いのは過去のものだけ
日本のアニメが世界一と言われていたのは、セル画を手で書いていた時代。
今後、CGが主流になっていけば、CG技術で劣る日本に勝ち目はない。
米国をはじめとして、韓国や中国に世界一の座を奪われるのは時間の問題。
アニメの聖地、日本というのは長くないだろう。
いや、日本には漫画があるというかもしれない。
しかし、漫画も海外の成長は早い。
特にAIによる自動生成は中国が得意とするところ。
次の漫画の世界的ヒット作は日本ではなく、中国になる可能性が高くなっている。
今の日本は、まるで、考えることを止めてしまったのではないか?と思えるほど、考えていないと思えることが多い。
先にあげた、Androidタブレットやワイヤレスイヤホンは、ただ、真似をしているだけ。
日本のオリジナリティは全く感じられない。
まるでインターネットで調べただけで、製品にしてしまったかのような出来栄えだ。
愚かな選択をした日本
日本が考えることをやめたのは、いつからなのだろうか?
本ブログでも何度か書いているが、コストダウンだと生産体制を国内から海外へ渡してしまったこと。
made in Japan を失っただけではない、日本の色んな技術も一緒に失われた。
バカ息子が、親が苦労して築き上げたものを全て海外に渡してしまったのと同じだ。
その瞬間、日本は、安く買う、出て行くお金を減らすことだけに一生懸命になり、考えることを止めてしまった。
企業は支出を減らすため、人員を自由に減らしたり増やしたりできるようにに正社員を減らして派遣社員を増やした。
日本は職を失い貧乏になっていった。
企業はこれからは日本市場ではなく世界市場だと更に海外へ進出していった。
更に職はなくなり貧乏が加速した。
企業は社員は顧客でもあることに気付いていなかった。
社員の給料を安くすることは買う行為を減らすことになることさえ考えようとしなかった。
目先のコストだけを見て安いとことに出す。安いところから買う。
価格優先なので必然的に品質も疎かになる。
卵が先が鶏が先か?の問題ではない。
まず、何が必要なのか?
その一点を考えれば、愚かな選択をすることはなかっただろう。