今回は出先のため、文章だけになる。
何かを変えてくれる
選挙活動中の石丸候補を見ていて、何かを変えてくれる期待感を凄く感じた。
もしかして?本当に変わるかも。
そんな気がした。
結果は?
しかし、東京都民の判断は小池都知事だった。
得票率を見ると10代〜30代では石丸候補が小池候補を超えていた。
これに対して40代以降は小池候補が上回っていた。
小池候補は年代が高くなるに連れて得票率は増えていき、石丸候補は減っていく。
日本は少子高齢化が進んでいる。
それは、東京都も同じ。
50代を頂点とした正規分布の人骨比率になっている。
【出典】https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/03/21/08.html
日本では年齢が高い層の票を獲得できないと不利になる。
また、選挙に行くのも年齢が高い人の方が多い。
選挙に行く割合が最も多いのは70歳から74歳で74.13%.最も少ないのは20〜24歳で30.69%
これに尽きると思う。
石丸候補が強かった年齢層の投票率は30%〜50%、これに対して小池候補は50%〜75%
【出典】https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/
石丸候補の獲得数が少なくなるのは当然の結果だ。
石丸候補の悪い癖
石丸氏は、SNSをベースとしているので年齢層が高い人に対して知名度がない。
石丸候補に以下のような質問をした方がいた。
- 今回の選挙戦を振り返って勝利には届きませんでしたけど、その要因はどのように捉えていらっしゃいますか?
石丸候補の答えは、以下の通り。
- はい、まず勝ち負けという表現が実にこの選挙にそぐわないなとかねてより思ってます。結果はあくまで都民の総意が可視化されたというだけであって都民において勝ちも負けもないですよね?そういう意味です。
石丸候補にも質問者の意図は伝わっているはず。
石丸候補の悪い癖で感情的になると質問を否定しようとする。
つまり、質問に答えたくないので質問を否定して質問に問題があるように仕向ける。
しかし、選挙活動中なら笑顔で答えていたはず。
これが幼稚で年齢層が高い人に対しては印象を悪くする。
年齢層が高い人に受け入れられない大きな要因の一つだと思う。
その後もいろんな質問をされたが、全てに対して言葉尻を捕まえて質問自体を否定するようなことを繰り返していた。
絶対勝ちますよ?
そして別の会見では石丸候補はニコニコしながら以下のような発言をしている。
- 今回、明らかな劣勢から始まっています。しかし、終わった段階でこれだけメディアが来ている。次やったら絶対勝ちますよ。
絶対勝ちますよ?石丸候補が、よく使う「どの口が言ってるんだ?」という言葉が頭に浮かんできた。
「勝ち負けという表現が実にこの選挙にそぐわないなとかねてより思っている」のではないのか?
石丸候補自身も選挙を勝ち負けで考えているということを証明したようなもの。
選挙に「負けた」と思っているから悔しかった、悔しい気持ちを何とかしたくて感情的なってしまったのではないのか?
つまり、その時の感情で態度が変わってしまう、ごく普通の人ということになる。
選挙活動中、手応えは感じていたはず。
もしかして、いけるのでは?そう思っていたかもしれない。
石丸候補後何と言おうと日本では選挙は勝ち負け。
票をたくさん獲得した者が当選し、少なかった者は落選する。
これを日本では「勝ち負け」で表現している。
都民においては勝ち負けはなくても、候補者においては勝ち負けはある。
これに関しては愚答と言わざる得ない。
「負けに不思議の負けはない」このことから石丸候補は何が悪かったのかしっかりと分析して次に活かすべき。
少なくとも、石丸候補が、メディアが報道しなかったからなどというのは原因にならない。
マスコミの質問を否定して優越感に浸ろうとするというのは精神的に幼すぎる。
もっと、大人になれ石丸伸二。