今週のお題「初夢」
いつ見た夢が初夢か?
初夢は、いつ見た夢なのか?ということで、以下の3つの説があるらしい。
- 大晦日の夜から元日の朝
- 元日の夜から2日の朝
- 2日の夜から3日の朝
しかし、初夢というのであれば、元旦以降で初めて見た夢で良いのではないだろうか?
大晦日からずっと起きていて、朝になって眠って、仮に昼間に夢を見たのであれば、それが初夢だと思う。
一富士二鷹三茄子
もう一つ、初夢で見ると縁起が良いとされているもの、それが富士山、鷹、茄子の3つ。
縁起が良いとは言われているが、これまで富士山、鷹、茄子の夢を見た記憶が一度もない。
なぜ、富士山、鷹、茄子なのだろう?
富士山は日本一高い山という程度は想像できるが、高い山と縁起が良いことが、どのように繋がるのか?というと説明できない。
鷹、茄子に至っては、想像さえできない(笑)
調べてみると、色々と説があるようだ。
- 駿河の名物を順に挙げたもの
- 駿河の国で高いものを順に挙げたもので、一に富士、二に足高山、三に初茄子の値段のこと
- 富士は高大、鷹はつかみ取る、茄子は成すの意で、縁起のよい物を順に挙げた、など、駿河にかかわるものが目につきます。
なぜ、駿河なのだろうか?
駿河は徳川家康公、ゆかりの地だということらしいが、地域が限定されすぎなので、ちょっと違うような気がする。
そうすると、残りは3番目の説。
富士は高大、鷹はつかみ取る、茄子は成す ということではないだろうか?
初夢で悪い夢を見たら?
では、初夢で悪い夢を見てしまったらどうすれば良いのだろうか?
夢を食べてもらう。
夢を食べるといえばバク。
バクというと、
しかし、バクというのはタイ語で「まぜ物」を意味する言葉になる。
神様が動物を創造したときに、最後に余った材料を繋いで作ったのがバクだということ。
鼻は象に似ているが象より短い、サイに似た体型、前足は4指なのに後ろ指は3指しかない。毛も生え方が、まばらで短い。
実は、夢を食べると言われているのは、中国の架空の生物である「獏」になる。
鼻が象、目は犀、尾は牛、足が虎、体形は熊。
その皮を敷いて寝れば疫病を避け、その形を描けば邪気を払うと言われている。
獏の皮を敷いて「寝れば」疫病を避けることができるというのが、日本では悪夢を食べるに変わったと言われている。
どうやって夢を食べてもらうだろうか?
どうやら「バクバクバク」と3回唱えると食べてもらえるらしい。
それで、初夢は?
蘊蓄はこれくらいにしておいて、本題の初夢はというと・・・
大晦日は21時過ぎくらいに寝てしまって・・・23時40分頃に目が覚めて、紅白の結果発表を見て、行く年くる年を見て、また寝た。
すると、テレビからではなく、生の除夜の鐘の音が微かに聞こえてきた。
やっぱり、生の除夜の鐘は情緒があるなぁと思いつつ目を閉じていると寝てしまったようだ。
翌朝、目が覚めたものの、除夜の鐘がよかったなぁということしか記憶に残っておらず、初夢を見たのかどうかが記憶にない・・・
ただ、除夜の鐘を聞きながら眠りにつくことが出来たことが一富士二鷹三茄子の夢を
見るよりも良かったなぁというのが正直な感想になる。