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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

懐かしいぺんてるのシャーペン「スマッシュ」

日本文具大賞の発表があった。

機能部門とデザイン部門がある。

機能部門の大賞は、「ほぼ日のアースボール」

デザイン部門の大賞は「いろ色きもちきっぷ」

どちらも、初めて聞いた名前で、名前からは、どんな文具なのか想像もつかない。

ほぼの日アースボール

まず、ほぼの日アースボールから調べてみた。

「ほぼ日のアースボール」は、国境も国名もない地球儀です。
宇宙から見た、そのままの地球です。
スマホタブレットをかざすと、地球の「今」がごらんいただけます。
世界のいろんな情報がとびだします。
ほぼ日がつくったのは、そんな地球儀です。

【出典】ほぼ日のアースボール

ボールのような地球をスマホタブレットで写すと地球儀のようになったり、百科事典のように地球上の色々な情報を教えてくれたり、今現在の、地球上の雲、気温、雨の状況がわかるというものだった。

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アプリがあれば、アースボールはいらないような気がするが、子供と一緒にということになれば、ボールがあった方が楽しい。

これまでの地球儀とは全く異なる新しいタイプの地球儀がほぼ日アースボールになる。

いろ色きもちきっぷ

こちらは、切符形式のメッセージカードになる。

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駅名の代わりに人の名前などを書いて、気持ちを伝える。

何ともオシャレな感じだ。

右上に穴が開いているので、紐を通して、プレゼントに結び付けてもいいと思う。

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どちらも、素晴らしいと思う。

鉛筆シャープ

しかし、個人的にはデザイン部門優秀賞の「鉛筆シャープ」が機能的にもデザイン的に優れていると思う。

何といっても、鉛筆と同じ形状というのが嬉しい。

もっと、早く製品化されていたら・・・と考えてしまう。

子供の頃か何かを書くとなると鉛筆だったので、鉛筆に慣れている者にとってシャープペンシルの円筒形というのは、何とも持ちにくかった。

鉛筆だけではない。

食事の時に使う、箸も角ばったものが多いので、日本人というのは、丸いものを持つより角(かど)が付いたものを持つことがおおいので、鉛筆型というのは持った時に違和感を感じない。

余談になるが韓国料理を食べに行くと金属製の箸で丸いものが出されてくる場合がある。

持ちにくい箸で、熱い鍋から金属製の箸で挟んで取り皿まで持ってくると普段より時間がかかるので、食べた時の辛さの前にも、熱さが箸を通して伝わってくるので食べるのも命がけになる(笑)

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自分が製図用のシャープペンシルを使用していたときは、グリップ部分が金属製の滑り止めになっているものが凄く多かった。

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滑り止めが金属製だと表面がヤスリのようになり、表面がザラザラして指の腹が触れた時に何とも嫌な感じになる。

爪切りのヤスリのような感じと言えば伝わるのではないだろうか?

ヤスリをずっと握っていたくはないので、滑り止めどころか、直ぐにでも離したくなる。

正直、なぜ、グリップ部分をわざわざ、金属にしているのだろうか?と疑問を感じていた。

金属製だと重くなり、ペン先に重心が置けるようになる。

すると、シャープペンシルが立ちやすくなり、立てることに意識することなく、書くことに集中できるようになるという意図のようだ。

それでも、グリップ部分のザラザラ感は個人的に許せないので、それを許容させるだけの説得力はないと思っている。

スマッシュ!

このため、文房具店を色々とまわってグリップ部分がゴム製のものを探した。

すると、金属製のグリップを否定してくれたように感じた、ぺんてるのスマッシュを見つけた。

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重量感のある金属製で形状は丸だったが、何とグリップ部分がラバーグリップになっていた。ラバーグリップはゴムをグリップに巻いただけのようなものではなく、四角い突起が内側から飛び出てきているような一体ものになっている。

持った時の突起の反発が丁度いい感じで、製図以外でも鉛筆を使う必要がある用途の時には使用していた。

その時以来、シャーペンは、スマッシュばかりだった。

何本、買い替えたかわからない。

壊れた時のために、予備を1本持っていた時もある。

この、スマッシュが今も人気商品だと知って驚いた。

自分が使用していたのは0.3mmタイプだったが、0.3mmは廃番となり0.5㎜タイプだけが販売されていたそうだが、2019年に0.3㎜が復刻したということだ。

やはり、いいものは時代を超えても、変わらないのだ。