最近、本といえば専門書しか読めてなくて、ビジネス書はおろか、小説も読むことさえできていません。
本の探し方
しかし、5月1日からゴールデンウィークも始まるので、仕事とは関係のない本を一冊くらいは読みたいなと思ったりして、Amazonの売れ筋ランキングを見てます。
といっても、売れ筋ランキングに出てる本をそのまま、買って読むというのが僕の読書スタイルではありません。
本って自分が読みたい本を読むべきで、ベストセラーばかり読んでいたのでは人と同じことしか考えられなくなります。
ランキング本のタイトルや著者を眺めていると、気になるキーワードが見つかるんです。
以下に列挙してみますね。
- 萩尾望都(一度きりの大泉の話)
- 駄菓子屋(ふしぎ駄菓子屋)
- 資本論(人新世の資本論)
- クジラ(52ヘルツのクジラたち)
- 国語辞典(新レインボー小学国語辞典)
- 東野圭吾(白鳥とコウモリ)
- 吉野家(吉野家FAN BOOK)
- 参拝(神さまに願いを届ける金運参拝)
- 土偶(土偶を読む)
- 薬屋(薬屋のひとりごと)
- るるぶ(るるぶ宇宙)
- 未来予測(2040年の未来予測)
と、こんな感じキーワードを見ていって、気になったのが、「未来予測」というキーワードです。
そこで、「未来」をキーワードでAmazonで検索します。そこでヒットした中から小説が読みたければ、フォーマットで文庫本だけにチェックを入れます。
なぜ「未来予測」で検索しないのか?と言われそうですが、検索は短いキーワードから絞り込んでいかないと抜けができるので「未来」としました。
すると、以下のような本が表示されます。
こうやって、見ていって読みたいと思うものがあればクリックするって感じです。
未来のキーワードでヒットした本の中で更に気になるキーワードが出てきたら、再度、新しいキーワードで検索したりもします。
探した結果
今回は、「未来」で単行本で絞ったところ、以下の本が気になりました。
- 「運転者 未来を変える過去からの使者」
著者は?
- 喜多川泰
知らない(笑)
どんな本を書いてる人だろう?
「著者名」のリンクをクリックしてみる。
「賢者の書」?これを書いた人なんだ?
このタイトルは書店って見た記憶があります。
ということで、再度、「運転者」という本に戻り、ようやく本の内容を試し読みしてみて決めるというもので、試し読みの際に謝辞だとか、本の内容が全くわからずに、試し読みが終了するような本は絶対に読みません。
僕の中で重要な基準になっていますが、理由は過去の経験で内容を試し読みさせないような本が面白かったことが一度も無かったからです。
内容に自信があれば、最初の部分くらいは試し読みに含めても売れ行きに左右するはずはありません。
試し読みだと言いながら本文を見せないというのは内容の薄い本の表れです。
こんな制限をしたのが、著者なのか出版社かは知りませんが、どちらにしても信用できないことに変わりはないので、読む価値はないと判断します。
今回、気になった「運転者」は、それなりに試し読みができたので、「合格」です(笑)
本当は本屋をじっくり歩き回って気になる本を探すのが気分転換にもなって良いですよね。
あまり、気合いは入れずに何も考えずに単純に眺めるだけ。
気になったキーワードがあれば手に取って中を確認してみる。
僕にとって本を読むということも大切なんですが、本を探すプロセスというのも、気分転換という意味で凄く重要なことなんだと最近になって気がつきました。
電子書籍がメインになるまでは、そんなことを考えたこともなかったんですが、書店に行く回数が減ったり、書店にいる時間が減ってきたことで、どこか違和感を感じるようになってきました。
最初は紙の本を読まなくなったから?とも思ったりしたんですが、今、何をしたいだろう?って考えた時に最初に浮かんだのが本屋でゆっくり読みたい本を探したいってことでした。
時間をかけて読みたいと思える1冊の本を探す。
もしかすると、本を読むということよりも、本を探す時間の方が重要なのかもしれませんね。
こんな感じで1冊選んでみました。
今回は、読んでみたい本ということなので、本の内容については別の機会にしたいと思いますが、本の選び方って人それぞれ、違うと思いますし、今後も同じ方法で選び続けるかというと、変わる可能性は十分にあります。
でも、本を1冊読むということは、2時間程度を費やす行為なので、無駄な時間だと思えるような結果にはしたくありません。
読んで良かったなぁ~と思えるような時間にするためには、「本を選ぶ」というのは重要な選択です。
もしかすると、人生を変える選択になるかもしれないので読む本というのは、しっかり選びたいものです。
とはいっても、人生を左右するような目的だけで本を読むというのも、つまらないので娯楽として楽しむというのも大切です。
特に小説に人生がどうこうと求めるのは野暮なので、僕には、もう少し小説を娯楽として楽しむ余裕が必要なのでしょう。
本を選んでもらう
今回、「未来」という言葉が気になっている時点で、楽しもうという気持ちが感じられないので、気になる言葉を変えていかないとダメですね。
そうなると自分の意志を介在させずに、AIが、自分の情報を元に選んでくれるようなサービスを利用した方が良いかもしれません。
そんな僕にピッタリのサービスがありました。
BOOK4U(ブックフォーユー)は、AIが自分に合った本を選んでくれるWebサービスです。文学作品の心理成分、およそ100項目をAIが解析し、読者の嗜好や性格、今の気分にフィットしたおすすめの本を提案します。
でも、やっぱりAIではなくて人に選んで欲しいという場合は、申し込みフォームで質問に答えると、あの芥川賞を「家族シネマ」で受賞した「柳美里」さんが、本を選んでくれるというサービスもあります。
わたしからの質問への答えも
答えられずに不意に訪れた沈黙も、
わたしは受け取り
見えないあなたを想像して本を選びます。
わたしの手から
あなたの手へ
本を渡します。
読む本を、自分だけではなく、色々な人や方法を利用して探してみるのもいいかもしれませんね。