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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

文庫本にもフィルムパック???

文庫本にフィルム包装というタイトルの記事を見て、立ち読み防止かな?と気になり内容を読んでみると・・・

【お知らせ①】講談社文庫&講談社タイガは、4月刊からフィルムパックをしてお届けします!
総額表示義務化の対応するため、フィルムパックに総額を表示したシールを貼ります。当面は新刊のみが対象です。ご不便おかけしますがよろしくお願いします。

【出典】https://twitter.com/kodanshabunko/status/1382471299956502528

なるほど、総額表示義務化による対応ですか。

これなら 消費税が変わっても新しいシールを上から重ねて貼れば済みます。

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しかし、フィルムパックされてしまうと、本の中身が確認できません。

それと、レジ袋削減だとか言って本屋でも紙袋はくれますが、プラスチック製の袋は有料になっているのに、文庫本、1冊1冊に総額表示のためだけにまたプラスチックごみが発生するというのは、小泉進次郎さんはご存じなのでしょうかね?

何より、文庫本って表紙と裏表紙のあらすじ帯だけで読みたいと思えるのかな?と心配になりました。

ストーリーは面白そうでも文章が合わないとかって場合もあります。

積極的に開封する店も

すると、Pebbles Booksさんのツイートで以下のようなものを見つけました。

講談社文庫のフィルムパックは、当店ではお客様からお申し出がなくとも、積極的に開封していきたいと考えます。文庫棚の前に立ったお客様の姿を想像すれば、私たちがどうするべきかは自ずと分かります笑顔
また、総額表示についても、私たちはできる限り「対応しない」と考えています。

【出典】https://twitter.com/Pebbles_Books/status/1383770232821485576

これは、本は中身を見て買いたいという人の視点になった対応ですね。

でも、総額表示義務化のためのものなのにいいのか?ということで気になったのですが、講談社からは店舗判断で構わないというものでした。

しかし、意外と、フィルムパックを 喜ばれている方も多いようです。

なぜでしょうか?

人が手に取った本を買いたくないというものです。

それが嫌で、書店では買わずに通販で購入している方もいました。

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書店の本は色んな人が手に取ったものだから気持ち悪いという気持ちは今のコロナ渦だと強いと思います。個人的には帯が折れていたり、傷がついていたりするのが許せません。折れや傷って治らないんです。きっと本を書棚から取り出したり、返すときにやってしまうのだと思います。まだ購入前のものなので、大切に扱って欲しいと思います。

しかし、書店によっては、本を書棚にぎゅうぎゅう詰めにしているところも少なからずあります。陽に当たるような場所に本を陳列していたり書店自体が本を大切に扱ってないところは本が雑に扱われて痛んだものが目立ちます。

話が脱線したので戻しますが、確かに買う本が決まっていて中身を見て買う必要がない場合には、フィルムパックがついていると安心ですよね。

フィルムパックの剥がし方

更にこだわる方はフィルムパックを会計時に店員さんに剥がされると、その時に痛む可能性もあるので嫌だという方もいるようです。実際、剥がしにくいようなので、剥がし方についての案内と動画が講談社から出ていました。

動画は下記のリンクからどうぞ。

本日は講談社文庫4月刊の発売日です。
今月からフィルムパックに入れてお届けしてまいります!
開封のコツは本の裏側に貼られているシールを押さえながら、
指を横にスライドさせることです。

【出典】https://twitter.com/kodansha_sale_5/status/1382584130429276161

文庫本に「表1」「表4」???

フィルムパックを剥がす動画を見ていると、「表1(表)にはミシン目がありません」、「表4(裏)のミシン目から・・・」ってテロップが表示されていました。

思わず、文庫本の表紙と裏表紙に表1とか表4って印刷されているのかな?と考えてしまいました。

これ、「ひょう」ではなくて「おもて」のことなんです。本には「裏」というものがなくて、全て「表」で表現することになってます。

通常、表紙と言っている部分が「表1」、「表1」の裏が「表2」、裏表紙と言っている部分が「表4」、「表4」の裏が「表3」という風に決まっています。

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フィルムパックには賛否両論あるでしょうから、結局、1冊だけフィルムパックを剥がしておいてサンプルとして用意するという方法に落ち着くような気がします。

でも新刊の時は、本がまとまった数、置かれるのでそれでもよいですが、日が経つと1冊しか置いてない場合もありますので、そういう時は、悩みますね。

僕は電子書籍で購入する場合が増えていて、電子書籍がない場合のみ紙書籍で購入しているのですが、文庫本は全て電子書籍にすれば?という気が個人的にはします。

紙書籍をやめれば環境にも優しいと思うんですけどね。

でも、紙書籍で読んだときの触感、紙の香りが好きだという場合もあるでしょうから、全て電子書籍というのは難しいかもしれませんね。

何より大判の本だと電子書籍で見るのは確かに読みにくいので、難しい問題ですね。

そもそも、総額表示って、努力義務で罰則もないので、総額表示のために不便になったり、中身が確認できずに1回買った本を2回買うなんてことになったのでは、本末転倒だと思います。

お知らせ①?

講談社の文庫本のフィルムパック化のお知らせには、お知らせ①って書かれてありました。

つまり②もあるのかと次を見ると・・・

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お知らせ②

 【お知らせ②ブックマーク】しおりの落下防止にも!
4月刊からは4/1にデビューした講談社文庫オリジナルキャラクター・よむーくのかわいいしおり(全6種)が封入されています。どのよむーくもかわいいので末永くよろしくお願いします。今後もステキな封入特典を企画中ですので、どうぞお楽しみに!

【出典】https://twitter.com/kodanshabunko/status/1382509086164480000

お知らせ③

 【お知らせ③春フェア】創刊50周年を記念して、1971年~現代までの50年間ベスト・オブ・ベスト文庫を集めたフェアを全国の書店さんにて順次開催。フェア対象の本を1冊ご購入いただくと、よむーくブックカバー(全3種)が1枚貰えます。ぜひゲットしてくださいね!

【出典】https://twitter.com/kodanshabunko/status/1382509405795618818

【出典】講談社文庫創刊50周年春フェア|講談社文庫|講談社BOOK倶楽部

よむーくというクマのようなキャラクターの「しおり」と「ブックカバー」が貰えますよっていうお知らせでした。

フィルムパックされた文庫本、よむーくのしおりとブックカバーを揃えておくと将来、お宝になったりするんでしょうか?(笑)