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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

政府は、Go To キャンペーンを何故、急ぐのか?

Go to キャンペーン 始めるの?

Go To トラベル キャンペーンが2020年7月22日から始まるということで旅行会社等がメール等で知らせ始めています。(2020年7月10日官公庁から正式発表があったそうです)

東京オリンピックのために7月23日から4連休としたことから、これに合わせて自粛してもらった観光業でお金を落としてもらうことを目的としたキャンペーンが始まるそうです。

どんなキャンペーンなのかを調べてみようと思ったのですが、国道交通省、観光庁のホームページをみても、案内が出ていません。

サイト内検索でGo to キャンペーンと検索すると以下の文書が見つかりました。

Go To キャンペーン事業

予算:1兆6,794億円

事業イメージ:

  1. Go To トラベルキャンペーン
    ・旅行業者等経由で、期間中の旅行商品を購入した消費者に対し、
    代金の1/2相当分のクーポン等(宿泊割引・クーポン等に加え、
    地域産品・飲食・施設などの利用クーポン等を含む)を付与(最大
    一人あたり2万円分/泊)
  2. Go To Eat キャンペーン
    ・オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し、飲食店で使えるポイント等を付与(最大一人あたり
    1000円分)
    ・登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等)
    を発行 
  3. Go To Event キャンペーン
    ・チケット会社経由で、期間中のイベント・エンターテイメントのチケットを購入した消費者に対し、割引・クーポン等を付与(2割相当分)
  4. Go To 商店街 キャンペーン
    ・商店街等によるキャンペーン期間中のイベント開催、プロモーション、観光商品開発等の実施。
  5. 一体的なキャンペーンの周知
    ・キャンペーンを一体的に、わかりやすく周知するための広報を実施。

【出典】国土交通省観光庁

Go To トラベルキャンペーン 

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そしてGo To トラベルキャンペーンの概要は以下の通りです。

国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を支援。

  • 支援額の内訳
  1. 7割は旅行代金の割引
  2. 3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与
  • 一人一泊あたり2万円が上限(日帰り旅行については、1万円が上限)
  •  連泊制限や利用回数の制限なし

Go To トラベル事業

本当に今やるべきキャンペーンなの?

しかし、現在はコロナ感染者が日本国内で増えている状況ですし、令和2年7月豪雨で被害を受けた方も大勢います。1兆円を超える予算があるのであれば、被害を受けた方達の支援に使用して欲しいと思います。

何より災害で被害を受けた方達にとっては旅行を楽しめるような状態ではないのです。

更にコロナ感染が徐々に拡大している中で、県をまたぐ移動を推奨するようなキャンペーンを行えば、また国内感染を拡大してしまい、また悪夢の緊急事態宣言が実施されることにもなります。

観光庁の発表が二転三転・・・

このため、2020年7月10日の同日に2つの相反するような発表が出されています・・・

www.travelvoice.jp

www.okinawatimes.co.jp

まだ、国道交通省や官公庁のホームページで発表されていないということは、まだ正式発表ができない状態だと判断したからなのでしょう。

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7月11日・12日の土日で予約を既に行ってしまった方も多いのではないかと思います。悪く考えれば、予約をさせてキャンセルしていない人には全額自己負担で旅行に行かせようとしているのでは?という風にも受け取れます。

急いで行おうとしたのは、どうせ政府か観光庁か国道交通省の諸事情によるものであり国民のためを思っての事ではないはずです。

 

2020年7月12日現在、観光庁のホームページにGo To キャンペーンが始まったという発表は出されていません。

関係者の方は胃が痛いのではないかと同情したくなりますが、災害も続いており、コロナ感染者も増えている状況なのでタイミング的にはまだ見送るべきなのではないかと思います。