他愛もない話(マイナンバーカードに振り回される市役所)

他愛もない話について

気楽に書きますので、気楽に読んでください。
あまり役に立たない内容になるかと思います。
特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。（書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません）

マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が切れる

マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が切れるということで案内が届いた。

電子証明書の更新が5年に1回、マイナンバーカードの更新は、20歳以上だと10年に1回(20歳未満は5年に1回）ということでマイナンバーカード受取時に言われたのを今でも覚えている。

マイナンバーカードに搭載された電子証明書のパスワード（暗証番号）には、

「利用者証明用パスワード」(6桁～16桁の英数字混在)

「署名用パスワード」(4桁の数字)

「券面事項入力補助用パスワード」(4桁の数字)

「住民基本台帳用パスワード」(4桁の数字)

の4種類がある。

住民票のある自治体の専用端末のみ

電子証明書の更新ならマイナポータルで行えば良いと思うが、なぜ5年に1回の頻度で、市役所に出向いて更新しないといけないのか？理由がわからないので聞いてみた。

最初、本人確認が必要なのかと思っていたが・・・意外な答えが返ってきた。

電子証明書の更新は、住民票所在地の自治体の端末でしかできないようになっているということ。

しかも、市役所の中でも、更新できる端末が決まっているらしい。

こんな理由のために市役所また市民センター等に出向いて電子証明書の更新（パスワード4種の更新も含む）を行う必要がある。

金沢市は、なぜ、電子証明書の更新が住民票のある自治体でしか行えないのか？と制度開始時から総務省に毎年要望をあげているということだが、運用は変わっていないとのこと。

休日も開庁

この質問をした時に、平日しか開庁していないことを伝えると、休日も開庁していることで直近2週間の土日の開庁日と受付窓口を連絡してくれた。

こんなつまらない理由だけのために、有給休暇を取るのも、勿体なかったので連絡頂いた休日の開庁日に足を運ぶことにした。

休日なので、がらんとした市役所内をイメージしていたが、自動扉が開くと、人でごった返していた。

窓口も市民課だけということではなく、全ての１階窓口に人がついていた。

何事か？と思ってビックリしていると、案内係の方が声をかけてきた。

本日は、マイナンバーカードの受け取りですよね？

「いいえ、マイナンバーカードの証明書の更新です。」と伝えると共に、この質問で全員、マイナンバーカード受取のために来ている人なのか・・・と察した。

すると、「マイナンバーはお持ちですよね？」とまだ、少しはマイナンバーカードの受け取りではないのか？と疑われているかのような質問を受けた。

「はい」と答えると暫く、こちらでお待ちくださいと席を案内された。

前市長の頃から市役所の職員の対応が凄くよくなったが、現市長でもそれは引き継がれているようで安心した。

2023年2月末実までにマイナンバーカードの申請をするとマイナポイントが付与されるように延長されたことで、駆け込み申請した人達がマイナンバーカードの受け取りに来ているようだ。

ゴールデンウィークの2023年4月29日(土)～5月7日(日)は平日を含めて公的個人認証システムの更改作業が行われるということで電子証明書の更新手続きができないということが案内に書かれてあり、そのあとの文章にこの期間の直前や直後について窓口が非常に混みあうことが予想されるので混雑状況をご確認してくださいみたいなことも書かれていて、この時期、そんなに電子証明書の更新を行う人が多いのだろうか？と気になっていたが、休日に市役所に行ったことで全ての疑問が解決した。