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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

図書館に行こう

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僕が子供の頃の図書館に置いてあった本というと最新のものはあっても、文学書とか堅苦しい感じの本だけという認識でした。しかし最近は書店と遜色がないように思います。インターネットで検索して予約しておけば、本が戻って来たときにメールで連絡が届くので受け取りに行くだけです。(1週間以内に受け取り)返却も営業時間外の無人返却口が用意されているので図書館の開館時間に行けない場合でも返却ができるのでとても便利です。


図書館にいって本を検索しても貸し出し中で読めない場合が少なくありません。
予めインターネットで読みたい本を予約しておいて本が返却されたら受け取りに行き、そのまま図書館で読んで、じっくり読みたいものだけを持ち帰り、持ち帰って読むまでもなさそうなものは、そのまま返却するということもできます。

 

東京だと国立国会図書館がいいですよね。
基本的に満18歳以上でないと入館できないのですが、雑誌や新聞のバックナンバーが読めたり、館内に設置してある専用の端末で全ての雑誌ではありませんが閲覧できるものもあります。ある雑誌のバックナンバーの記事を読みたくて、何とか手に入らないかと、ずっと探していたのですが古すぎて手に入りませんでした。そして国立国会図書館で見つからない本はないということを知って向かいました。館内の端末で検索すると見つかりました。早速、貸し出しを申し込み、受け取りにいきました。ようやく見つかった、これで読めるとページを開いていくと、なんと読みたい記事のページだけが全て切り取られていました。何かの間違いかと思って何度も、見返したのですが、どこにもありませんでした。仕方なくページが切り取られていたことを伝え返却しました。ようやく見つかったと喜んでいたのに、こんな形で終わるなんて想像もしていませんでした。

国立国会図書館ですが、館外貸し出しはできません。そして利用者登録をしないと書庫内に保管されている本等の館内での貸し出し申し込みができません。国立国会図書館が所有している本の大半は書庫に保管されていますので利用者登録は必須です。

国立国会図書館の利用案内(入館方法)は以下の動画を参照してください。


国立国会図書館東京本館利用案内 「利用者登録・入館」編

 

そんな図書館ですが以前は「夏休みの宿題を行う場所」というイメージでした。
図書館は空調がしっかりされているのと、静かで勉強以外のことを誘惑してくるようなテレビやゲームもないので勉強に集中できる場所なんですよね。
しかし、今の図書館は学習専用の場所以外での資料を持ち込んでの学習(自習)作業は禁止になっているところが多いようです。


なぜ、禁止されているのか?という内容の前に、まず図書館がどういう場所なのか?ということから確認してみました。
日本図書館協会のホームページに図書館について、以下のように記載されています。

図書館とは、日本の「図書館法」によれば、「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設」とされています。

www.jla.or.jp

日本図書館協会や図書館法というものがあったとは知りませんでした。 

図書館の自由に関する宣言」で、以下のように書かれています。

図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。

そして図書館は利用者の種別により以下のように分類されています。

そして、図書館については以下のように図書館法で定められています。

第十七条 

公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。

第二十八条 

私立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対する対価を徴収することができる。

図書館での自習については、大正時代から議論されていたといった記事を見つけました。

beffero-news.com

図書館が便利になったということで利用者も増えているようです。

図書館の座席は限られていますので、利用者の多い図書館は長時間利用していると他の方が利用できなくなってしまいます。
少しでも沢山の方が利用できるように、長居はしない方が良いと思いますが、図書館によっては、自習も大丈夫なところもあるようなので図書館毎の利用規約を守って利用しましょう。

最近、図書館に行ってないという方は、是非、一度、足を運んでみてください。
進化した図書館に驚くかもしれません。