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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

100年以上持つ、弁当箱

1年待ちの弁当箱

「1年待ちだけど100年持つ究極の弁当箱」そんなタイトルの動画を見た。


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三重県尾鷲市の伝統工芸品の尾鷲(おわせ)わっぱ。

擦り漆塗り丸型弁当箱 16,500円

弁当箱としては高い気もするが、漆を塗り直せば100年以上持つという。

元々は山師さんの弁当箱。

尾鷲ヒノキを使った弁当箱で、軽くて丈夫で、ヒノキの吸湿効果で水分を適度に吸い取り、漆の殺菌効果で食べ物を美味しく長持ちさせる。

電子レンジにも対応しているという。

尾鷲ヒノキは尾鷲に降る激しい雨に耐えるので樹脂が多く粘りがある。

木を曲げて作る尾鷲わっぱには最適な材料と言える。

それでも、製作途中に折れてしまったりするので厳選されたものが使われる。

丸く曲げた檜は、反発で広がってしまうので、継ぎ目を閉じることが必要。

接着剤を使えば、簡単だが、それでは昔ながらの尾鷲わっぱにならないということで、

檜に、炭火で熱したコテで、板の継ぎ目に30個程度の細い穴を開けて繊維が丈夫な山桜の皮を薄く削り、コテで開けた穴に通して閉じる。

底板も金属の釘を打って止めるのではなく、自作の竹釘。

釘で止めなくても大丈夫なように作っているが、20年~30年経てば木が痩せてくるので底が抜けてしまうので、その時の為に打っているという。

全部で45工程あり、全て手作りなので1つ作るのに2か月かかる。


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【出典】ぬし熊チャンネル

使っている人の感想は、プラスチックの弁当箱とは、ごはんの味が全然違う、ごはんがべちゃべちゃした感じがなく、水分を吸ってくれるので冷めても美味しいと話していた。

尾鷲わっぱを作れる唯一の職人は、明治20年創業「ぬし熊」4代目の世古効史(せここうし)さん。

世古さんは、初代が作った明治31年(1898年)3月に作った丸形弁当箱を今も保管しているが120年以上経った弁当箱なのに漆を塗り直せば新品同様に使えるという。

これが、100年持つ弁当箱の根拠となる。

そして、「これより古い弁当箱を持って来られる人がいる」と嬉しそうに話されていたのが印象的だった。

また、世古さんは動画の中で、以下のようなことを話されていた。

  • 若いうちは機械でもできんかなぁと思うたけど・・・できんわなぁ・・・手仕事そのもの。喜んでくれたらうれしいけど。
  • 折れる木もあるけど、選ばんとね。昔の人は凄いよねと話している。
  • 普通に、そんな特別なもんじゃなくて
  • ちょっと価格をさげられるというような感じで普通の人に使ってもらうために作った(擦り漆塗り式の商品)
  • これからも一緒さ、変わらん。普通に手を抜かんとやっていく。使う人が使いやすいもんを、それしかないないもんな・・・作れるまで・・・一生。

言葉は足りないが、人柄の良さが動画からでも伝わってくる。

漆器の手入れ方法

漆器は特有の手入れの仕方があるとのこと。

  • 毎日使用する際は、いつものようにスポンジで食器を洗うのと同じやり方で洗ってください。 洗った後は十分にすすぎ、水分がよく切れるように自然乾燥で乾かしてください。
  • 漆器は、虫干しが必要です。大切に仕舞いこむと湿気が一年に一度やってきて、包んだ布や紙を湿らせ漆器にカビが付きやすくなります。カビが生えて洗っても取れない場合は、食用油を含ませた柔らかい布で丁寧に拭き取ってください。
  • 漆器は使わなくても、年に二回ぐらいは出して洗ってください。 洗うときも拭くときも柔らかい布でお手入れしてください。

丁寧に作られたものなので、使う側も丁寧に使わないと失礼だと感じた。

【出典】伝統技法「尾鷲わっぱ」の漆器製造販売|ぬし熊 : ぬし熊

 

猫を被った虎

マナーが良い都道府県

言語学習プラットフォームPreply(プレプリー)社が「マナー違反」について全国の男女にアンケートを実施し、その結果を発表した。

マナーが良いとされた都市は以下の通り

  1. 千葉市
  2. 熊本市
  3. 札幌市
  4. 旭川市
  5. 浜松市
  6. 神戸市
  7. 仙台市
  8. 広島市
  9. 松本市
  10. 松山市

調査対象:日本全国の16歳から55歳の男女2,008人

調査機関:自社調査(PrePly)

調査期間:2024年2月7日~2024年2月15日

集計方法:

「自分が住んでいる都市がの住民が他の都市よりマナーが悪いと感じていますか?
– ある程度マナーが悪い

– かなりマナーが悪い

– 非常にマナーが悪い

それぞれの都市の回答数をスコアにし、マップで平均値を算出しました。

「自分が住んでいる都市の住民はどの程度頻繁にマナーが悪い行動を取っていますか?」
– いつも

– 頻繁に

上記2つの回答数の平均値をスコアとして使用しました。

【出典】日本全国で最もマナーの良い・悪い都市のトップ10発表!

金沢市はワーストで14位

金沢市は残念ながら入っておらず、どちらかというと悪い方から数えた方が早くマナーが悪い都市ランキングで14位という結果だった。

ちなみに、最も悪かったのは大阪で2位以下を大きく引き離している。

次が東京、青森と続く。

地域的に見ても、近畿地方、関東地方、中部地方と人口の多い地域でマナーの悪さが目立った。

そんな中で、人口が多いとは言えない、青森がマナーが悪い都市ランキングの上位にいるということはマナーが悪い人の割合で言うと一番なのかもしれない。

金沢市のマナーは良い?

最もマナーが悪いと思われる行動ランキング(上位5つ)

  1. 店員やバスの運転手にお礼をしない
  2. 犬のフンを片づけない
  3. 歩行者の近くを通過する時にスピードを落とさない
  4. ドアを支えて待たない
  5. 横断歩道を渡るときに信号を守らない

金沢市は、なんと上記の行動が少ない都市として、3の歩行者の近くを通過するときにスピードを落とさない以外は全て上位5位以内に入っている。

確かに、金沢に関しては、その通りの結果ではある。

それでも総合ではワースト14位だということには、思い当たる点がある。

石川県の交通マナーは年々酷くなっている。

2016年7月11日時点の調査結果ではワースト11位で全国平均を大きく下回っている。

【出典】交通マナー(都道府県データランキング)

上記は8年前のデータであり8年前と現在を比べると圧倒的に現在の方が酷くなっている。

社会問題にもなっている「煽り運転」のような車間距離を詰めて追いかけてる車は、よく見かけるが「煽り運転」と断言できる光景は今のところ遭遇したことはない。

そして煽り運転に発展しそうな光景は年々、増えている。

これが、石川県の交通マナーが年々、悪くなっていると感じる要因になっている。

目立つようになってきたのは3つ。

一つ目は左側車線から右側車線への強引な車線変更。

見ていても、それはないだろう?というくらい、突然、ウインカーを点滅させたかと思うと、既に車線変更をして前に割り込んでくる。

左側車線にノロノロ運転の車がいて右側車線だけがスムーズに流れている時に起きやすい。

それでいて、ハザードランプを付けることもない。

最初は強引に入ってきたので右折したかったのかと思っていたが単に前の車が遅かったという理由だけの場合が多い。

そうすると強引に割り込まれた車にするとイライラするのは理解できる。

強引な割り込みに関しては日常茶飯事で、10分も車を運転していると遭遇できる。

二つ目はコンビニ等の店舗の駐車場から道路への無謀な進入。

目の前に車が来ていて後ろには車はいないのになぜか前に入ってこようとする。

なぜ、たったの1台を待つことができないのだろうか?と不思議に思う。

しかも侵入してきた後、ノロノロ運転で進むので、これまたイライラさせられる行為だ。

三つ目は狭い道路で対向車が来た時に速度を緩めることなく通り過ぎていく車。

そんな車は路肩に人や自転車がいてもお構いなしで、先のアンケートで「 歩行者の近くを通過する時にスピードを落とさない」という内容が最も悪いとされるマナーの中に入っていたが、正に、この行為が石川県では年々増えている。

石川県の場合、今でも煽り運転というのは少ないと感じるが、しかし、年々、交通マナーが悪くなっているのさ間違いない。

更にひどく慣れば、石川県でも煽り運転が当たり前のようになるのは時間の問題だと思っている。

テレビやSNSでは煽り運転が始まってからの動画ばかりが公開されているが、問題なのは、その前の煽られている方の行為だ。

煽ってしまうから、問題ある運転行為を公開できなくなってしまう。

煽り運転は今や犯罪行為なので、犯罪行為を知らしめることになるので煽った方が動画を公開するのは避けたいのだろう。

煽られている方も責められるべき

本来、責められるべきは無謀な割り込みなどを行なってきた車である。

しかし、怒りに任せて煽り運転をしてしまうので被害者と加害者が逆転してしまう。

石川県には、猫を被った虎のドライバーが多数いることを知るべきだ。

 

創業者は、やっぱり偉大だよな

米国を支えるAMG

AMGは、米国のITを支える三大企業だと思っている。

AはApple、MはMicrosoft、GはGoogle

Appleはスティーブ・ジョブズマイクロソフトといえば、ビル・ゲイツ、Googleは、ラリー・ペイジセルゲイ・ブリン

ビル・ゲイツは2008年に第一線から退き、スティーブ・ジョブズは2011年に他界、ラリー・ペイジセルゲイ・ブリンは共に2019年に退任した。

マイクロソフトは、2007年にリリースしたWindows VISTAが大失敗し、これを機にマイクロソフトは迷走を始めた。

Appleは、ビルゲイツが最後に関わったiPhone 4s以降も、5、6と好調だったが、その後は目新しい機能が搭載されることもなく、今では高級化路線を選択したことで益々、ユーザーは離れていくのだろう。

そしてGoogleも、2015年からのAlpha GO をピークに、その後は、話題になるようなことがなくなった。

この3社の創業者に共通するのは、コンピューターが、とにかく好きだったという点。

そしてコンピューターを使って便利にしたいという気持ち。

まず、スティーブ・ジョブズが、コマンドで指示しないと動作しなかったコンピューターをマウスで操作するだけで使えるようにしたインターフェースを作り誰でもパソコンを使えるようにした。

そして、ビルゲイツは、誰でも使えるパソコンをMacintoshを模したWindows95というOSと、ロータス123を模したEXCELをセットにして、パソコンを世界的に普及させると共に、インターネットに接続させて世界的なネットワークを普及させた。

そして、ラリー・ペイジセルゲイ・ブリンはインターネットでの検索を劇的に進化させ、シンプルな画面で必要な情報を簡単に探せるようにしてくれると共に広告媒体にインターネットを追加した

ハードウェアのApple、ソフトウェアのマイクロソフト、情報技術のGoogleと言える。

AmazonTwitter

更に、Amazonのジェフ・ベゾスがインターネット販売を普及させ、Twitterが、情報に対して受け身だった人達を発信者にしてSNSを普及させた。

世界的にはGAFAと言われているが、自分の中では、AMGAT(AppleMicrosoftGoogleAmazon、Twiter)だと思っている。

5社共に既に創業者は不在なので、現在は、創業者が作り出した勢いだけで継続しているように思う。

更なる力が加わらなければ、勢いは惰性に変わり、徐々に推進力は失われていく。

5社共に現在は、推進力が失われている。

創業者の判断基準

創業者の発想・判断基準というのは、何らかの共通する点があると思う。

それは、「好きこそものの上手なれ」から繋がっていく「シンプルなマインド」だと思っている。

どんな大企業であっても、創業当初は何もないところから始まる。

このため、必ずシンプルな発想から始まっているはずだ。

それが規模が大きくなるにつれて、判断を複雑にしてしまう様々な要因が追加されていく。

例えば、差所は「誰でも使えるOSを作る」というところから始まったとする。

これが実現すれば、次の目標が設定されることだろう。

次に「自動でハードウェアを認識して自動で使えるようにする」という内容が追加されたとする。

創業者一人ではどうにもならないので、優秀な人材を雇わないといけない。

こうやって、人が増えて規模が大きくなっていけば、色んな柵(しがらみ)が出来てくる。

人が増えれば増えるほど、意見がまとまらず、余計な時間を取られることになるし、本来の目的からは離れていってしまう。

その結果、当初の方向性とは異なる方に向いてしまう。

創業者が1人であれば方向がブレることもなかったかもしれない。

しかし規模が大きくなれば、そうもいかない。

考えないといけないことが人の数に比例して増えていく。

創業者がいれば最終決断を任せることができるが、いなければ、自分たちで決めなければいけない。

しかし、決定権のない者同士が議論をしても、話なんてまとまるものではない。

そうすると最後は多数決で決めることになる。

自分の意見を通すためには、多数決で勝利しないといけない。そのためには、派閥が必要になってくる。

こうやって、企業の骨は脆くなっていく。

このため、後継者が育てることなく創業者がいなくなれば、企業は下降線を辿る。

企業にとって創業者の後継者を育成することは、とても重要なことになる。

 

行列を減らすビジネス

がっちりマンデー!!」を久しぶりに見た。

日曜日に勉強!、月曜日から実践!のがっちりマンデーだ。

最近、ずっと見ていなかったが、放送時間にテレビをつけると偶々チャンネルがTBSになっていて、がっちりマンデーが始まったので、何となく見てしまった。

テーマは「儲かる混雑ビジネス!」

混雑を緩和するためのビジネスらしい。

番組のコメンテーターによると混雑している場所→印象が悪い→来てくれないという仕組みになるらしい。

まぁ、その仕組みが成立するのは代わりがある場所の場合だろう。

東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオみたいなオンリーワンの場所は代わりがないので人が集まるのは避けられない。

疑問を感じた点が一つあって混雑している=話題の場所ということ。

話題の場所だから行きたくなるのではないだろうか?これが話題になっていなければ、行く人本当に好きな人だけで話題になってるから行ってる人達は行かなくなるのでは?という気がした。

行列のできるラーメン店のファストパス

番組の最初に紹介されたのは「行列のできるラーメン店に並ばずに入れる」という「テーブルチェック・ファストパス」。

これは予約ページから手数料を支払うと人気店であっても並ばずに入店できるという仕組み。

高級レストラン等は予約ができる場合が多いが

ラーメン店などは通常、予約という仕組みはない。

しかし、テーブルチェック・ファストパスは店に手数料を支払って優先席を確保してもらうというもの。

長い行列を尻目に並ぶことなく悠々と店内に入りラーメンを食べられるというのは魅力的なので多少、手数料が高くても利用したいという人は多いと思う。

手数料は、大阪の上方レインボーというラーメン店の場合だと1人390円で全6席のうち、2席まで予約まで予約可能に設定されていた。

また東京のラーメン店、八五では、最大6時間待ちの場合もあるような人気店なので午後は「テーブルチェック・ファストパス」専用で1人500円に設定されていた。

八五では以前にも記帳・予約といった仕組みを取っていたこともあるが戻ってこない客がいて時間・スープ・食材が無駄になってしまっていたのでやめてしまったようだ。

しかし、「テーブルチェック・ファストパス」は手数料はクレジットカードによる先払い制なので来ない人は、ほとんどいないということだった。

このサービス、まだ始まって間もないこともあり知らない人が多かったのではないだろうか?

予約ができる店でも、なかなか予約が1年待ちなんて店も少なくないので「テープチェック・ファストパス」も周知されてくると利用者が更に増えて既存の予約店同様に予約がなかなか取れなくなって食べたい時に食べられないということになってしまうような気がする。

実際、4月14日時点で銀座八五は、1週間後の日曜日でも既に予約が取れない状態だった。

きっと、その場合は、更に手数料をあげていきもしかすると、ラーメン一杯より手数料の方が高くなるなんてこともあり得るのではないかと思った。

バーコード不要のコンビニ

次は高輪ゲートウェイ駅構内にあるコンビニ。

通勤時間の駅のコンビニなんて凄い混雑でレジ待ちの時間が見えないので自分は利用しようとは思わないが、このコンビニならレジ待ち時間も見えるので利用してみたいと思った。

どんな仕組みなのか?というと一言で言うと、入店して商品を取るとバーコード等の読み取りが不要でレジ前に立つだけで合計金額が表示されて会計を行うだけで済むという仕組み。

どのように実現しているのか?というと、入店時に天井に多数設置されているカメラで入店者をロックオンする。

その後、カメラはロックオンした人を追いかける。

そして商品棚には重量センサーが設置されており商品を取り出すと何を何個取り出されたのかがわかる。

商品を誰が取り出したのかはロックオンしているカメラ映像で取り出された商品に1番近い人を判別して決定する。

このため、カメラに見えないように商品を取り出しても重量センサーで判別され近くにいればカメラで取り出した人が特定される。

そして、店内で必要な商品を取り出してレジ前に行くと料金が表示され支払いを行うだけという仕組みだ。

そこには店員もいなければ、バーコードを読み取るという作業もない。

キャッシュレス決済であれば、10秒程度で支払いが完了してしまう。

利用する際に、事前に登録する必要などもないので手軽に使えるのもありがたい。

空き駐車場を利用する

豊田スタジアム名古屋グランパスエイトの本拠地ということで試合が行われるときには、周辺地域の駐車場不足によりスタジアム周辺だけではなく、周辺の道路まで渋滞してしまう。

これを解消するために「アキッパ」は豊田スタジアム周辺の個人宅で使ってない駐車場、土日が休みの市役所や会社の駐車場と契約し1300台以上の駐車場と契約している。

そして、駐車料金は、「アキッパ」と駐車場の持ち主で半分ずつ分け合う仕組み。

そしてこれだけでは混雑はなくならないので、全ての駐車場を予約制にした。

更に、全ての駐車場料金が同じだとスタジアムに近い駐車場に殺到するため、スタジアムからの距離によって駐車料金を変えるようにした。

徒歩6分の距離だと1日3900円、徒歩17分だと1日2500円、徒歩31分だと1日1500円といった具合だ。

これで駐車場利用者が、ほどよく分散されるので渋滞が緩和される。

個人宅で使用していない駐車場を探すのは大変なため、自動車保険の会社と連携して保険を解約した人だと免許を返納している場合が多いことを利用してピンポイントで交渉できるような仕組みも取っている。

他にも、イベント会場などでの女性トイレの混雑解消のために、女性トイレと男性トイレの仕切り用の壁を可動式にしてトイレの数を増減できるようにするといった仕組みも紹介されていた。

久しぶりに見た、がっちりマンデーだったが、色んなことを考えるものだと、かなりの刺激を受けた。

他愛もない話(インターネット広告は無くなるか?)

他愛もない話について

  • 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
  • あまり役に立たない内容になるかと思います。
  • 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
  • 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)

スポンサー提供の仕組み

テレビ(地上波)というのは、NHK以外は無料。

誰が、どのチャンネルを見てもお金がかからない。

スポンサー提供による番組提供という仕組みを考えた人は凄いと思う。

元々はラジオ放送から始まったようだ。

今は、その仕組みが更に進化している。

個人が動画をインターネットで公開すると広告が表示されて、再生回数に応じて動画を公開した人に広告収入が支払われる。

広告を見る代わりに無料で番組を見ることができるという点に変わりはないが、インターネットの動画はいつでも、好きな時に視聴できる点がテレビやラジオとは異なる。

今ではテレビ番組と遜色ないような画質で個人の人が動画を公開できてしまうので、あとは番組制作のレベルが高まっていけば、「コンテンツ」としては差がなくなる。

広告には効果がない

しかし、インターネット動画の広告を最後まで見るとか、クリックすることが、どれだけあるのだろうか?

調べてみると、ユーザーが関連するような広告を表示する、リスティング広告でもクリック率は「2~6%」で、Webサイトに表示されるディスプレイ広告では「0.3~1%」になる。

広告を出す側の視点で考えると、インターネット広告はテレビよりも圧倒的に広告料は安いが広告の効果が感じられるのはテレビCMや、テレビ番組の中で紹介されたときだと思う。

インターネット広告で、話題になるようなものは個人的には知らないし、あったとしてもそう多くはないはず。

テレビ番組の中で、「ヤクルト1000」が睡眠の質を高めるのに効果があるといったことを芸能人が話したことが、SNSで拡散されて売り切れ店が続出するという社会現象がテレビとSNSが融合することで起きることがあるが、インターネット広告がSNSでの拡散されることは少ない。

広告よりも口コミ

そうすると、今は、SNSでいかに拡散してもらうか?ということが重要になっている。

個人的にインターネット広告は「煩わしい」というイメージしかないし、胡散臭い感じもするので印象は、すこぶる悪い。

Youtuberが、1回の再生数当たりの広告収入が年々、減っているといったことを話している動画をよく見かける。

Youtuberが増えているからだと言っている人が多いが、Youtuberが増えたことで視聴者が増えていれば、広告も増えるはずだが、実際には広告は増えていないので分母が同じで分子だけが増えるのでYoutuberに還元される収入は減ってしまう。

今のままでは、インターネット広告は印象も悪く効果もないことに気が付くスポンサーが増えていくはずなのでインターネット広告の仕組みは変化していくことになる。

ホームページのあちこちに、広告がベタベタと貼られたり、全画面に表示するディスプレイ方式はスポンサーが減っていくのは間違いないと思う。

広告から案件へ

むしろ、SNSで拡散してもらうために、芸能人やインフルエンサーと言われる人たちのコンテンツで紹介してもらう、言わゆる「案件」と言われる方式の方が現実的なことに気が付き、案件が増えていくはずだ。

しかし、案件では、プラットホームを提供している側には収入が一切、入ってこないので、Youtubeも無料ではなく、有料になったり、無料を継続するためには、プラットホーム側に何らかの形で案件で得られる収入還元するという仕組みに変わっていくのかもしれない。

自分の予想では、インターネット広告はなくなるまではいかなくても、「口コミ」を活用しやすい「案件」のような方法に移行していくように思う。

 

 

サイゼリヤの法則

サイゼリアサイゼリヤ

あれ?「サイゼリア」だっけ?「サイゼリヤ」だっけ?

時々、わからなくなる時がある。

そう、イタリアン系のファミレス「サイゼリヤ」のことだ。

低価格で本物を美味しく提供してくれるあの、サイゼリヤだ。

  • ミラノ風ドリアが税込300円
  • パルマ風スパゲッティが税込400円
  • グラスワインが税込100円

デカンタ500mlでも税込400円なので、普通の店のグラスワイン並みの価格だ。

サイゼリヤというのは、ラテン語の古語で、日本語だと「くちなしの花」で花言葉は「わたしは幸せです」だそうだ。

なぜ安くて美味しいものを提供できるのか?

なぜ、世の中は、ここぞとばかり値上げを行っているのに、サイゼリヤは、こんなに安い値段で料理を提供できるのだろうか?

そんなことから、サイゼリヤの内情を知りたいと思った。

何か、良さそうな本がないか探してみると1冊の本が見つかった。

タイトルは、「サイゼリヤの法則 なぜ「自分中心」をやめると、ビジネスも人生もうまくいくのか?」で、とても長い。

 

サイゼリヤの創業者は、現在の会長で正垣 泰彦(しょうがき やすひこ)氏。

研究者を目指して、東京理科大学(理学部物理学科)に入学した。

卒論のため国の研究所へ通っているうち、こんなこと一生やるもんじゃないと思った。

自分で何かをやろう、ゼロから出発して大きくなるには、料理が得意だったこともあり食べ物屋がいい、そう思って在学中に始めたという。

そんなことから、サイゼリヤは物理学者が飲食店をつくると、こうなるって感じの店になっているように思う。

  • キッチンでは包丁は使わず、下処理済みのものを茹でたり、温めたり、盛り付けだけをする
  • 店舗オペレーションはしっかりマニュアル化されており効率よく店舗を運営する体制ができている

本物の素材で、美味しく安く早く提供してくれるのが「サイゼリヤ」であり、なぜか、自分が行くところには「サイゼリヤ」があるので、ファミレスを利用する場合、もっとも利用するのが「サイゼリヤ」になる。

サイゼリヤの法則

サイゼリヤは安くて美味しい。

しかし、正垣さんはサイゼリヤは「まずくて高い」と考えているそうだ。

なぜか?

正垣さんは以下のように話している。

サイゼリヤの料理は最高だ! 安くておいしくて申し分がない」

もし私がそう言い出したらどうなると思いますか? サイゼリヤの従業員は「もう努力しなくていいんだ」と、気を抜いてしまうでしょう。本来なら、価格も味も日進月歩で進化していくべきですが、現状維持すらできなくなってしまうかもしれません。

努力を続けなければ進化しないだけでなく、現状を維持することさえ出来なくなるということから現状に満足することをしないということ。

これは、エントロピーの法則の影響を受けているとのこと。

正垣さんは物理学が大好きだということから、物理の法則を経営や人間の生き方に当てはめると、腑に落ちることばかりだと話している。

そして物理の法則に「エントロピーの法則」がある。

これは、熱力学第二法則とも呼ばれ「閉鎖系におけるエントロピーは時間の経過とともに必ず増大し減少することはない」という法則になる。

これだとわかりにくいので、補足すると「エントロピー」というのは日本語だと「乱雑さ」「無秩序さ」といった意味になる。

具体例で言うなら、部屋は一度、散らかり始めると、どんどん汚れていき物は増えて収拾がつかなくなる。

これはエントロピー(部屋が散らかる状態)が増大した状態であり何もしなければ減少(部屋が片付く)することはない。

つまりエントロピーを減少させるには「部屋を片づける」という「努力」が必要になる。

正垣さんは人は満足すれば乱雑で無秩序で複雑な方向に向かってしまう。そしてエントロピーの法則によれば努力しない限り元に戻ることはないことを物理の法則から理解している。

だから現状に満足してしまわないように現状を否定する。

すると問題や課題が見えてきて改善しようと努力する。

これは、確かに腑に落ちる。

それだけではない、サイゼリヤの最終目標は、無料で料理を提供できるようにすることだという。

このため、「より安く、より美味しい料理を提供し、お客様に喜んでもらうこと」に全てのリソースをサイゼリヤは投入してきた。

逆に言えばサイゼリヤでは、これ以外はどうでもよい。

だから、サイゼリヤは広告を出さない。

広告を出してもお客様は喜ばないから。

広告を出すお金があれば、安く、美味しい料理を提供することに使った方がよい。

凄くシンプルな基準がサイゼリヤにはある。

これがサイゼリヤの法則だと思った。

【出典】サイゼリヤの法則 なぜ「自分中心」をやめると、ビジネスも人生もうまくいくのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

他愛もない話(関口さんの降板に思うこと)

他愛もない話について

  • 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
  • あまり役に立たない内容になるかと思います。
  • 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
  • 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)

サンデーモーニング

TBSの「サンデーモーニング」といえば、司会の関口宏さん。

そして、サンデーモーニングのテーマソングが流れてくると日曜日の朝だなぁとしみじみと感じる。

そんなサンデーモーニングのMCをなんと、36年と6か月も務められていたということだ。

初回が1987年からとのことなので、昭和・平成・令和の三時代を報じてきたことになる。

その関口さんが、2024年3月31日の放送を最後に降板した。

現在、35歳の人が生まれる前から司会を行っていたことになる。

簡単に36年と6か月と言ってしまうが、これだけの間、一つの番組で司会を続けるというのは会社に36年6か月務めるよりも更に難しいことだと思う。

テレビ番組というのは視聴率が悪ければ、終了してしまうこともある。

番組や出演者が致命的な問題を起こしても最悪の場合は、番組終了になる。

このような番組終了を回避しつつ、司会を務めたのだから、これはとてつもない凄いことではないだろうか?

36年以上も司会を続けてきた最後が「わたしは今日で消えます」という言葉だということで、どんな気持ちだったのかと考えると、凄く悲しい気持ちになった。

なぜ、最後にこの言葉で終わらないといけないのか?と苛立ちも感じた。

しかし、スタジオ内から「あっぱれです!」という言葉がかかると、嬉しそうな笑顔が見られたのが唯一の救いだった。

関口さんの失言

最近は関口さんの名前をネットニュースで見かけると「失言」の内容でネットでは老害扱いだったように思う。

しかし、それは関口さんの嘘偽りのない率直な感想であり言葉だった。

そして世間を代表している言葉だとも思っていた。

WBC日本代表に「ヌートバー」が選ばれた時に関口さんは「よく存じ上げない方が選ばれた」とコメントしたが、この時も司会者なら予習しておくべきだといった批判がされていた。

しかし、自分も「ヌートバー」という選手は知らなかった。

日本でもどれだけの方が、「ヌートバー」という名前を知っていただろうか?

トンガ沖で海底火山が噴火した際に、日本にも津波等の注意報が発令された時にテレビ画面には、発令中の地域を示した日本地図が画面上に表示されていたが、関口さんは

津波の警報を出すために日本地図をあそこへ出さなきゃならないんでしょうか。ちょっとこれは見にくいかも知れませんが…。今日はちょっとお許しください」という発言したときもネットでは批判されていた。

これも、視聴者目線での率直な感想であり、同じように感じていた人は少なからずいたと思う。

そんなことをいうと、放送法第108条を知らないのか?と言われるかもしれないが、「被害を軽減するために役立つ放送」というのは、日本地図を画面に表示し続ける必要があるのか?ということになるし、そこまで言うならサンデーモーニングは報道番組なのだから、通常の内容ではなく、津波に特化した内容に切り替えるべきではないのか?ということになる。

しかし、そこまでは必要ないという判断からテロップを表示したのだと思うが日本地図まで出し続ける必要があるのか?ということを関口さんは言いたかったのだと思う。

サンデーモーニングではスポーツコーナーの解説で長年コメンテーターを「張本」さんが出演していたが「問題発言」が多くてやはり、放送当日はネットで批判されることが少なくなかった。

この場面では、本来、こういう意見をいうべきだという思いはあるかもしれないが、期待通りの意見を聞いて満足するのだろうか?出演者全員が同じ意見を言ってるのを聞いて満足するのだろうか?

関口さんがサンデーモーニングを去って、関口ロスを感じている人もいるようだ。

サンデーモーニングで36年以上司会を務めてきたのは伊達ではない。

理由があってのこと。

そんな人に「わたしは今日で消えます」なんて言葉を最後に言わせることこそ罪だと言わざる得ない。

言葉の暴力

誰にだって過ちはあるのだから、関口さん、また、思ってることを口にしているくらいに受け取ってあげてもよいのではないだろうか?

更に言うなら、不快に感じるなら見なければ良いのではないだろうか?

最近、若い人による「過去の人」扱いが酷いと感じる。

極端な例だと、お笑い芸人の霜降り明星粗品とかいう人が一世を風靡していた宮迫さんに対して失礼な発言をしていた。

  • 芸人なのに「Youtuberおもろいやぁ」とか言っている奴、めっちゃ嫌いで・・・

そんな奴おる?と言われると、

  • 僭越ながら「宮迫とか?」もう先輩やなんいんで、もうあいつ、やめてんやから。先輩ちゃう、あんなもん。

とまぁ、父親ほど歳の差がありそうな宮迫さんに対して随分と偉そうな口ぶりだった。

確か、粗品って人は楽屋挨拶は、先輩芸人には行くが、名指しで数名の先輩と思える人達だと行かないとか言ってた人だ。

そして、オリラジの中田さんが、松本さんへの提言動画で、事務所から借金をしているといったことを名指しされていた人でもある。

粗品は、Youtuberは面白くない、テレビに出ているお笑い芸人の方が面白いというのが持論のようだが、だとすると彼の先輩に暴言を吐くという「ネタ」は面白いとは思わない。

そして、人を傷つけるような「ネタ」しか思いつかない彼よりも、宮迫さんの方が面白いし、お笑い芸人としての技術も経験も比較にならないほど上だ。

宮迫さんよりも今はテレビに出ているかもしれないが、芸人として考えた場合に粗品の技術は稚拙だ。

芸人として宮迫さんより上だと感じられるなら、まだしも、暴言を吐くことでしか注目を得られないような稚拙な「ネタ」を多用するようでは、宮迫さんを批判する資格さえない。

芸人の経験のないYoutuberでも粗品より面白い人はいくらでもいる。

少しばかりテレビで売れているからと自分の方が上だと思っているのであれば、大間違いだ。

実績と経験に対するリスペクト

それは、SNSで関口さんを批判している人達も同じで、批判している人達が、サンデーモーニングの司会を行って関口さん以上に番組を進行させることができるか?というと疑問しかない。

関口さんに限ったことではなく、今は「実績」と「経験」を持っている人に対してのリスペクトが足りないと思う。

あの人は、もう過去の人だとか言っている人達の中に、どれだけ、関口さんのように多くの人に影響を与えられた人がいるのだろうか?

36年以上も頑張ってきた関口さんが、こんな形で番組を去るというのは残念でならない。

不適切発言は本心

入庁式の訓示にて職業差別発言

2024年4月1日に静岡県庁で行われた入庁式の知事による訓示で「県庁というのは別の言葉で言うとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違ってですね、基本的にみなさま方は頭脳・・知性が高い方達ですから、それを磨く必要がありますね。」と話した。

これが、「職業差別」とも受け取れる発言だと静岡県庁には4月2日の午後5時までに「おごった考え」「生産者はイコールで納税者」などといった電話やメール合わせて430件の抗議が寄せられた。

釈明会見

これを受けて翌日に釈明会見が行われた。

会見の冒頭で、知事は以下のような発言を行った。

  • 職業差別は皆無です。ありません。職業に貴賤はないとう基本的な考え方ですね。何か問題発言があったかのごとき状況になって本当に驚いております。一部切り取られて野菜に関わる仕事をしている人達や酪農の仕事をしている人達と職種が違うということを言っただけでございますが・・・

と、切り取り報道により問題発言とされてしまったかのように発言している。

記者が質問をしようと、「知事の発言をそのまま切り取ることなくお伝えした上で、県民の方のために・・・」とまで言ったところで知事は記者の言葉を遮るように以下のように答えた。

  • いや切り取られたんだと思いますね。文章全体の流れ脈絡から外れているんじゃないですか?

また、以下のような場面もあった。

記者が「毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか・・・」と質問をしようとすると、これも言葉を遮るように知事は以下のようなことを話し始めた。

  • 言葉が不十分であったということかもしれません、が、しかし、全体の流れをご覧いただきますれば、そこに職業差別をしたっていう風にとったとは到底思いません。

では、この発言は不適切ではないと?と記者から質問されると・・・

  • 不適切ではないと思いますが、一部、そこのとこだけを取ればですね、みなさんが、おっしゃっているような職業差別に落とし込むというふうなことができる発言だったかもしれませんね。

記者は、更に以下のように質問した。

どこをどう切り取っても、あれが切り取りであったとは思えないですし、あれを受け取る人は間違いなく職業差別だと思うと思うんです。

それは我々だったり県民だったりそういう人たちの受け取り方が悪いと、そうおっしゃっているんですか?

これに対し知事は以下のように答えた。

  • そうではありません。人はそれぞれ、受け取り方があると思いますね。今、わたくしが申しましたように、どのような職業に対してもですね、それに対して違いはあると、職分が違います。しかし、職の貴賤(きせん)というのはないというのが基本的な考え方でございますので、そういう流れの中で発言しております。

記者は、そういう流れではなかったですよとすかさず突っ込むと・・・

  • そういう風に考えをもっておりますので・・・

というだけで知事は言い返すことができなかった。

そして、最後には以下のような発言だけをして立ち去った。

よく考えたんですけど・・・・

準備もありますからねぇ

6月の議会をもってこの職を辞そうと思っております。

以上です。

うーん、全体の脈略?、全体の流れを見ればわかる?

知事が、どんなことを話されたのかを確認しようと思った。

全体を確認してみた

県の公式YouTubeチャンネルに知事による訓示の動画が公開されていた。

www.youtube.com

【出典】ふじのくにメディアチャンネル(静岡県庁公式)

動画を見ていると、問題発言までに、県庁の職員としての「8つの心構え」のようなことを話されている。

流れとしては以下のような感じでオムニバスドラマのような感じだ。

  • 身に私はかまえない
  • 心は素直で嘘偽りを言わない
  • 上にへつらわない、下に威張らない
  • 人の艱難(かんなん)はこれを見捨てない
  • 富士山を鏡として恥ずかしいことはしない
  • 情理を尽くして自分が正しいと思う信念を貫く
  • 人に情けをかける

問題発言は「情理を尽くして」という部分でのもの。

情理を尽くすというのは、物事や人間関係において、正しい感情や理性をもって適切に対処することを指す。

みなさん優秀ですからなかなか、モノをわかってくれない人がいるかもしれない。

そう言う時に条理を尽くすということが大切です。

理屈ではわかっていても腹にストンと落ちないときがあります。

ですからハートtoハートで心からこうすると、本当に良いと言って差し上げるというストンと落ちるときがあります。

ですから情と理、条理を尽くして自分が正しいと思う信念を貫くということが大切です。

そしてですね、そのためにはですね、やっぱり勉強しなくてはいけません。

静岡県、県庁とういうのはですね別の言葉で言うとシンクタンクです。

毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとは違ったりですね、基本的に皆様は頭脳、知性の高い方達です。

ですから、それを磨く必要がありますね。

それは、磨き方は色々あります。

知性を磨くということ、それからですね、感性も豊かにしないといけない。身体がしっかりしていないといけませんね。

文武芸、三道鼎立(さんどうていりつ)と。文武両道と言うでしょう?

しかしですね、美しい絵を見たり、音楽を聞いたり、映画を見たり演劇をみたりした時に感動する心があると望ましい。

ですから、自分の知性があの人におよばないなと思っても、知性というものを大切にするということが大事ですね。そのためには勉強しなくちゃいけません。

そのためにはですね、やっぱり勉強しなくではいけません、身体を鍛える。

しかし、スポーツが苦手な方もいらっしゃるかもしれないでしょう。スポーツを楽しむことはできますね。

無芸大食の人もいるでしょう。しかし、芸術を愛することができますから、文武芸、三道鼎立ということで、豊かな人間になっていただきたいと思います。

人に情けをかける、物の憐れを知ると昔から言われますけれども、人に情けをかけることは、情けは人のためならずという言葉がありまして、つまり人のために助けるんですけれども、結果的には自分のためになっているということが多いのです。 ですから、人に情けをかけるという、困っている人を助けるということ、こうしたことをやってください。

全体を確認した結果

知事の発言に対しての印象は変わっただろうか?

自分は、むしろ全体を確認したあとの方が差別意識を強く感じた。

言葉遣いは丁寧に、嘘偽りは言わない、上にはへつらわず、下には威張らない。

表向きには、素晴らしい人格にならないといけない。

しかし、その裏には、あなた達(新人職員)の方が一般県民より優秀なのだから、同じ目線ではなく、それよりも高い目線でいないとダメだよという気持ちがヒシヒシと伝わってくる。

全体を確認したことで、一層、自分たちの方が優秀なんだという気持ちがより強く感じられた。

切り取られた方が、まだましだったのいうのが結論になる。

知事は言葉では素晴らしい人格にならないといけないと言いつつも、「みなさん優秀ですからなかなか、モノをわかってくれない人がいる」といった言葉が普通に出てきてしまっている。

知事が本当に職業に貴賤がないと思っているのであれば、職業の違いを表現する言葉として「優秀」などという言葉を使う必要はない。

そもそも、農業、酪農を引き合いに出す必要さえない。

県庁の仕事は知性が要求される仕事なのであなた達は「文武芸」を磨いて豊かな人間になってくださいというだけで済む話だ。

日頃思っていることが口に出るだけ

この知事は、2015年には当時の静岡市田辺市長との会談で、「キミ、知っていましたか?彼の事」「キミのためでもない私のためでもありません」などと「キミ」と連呼して、市長から「キミ、キミとおっしゃいますけどね、静岡市長ですけど?」と指摘され「失礼しました」と謝罪する場面もあった。

2021年10月の参議院議員補欠選挙での選挙応援演説では、「あちら(御殿場市)はコシヒカリしかない。だから飯だけ食ってそれで農業だと思っている。」といった発言もしていて多くの苦情が県庁に寄せられたが、この時も「御殿場に対し批判めいたことを言ったと受け取られるのは誤解」だと釈明をしている。

これも、誤解だと言っているが対立候補が市長を務めた御殿場市に対して「あちらはコシヒカリしかない。飯だけ食ってそれで農業だと思っている」と発言したのは事実であり誤解のしようがない。

他にも、磐田(市)は文化が高い、浜松(市)より元々高かったと磐田市の魅力を語ったりもしており、日頃、思っていることが口に出てしまっているのだろう。

世の中には、不適切発言を繰り返す人が少なくないが、例外なく日頃思っていることを口にしているだけの人だと思う

 

ネクタイがスーツの下から・・・

スーツの下からネクタイ

スーツを着ている男性アナウンサーで、スーツのボタンを1か所だけとめていて、下図の左のようにスーツに下からネクタイが出ている人がいる。

そんな姿を見ると、なんとも、みっともない感じがする。

よくもまぁ、テレビに出演しているのに、そんな恥ずかしい恰好ができるものだと、いつも思ってしまう。

スーツは紳士が着るもの

そもそも、スーツというのは、紳士が着るもので、カッコよく着こなすものだと思っているので、スーツの下からネクタイが見えるというのは個人的には許しがたい。

最初、日本人だけだと思っていたが、今は外国人でも、意図的に行う場合もあるという。

しかし、「ネクタイ」がフォーマルな場での礼儀として着用するものなので、見た目が悪くなるようでは、本末転倒だと言える。

ネクタイはベルトにかかる程度の長さが丁度よいと言われている。

このため、ネクタイがベルトより、かなり上になっても、ベルトより下に行き過ぎても、またバランスが悪くなってしまう。

今は、ワンタッチネクタイなるものが販売されていて、結ぶ必要がないので、結び目がうまくバランスが取れずに、絞め直す必要もない。

今回は、あまり書くことがないので、これにて失礼させて頂きたい。

 

 

 

MBTI診断は役に立たない

MBTI診断かぁ

自分は全く知らなかったがSNSを中心にMBTI診断なるものが話題になっていることを知った。

MBTI診断とは、ユングの心理学を基に、アメリカの心理学者であるキャサリン・ブリッグスと娘のイザベル・ブリッグス・マイヤーズによって開発された性格診断テストのことだとか。

MBTI診断では、4つの指標(E/I、S/N、T/F、J/P)の組み合わせによって16の性格タイプに分類される。

それぞれの指標は以下の意味を表す。

  • E/I:エネルギーの源(外向型/内向型)
  • S/N:情報収集の仕方(感覚型/直感型)
  • T/F:意思決定の仕方(思考型/感情型)
  • J/P:生活スタイル(判断型/知覚型)

MBTI診断は、自分自身の性格や価値観を理解し、他人とのコミュニケーションを円滑にするために役立つ。

また、仕事や恋愛など、さまざまな場面で自分らしさを活かすヒントを得ることもできる。

インターネット上でMBTI診断を無料で受けられるテストがいくつかあるようだ。

ただし、MBTI診断はあくまでも性格の一面を捉えるツールであり、結果にこだわりすぎる必要はない。

具体的には以下の4つの大分類とそれぞれ4つの小分類に分かれる。

分析家(想像力が豊かで、知的好奇心が旺盛な特徴)

  • 建築家(INTJ):論理的、独立心旺盛、創造的、戦略的
  • 論理学者(INTP):論理的、分析的、好奇心旺盛、独創的
  • 指揮官(ENTJ):カリスマ性、自信、決断力、行動力
  • 討論者(ENTP):機知に富む、好奇心旺盛、創造的、議論好き

外交官(人と付き合うことが得意で、仲介役やリーダー役に進んで手を挙げる方が大半)

  • 提唱者(INFJ):理想主義、利他的、洞察力、共感力
  • 仲介者(INFP):創造的、理想主義、思いやり、平和主義
  • 主人公(ENFJ):カリスマ性、熱意、影響力、人懐っこい
  • 広報運動家(ENFP):熱情的、社交的、創造的、楽観的

番人(空想よりも事実にもとづいた思考を好む方が多いのが特徴)

  • 管理者(ISTJ):責任感、勤勉、秩序、現実主義
  • 擁護者(ISFJ):献身的、思いやり、控えめ、協調性
  • 幹部(ESTJ):組織力、効率性、現実主義、リーダーシップ
  • 領事(ESFJ):社交的、協調性、世話好き、人気者

探検家(エネルギッシュで、退屈することを極端に嫌う)

  • 巨匠(ISTP):独立心、実践的、論理的、分析的
  • 冒険家(ISFP):自由奔放、行動的、感覚的、美的感覚
  • 起業家(ESTP):行動的、社交的、現実的、楽観的
  • エンターテイナー(ESFP):社交的、陽気、遊び好き、人を楽しませるのが好き

MBTI診断は役に立たない

うーん、人って、分析、外交、番人、探検の4タイプだけで本当に分類できるのだろうか?

4分類は表現を変えると、以下の4つのことになるようだ。

  1. 人との関わり方は、外向型か?内向型か?
  2. ものの見方は具体的か?抽象的か?
  3. 意思決定は論理的に行うか?感情的に行うか?
  4. 物事を進める時に計画的に行うか?臨機応変に行うか?

しかし、人なんて、どちらかに分類できるものではないだろう?

例えば、「人との関わり方」だと自分は好きな人であれば外向的になるが、苦手な人だと内向的になる。

この場合、どっちになるのだろうか?

ものの見方も同じで、知っていることなら具体的になるが、知らないことだと抽象的になってしまう。

意思決定も、平常心でいられる場合には論理的に行うが、平常心でいられない場合だと感情的になってしまうだろう。

最後の物事を進める時も必ずしも計画的に行わない場合もある。

つまり、4つ共に、2者択一のどちらかを選ぶなんてことができない。

つまり、自分は、4種類全て、二者択一で選ぶことができない。

そうなると「2×2×2×2=16種類」のどれにも当てはまらないことになる。

結果、MBTI診断は役に立たないという結論に到達した。