基礎代謝の消費量が一番高いのは?
体重が少しずつ増えてきている。
体重計での体脂肪率も年々増えている。
お腹周りの値も増えてきている。
食べる量は以前より減っているはずだが、それでも体重が増えているということは食べた分の消費が追い付いていない、つまり基礎代謝が減ってきているということなのだろうか?
基礎代謝が減った=筋肉量が減ったと思っていたが、基礎代謝の消費量の割合が高いのは肝臓だった、次が脳で筋肉は3番目だった。
肝臓について
肝臓が1番、脳が2番というのは凄く意外だった。
脳は体重の2%しかないが、安静時でもエネルギー消費量は高いというのは何となくイメージできるが、肝臓は?ちょっとイメージできなかった。
ところが肝臓には以下のような様々な機能があった。
多様な代謝機能
解毒作用
- アルコールや薬物、体内で発生する有害物質を分解する作業を行っている。この過程にも多くのエネルギーが必要になる。
血液の浄化
- 肝臓は一種のフィルターのような血液の役割を持ち、全身から流れてくる中の老廃物や毒素を処理する。
胆汁の生成
- 肝臓は消化を助け胆汁を生成する。この胆汁は脂肪の分解をサポートする。
蛋白質の合成
- アルブミンや血液凝固因子など、生命維持に必要な多くのタンパク質を合成するため、エネルギーを消費する。
肝臓には、糖や脂肪の代謝を行ったり、たんぱく質を合成してくれる重要な機能があるようだ。
確かに今年の健康診断で、肝機能が低下しているといったことを言われた記憶がある。
肝機能を改善するにはどうすればいいのか?というと、肝臓に負担をかけないこと。
つまり、バランスの取れた食事をするようにして、糖質・脂質を減らす。アルコール摂取も控える、肥満は脂肪肝や肝機能障害のリスクを高めるというので、肝臓に負担をかけ過ぎると肝機能が低下するということのようだ。
腸内環境を整える
腸内環境を整えると、肝臓に負担をかける有害物質(アンモニアなど)の吸収が抑えられ、解毒機能の負担が軽減されるという。
腸内環境を整えることは、肝機能の改善に寄与する可能性がある。
腸と肝臓は「腸肝循環」という相互作用を持ち、腸内環境が悪化すると肝機能にも悪影響を及ぼすことがある。
腸内環境を整えることで、悪玉菌が減少し、肝炎の指標であるALT値が改善することが報告されている。
また、腸内環境の改善は脂肪肝の予防や改善にも役立つとされている。
酪酸菌
腸内環境の改善で、注目されているのが「酪酸菌」
酪酸菌とは、腸内に存在する善玉菌の一種で、特に短鎖脂肪酸の一つである「酪酸」を生成する細菌の総称。
「酪酸」は腸の粘膜細胞のエネルギーの60〜80%を賄い、腸の健康を維持するのに重要。
また、酪酸菌は腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑制し、善玉菌が住みやすい環境を作る。
これにより、免疫機能の向上や糖尿病予防などの健康効果が期待され、注目されている。
これまでも、自分はヨーグルトを毎日、食べるようにしているので、ヨーグルトで酪酸菌が摂取できないのだろうか?と思った。
結論からいうと、ヨーグルトや食品から直接酪酸菌を摂取することは難しいようだ。
一般的なヨーグルトには、主に乳酸菌(特にラクトバチルスやビフィズス菌)が含まれており、これらの菌が乳酸を生成し、腸内環境を整える役割を果たしている。
酪酸菌は通常のヨーグルト製品にはあまり含まれておらず、特定の発酵食品やサプリメントで摂取することが一般的だという。
一方で、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、間接的に酪酸菌の活動を支援する可能性がある。
乳酸菌が生成した乳酸を酪酸菌が利用して酪酸を生成することがあるのでヨーグルトを食べることで腸内環境を整え、結果として酪酸菌の活動を促進する可能性がある。
ということで、ヨーグルトに加えて酪酸菌を摂取することで腸内環境が改善されるのではないか?その結果、基礎代謝が高くなるのでは?と考えた。
アリナミン製薬の、ビオスリーがテレビCMでよく目にしたり耳にした。
しかし、こちらはガラス瓶タイプだけで、ちょっとお試しで使ってみたいと思っても、4,000円程度になるし、仮に効果が感じられた場合、これを定期的に飲み続けることになる。
次に、見つけたのが、悩み解決ラボの「BIFIRAL」
1日1粒で、1か月分で約1700円。
1日1回1粒なら続けやすいように思う。
まず、これで効果が感じられれば、ビオスリーの方がコスパは良さそうなので変えてもよいと考えた。
夜、寝る前に飲むと翌日には、お腹が痛いと感じるほどの便意を感じる日が暫く続いたが、徐々に慣れていき、1週間が過ぎたころには身体が慣れたようだ。
その後は、目立った変化は見られないが、暫く続けてみたいと思う。