願いを叶えてくれるアプリ
どんな願いごともかなえてくれるアプリ「CODE」
願いごとを入力し「承認」されれば願いを叶えてくれる。
しかし、願いが叶ったら「任務」の指示がある。
それが「CODE」のルール。
「任務」を成功させると、また願いが叶う。
しかし「任務」に失敗すれば「制裁」が実行される。
「制裁」が実行されると、アプリは自動的に消滅する。
ドラマの主人公は、大学の同期から、「CODE」を紹介された。
誰もが手に入るアプリではないという。
QRコードをタップすると、「CODE」の自動インストールが始まる。
インストールが終わると、CODEが起動する。
すると画面には、「願いごとを入力」と「決定」ボタンだけが表示されている。
主人公は、願いごとを入力した。
暫くすると、画面には「承認」の文字が表示された。
そして、更に暫くすると、メールが届いた。
メールには動画ファイルが添付されていて、開くと主人公の願い通りの動画が表示された。
願いを叶えてもらったら?
アプリを紹介してくれた大学の同期に、どういうアプリなのか?と確認していると、アプリから1件の通知が届いた。
はいをタップすると「CODE」アプリが終了した。
そして、翌日、「任務」が届いた。
任務の内容は以下のような感じ。
簡単な願いであれば、このような軽度な任務、難しい願いだと、「現金輸送車から現金を強奪する」といった重度な任務になるようだ。
こうやって、CODEを使用した者は「CODEプレイヤー」になる。
願いを叶えてくれるアプリなんて存在しない
人が介在しないで願いを叶えてくれるアプリなんて存在するはずがない。
願いが叶うのは、必ず人が動いているからであって不思議な力で叶えられるという仕組みは考えられない。
ドラマを見ていると願いは、直ぐに叶っている。しかし、任務は願いが叶った翌日以降に届いて直ぐに実行しないといけない内容が多い。
なぜ、直ぐに任務が届かないのだろうか?
そして、任務は、なぜ直ぐに実行しないといけない内容が届くのだろうか?
すぐ思いついたのは、願いは別のプレイヤーが任務として叶えているのではないか?ということ。
- 任務は急ぎが多い。→願いは直ぐ叶う。
- 任務は翌日以降に届く。→願いの数をコントロールする。
つまり「CODE」はプレイヤー間で完結できる仕組みになっていると考えられる。
CODEプレイヤーAの願いは、CODEプレイヤBの任務になっている。
そして、制裁を実行するのもCODEプレイヤーなので、これも任務ということ。
CODEがインストールされたスマホの情報は全て吸い上げられてしまっているはず。
任務を全員が成功すれば、この仕組みは成立するが、一人でも任務に失敗すれば、失敗した任務は誰かの願いなので、願いは叶わないことになってしまう。
その時は、願いことは、「承認」ではなく、「否認」されるのだろう。
制裁を任務として指示されて失敗すれば、任務失敗で新たな制裁が増える。
これにより、真剣に「任務」を実行しないといけなくなる。
なぜ、CODEを作ったのか?
ざっくりとした設定は、こんな感じだと思う。
一つ、わからないのが、CODEは何のために作られたのか?という点。
作った人間には何の得もない。
自分が神様か何かになったかのような気分になりたかったのだろうか?
自分には全くわからない。
ドラマを見ていくことで、その辺の理由も明らかになっていくことを期待したい。