謎の拳法を求めて

 ブルースリーの映画「燃えよドラゴン」を見て中国拳法に興味を持ち書店で本を探していて見つけました。

書かれてある内容が面白そうだったの買いました。

注：今は新装増補版になったようですね。

新装増補版　謎の拳法を求めて (武の人・松田?智の足跡を辿る)

 著者は極真空手の前身である大山道場でも修行され、その後、色々な武術を経験され中国武術に出会いました。

 内容は著者が実際に中国で経験したことを中心に書かれてあるのでリアルティがあります。

 

その中で八極拳の名人である李書文氏のエピソードが特に凄くて驚きました。仲良くなった武術家に技の説明のために軽い一撃を放っただけで即死させてしまうとか、対戦した相手に対しても牽制の一撃だけで即死させてしまうほどの実力で、李書文に「ニの打ちいらず」と言われていたそうです。

 

この本をきっかけに密かな八極拳ブームとなり原作者として漫画「拳児」を出されています。 

拳児（１） (少年サンデーコミックス)

 拳児の中でも李書文のエピソードが描かれていますので文章が苦手な方は漫画の方が読みやすいかもしれませんがコミックスで全21巻なので読むのも買うのも大変ですね。