最高のシャープペンシル
自分の中では、これまで ぺんてるの「スマッシュ」が最高のシャープペンシルだった。
軸の形状が丸なのをカバーするためのシリコンゴムが備え付けられているので、持ちやすかった。
また、軽いので長時間書いても疲れにくかった。
究極のシャープペンシル
しかし、今は、ぺんてる の「シャープペン オレンズネロ」が、究極のシャープペンシルだということで密かに人気のようだ。
オレンズというのは、折れずに書けるということから「オレンズ」ということだろうか?ネロというのはイタリア語で「黒」
このシャープペンシルは、ぺんてるが半世紀にわたり追求してきた、技術開発力を結実させた究極の一本になる。
実売価格は約2,500円と製図用のシャープペンシル並みの価格だ。
それでもなぜ、売れるのだろうか?
- たった1回、ノックしただけで芯が無くなるまで書き続けられる。
- もう一つ、芯を出さずに書けるので、芯が折れにくい。
※0.2㎜サイズの芯でも折れにくいようになっている。
シャープペンシルの進化は、シャープペン替芯の進化から生まれる。1960年、世界初の細くて折れにくい樹脂素材の替芯を開発したことで、ぺんてるはノック式シャープペンシル第1号を誕生させました。そして2017年、「芯が折れずにずっと書き続けられる」という理想に最も近づいたシャープペンシル「オレンズ ネロ」が完成。0.2mmの極細芯でさえ折れない「オレンズシステム」に加え、ペン先を紙面から離すたびに芯が出てくる「自動芯出し機構」を新たに搭載。細く、強く、使いやすい。ぺんてるが半世紀にわたり追求してきた、技術開発力を結実させた究極の一本。ぺんてるの「最高」を所有する歓びを、あなたに。
最初、軸は6角形だと思っていたが、なんと12角形だった。
個人的には、丸い軸より、鉛筆のように六角形になっている方が持ちやすいので、必然的に書きやすくもなる。
書きやすくて、芯を出すためにノックが不要で、芯が折れる心配もないとなれば、確かに究極のシャープペンシルだ。
個人的には、0.3mmの芯径が一番良いのだが、細いためによく芯が折れてしまっていた。
オレンズネロは、下図左のように1ノックすると芯と共にパイプが出てくる。
そして、芯はパイプからわずかに出ているだけ。
このため、芯が折れにくくなる。
そうすると書くことに集中できる。
確かに、このシャーペン凄いと思う。
しかし、今の社会人は、シャーペンで、そんなにたくさんの文字を書いたりすることはまずない。
しかも、自分は基本的に、ipad miniでメモを取ったりするので、シャーペンを利用することは更に少ない。
このため、ここまでの高性能なシャーペンは必要にはならない。
鉛筆型シャープペンシル
シャープペンシルといえば、軸の形状が丸いものが多い。
自分は、軸は鉛筆のような形状で、軽いものを好む。
この二つを満足してくれるのは、鉛筆型のシャープペンシル。
そうすると、選択肢が「コクヨの鉛筆シャープ」一択になる。
持った感じは、重さも含めてまるで鉛筆。
芯径は、0.5㎜にも対応している。
芯は上部に替え芯補充用の穴が開いているので、キャップを取り外すことなく補充ができる。
価格は1本150円程度と安い。
まさに、良いこと尽くめ 。
鉛筆のようなツヤのある六角軸と、削ったようなペン先の質感を再現
鉛筆の多様な筆記線の太さを0.3mmから1.3mmの芯径で表現。
シャープペンシルでは必ず発生する替芯の補充を極力シンプルにするため、
キャップをはずさなくてもサッと芯を補充できるスピードイン機構を採用。
自分にとっての究極のシャープペンシルは、コクヨ鉛筆シャープということになる。