ロクシタン破産法申請?
ネットニュースを見ていると、「ロクシタン」「破産法申請」という単語が目に入りました。え???ロクシタンが破産法申請?そんなに経営状態が悪かったの?とよく見ると、「米」の文字が米国のロクシタンでした。
去年の6月には、米SABONも破産法申請を行っていたので、米国の経済状況は、相当酷いのかと思ったのですが、記事を読むと・・・
- 裁判所に提出する書類の中で「パンデミック前から実店舗の売り上げは落ちており、コロナが業績悪化にさらに追い討ちをかけた」と記している。
と、書かれているので、コロナ前から米国は実店舗の売り上げは落ちていたということのようです。
ロクシタンのハンドクリーム
初めてロクシタンを知ったのは、知人がハンドクリーム(チェリーブロッサム)を使っていて、それを試させてもらったことからです。
知人がこのハンドクリームの香りが凄くいいということで、熱弁してくれました。
それまで、ハンドクリームなんて使ったことがなかったので、男が手をツルツルにしても仕方ないよなぁ・・・と思いながら、知人は手の甲につけてくれました。指でクリームを広げようとすると、手の甲と甲を重ねて擦り合せるように言われ、その通りにしてみると香りが、ほのかに広がってきます。
まるで、そよ風にのった桜の花がヒラヒラと舞いながら放つ香りのような感じです。
心が凄く穏やかになって癒されます。
手を動かす都度、香りが漂ってきます。
なんとなく、その時の香りで気分がスッキリしたんですね。
これをきっかけに、自分でも購入することにしました。
しかし、ロクシタンは女性ばかりの店だというので、1人で行く勇気はなかったので、通販を利用しました。
ダンボール箱で送られてくるのですが、これがまた、お洒落でした。
まず段ボール箱には、ロクシタンのロゴが印刷されていて、これだけで何となく違う気がします(笑)・・・(最近の箱もロゴは印刷されていますが、オシャレ感が弱くなりました。)
箱の中の梱包材もエアパッキン、チラシ、新聞紙といったものではなく、淡い色の紙が使われていて、これまたお洒落な感じです。(こちらも最近はオシャレ感が弱まってます)
商品と一緒に紙袋や試供品が一緒に入っていました。
通販の梱包箱や梱包材なんて届いてしまえば捨てるだけなので、何でも良いと思っていたのですが、全てがお洒落な感じだと心も穏やかになってくるものです。
ハンドクリームは、朝の通勤前、会社での気分転換の時に利用するようになりました。
休憩には、珈琲というのが定番ですが、飲み物としての効果もあると思いますが、珈琲の香りが癒してくれるというのも理由に含まれているような気がします。
しかし缶コーヒーだと香りが感じられないので、香りについては、ハンドクリームで代用するというのが僕の習慣になりました。
会社で花柄のハンドクリームを取り出すときは最初、抵抗がありましたが、繰り返している内に、慣れてくるもので、全く気にならなくなりました。
最初は通販で購入していたのですが、ある時、出張で東京に行った時にハンドクリームを持っていくのを忘れたことがあります。
その頃は、中毒のような感じで、ロクシタンなしでは生きていけない状態でした(笑)
渋谷って、どこにでもロクシタンがあることは知っていたので、勇気を出して実店舗に足を運びました。
目的のハンドクリームは直ぐに見つかったのですが、色々な商品があったので、あちこち見て回っていると店員さんが「何かお探しですか?」と話しかけてきました。
これまで、ハンドクリームそれもチェリーブロッサムだけでしたが、店内で色んな商品を見ている内に他にも試してみたいので、男性用の商品ってありますか?と聞いてみました。
いくつか紹介して頂き香りも確認したのですが、その中で、シア ハンドクリームが気になったので、チェリーブロッサムと一緒に買いました。
ロクシタン ソフトハンドクリーム シア
ロクシタンというと女性向けと思っていたのですが、男性向け商品もあり、しかもハンドクリームでも男性用があるんです。
この時に2種類買ってしまったことが、結果的に思わぬ発見に繋がりました。
2種類あったので日毎に交互に使ってみると、香りに慣れるということがなくなり、日々新鮮な感じになれることがわかりました。
その店舗は、2階・3階がカフェだったので、ご利用くださいということでドリンク無料券を頂きました。しかし、カフェも女性が圧倒的に多いようだったので、その時にはそこまでの勇気はなくて、僕は行けないからとハンドクリームの知人に渡しました。
その後、金沢駅近くに金沢フォーラスという商業施設がオープンし、その中にロクシタンがオープンしました。
SABON
金沢駅に行ったついでに、立ち寄ってみようとロクシタンを探していると、気になる店が・・・
SABONです。
SABONといえば、その名の通り石鹸の店です。
人が少なかったこともあり中に入ってみました。どんなものがあるのか、ウロウロしていると店員さんに声をかけられました。何かお探しですか?と聞かれたので正直に、どんな商品があるのかちょと見てみようと思ったんですよと答えました。
すると、店の中央にあるウォータースタンドへと案内されました。
ウォータースタンドというのは、商品を試すための手洗い場ですが、通りすがりに寄って手を洗いながら色んな人と話ができるコミュニケーションの場でもあるそうです。
僕は、ただのインテリアだと思っていたのですが、スタンドの下にあるペダルを踏むと水が出てきます。
SABONは、イスラエル生まれです。
このため、ウォータースタンドもエルサレムストーンという「触れると願いが叶う石」が使われています。
そこで、試してくださいと言われたのが、ボディスクラブです。
SABONは、イスラエルとヨルダンの国境にある死海という塩分濃度が凄く高い湖で採種した泥と塩を使った商品が作られています。
ボディスクラブは、死海の塩とボタニカルオイルが含まれている製品です。
死海の塩が古い角質を除去し、ボタニカルオイルが肌の表面をラップのように包み込んで滑らかにするというものです。
ウォータースタンドの水で軽く手を濡らすと、店員さんがボディスクラブを木製のスプーンですくって手に乗せてくれました。
手全体に刷り込んでいきました。塩のザラザラ感が心地よい感じです。約30秒程度です。
そして再度、水で洗い流すと・・・
手の甲が、驚くほどツルツルになっています。
言葉より、実際に試してもらう。
効果を実感してもらえば、これほど説得力のあることはないですよね。
ボディスクラブ自体に洗浄効果はないので実際に使う際には別にボディーソープなどで洗った後に使用する必要があります。顔から下に使用できるというで、身体中がツルツルになります(笑)
週2回程度の使用が目安だそうです。
全身に使うとどうなるのか興味が出てきたので試してみたものを購入しました。
確かジャスミンだったはずです。
家に帰っても手はまだツルツル状態でした。
実際に全身に使ってみましたが、手の時のような感動はありませんでした。
結局、使い切りましたが再購入には至りませんでした。
しかし、ザボンの店舗内にウォータースタンドを設置して自由に商品試せるという発想は素晴らしいと感じました。
ボディスクラブは決して安いと感じられる価格ではありませんが、ロクシタンと同じで気分を変えたい時に香りや感触というのは有効な手段だと思います。
ホテルのボディーローション
もう一つ、出張で良く利用していたホテルのアメニティにあった、ボディローションが凄く気に入っていました。
風呂上がりに塗るとスッキリし、ほのかな上品な香りが心を癒してくれる感じがするんですね。非売品だったので、宿泊する都度、1本、余分に用意して頂き、持ち帰っていました。しかし数年前に、アメニティがリニューアルされてしまい、別のものに変わってしまいました。
変更後のものは余分に用意して頂くことは、ありませんでしたが、余分に頂いたものは少しずつ、使って今も残っています(笑)