間違ってクリック
TVerで、間違って「あのクズを殴ってやりたいんだ」をクリックしてしまった。
番組最初のサムネイルが違っていたので、戻ろうかと思ったが、これも何かの縁かも?と思って再生してみた。
いきなり女性二人がボクシングをしているシーンから始まった。
1人は、女優の「奈緒」さん、もう一人は誰だろうか?
そして「奈緒」さんがダウンし、レフリーのカウントが始まった。
そこへ一人の男性が試合会場にカメラを持って入って来たところでシーンが変わった。
次のシーンはボクシングのリングとは正反対と言っていいような「結婚式場」だ。
そこでは、さっきダウンした「奈緒」さんが新婦になっていた。
そんな感じでドラマは始まった。
その後も見ていると、新郎が番組タイトルになっている「クズ」だと察した。
※実際は少し違っていた。
この時点で「クズ」を殴りたいからとボクシングを始めた?
これは、いくらなんでも、ドラマ設定に寛大な自分でも相当、無理があると感じた。
期待の2024年秋ドラマ
実は、2024年秋ドラマには期待していた。
テレビ朝日の「相棒」「無能の鷹」、フジテレビの「オクラ」「全領域異常解決室」「モンスター」と前回のクールが嘘のように期待のドラマが目白押しとなった。
しかし、残念ながらTBSの日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」は今回は対象外となった。
視聴率では、テレビ朝日の相棒、トラベルナース、TBSの「海に眠るダイヤモンド」だけが10%越えのスタートだった。
他のドラマは8%未満という状態なので、夏ドラマと大差ない感じだが個人的には久しぶりに毎週見るドラマが3つあるので、豊作だと言える。
相棒、モンスター、無能の鷹の3つ。
このうち、相棒、モンスターは期待を越える面白さだった。
相棒は、初回から総理大臣が絡む大きな事件で映画化でもよかったような内容だった、モンスターは、常識が通用しない型破りな新人弁護士が、法廷に潜む“モンスター”をあぶり出す!というキャッチコピーのままで、主演の趣里さんが、言い感じで役を演じている。
安心感のあるドラマ
自分は安心感のあるドラマを好む傾向が強い。
相棒は杉下右京という絶対的安心感を与えてくれる主人公がいる、そしてモンスターには、神波亮子という弁護士経験がない主人公が不思議な安心感を持っている。
そういう意味でこの二つのドラマは自分の好みのドラマだと言える。
最後の「無能の鷹」は最初、ガッカリした。
しかし、実は新しい感覚のドラマで、そんなことはあり得ないと思いつつも、ダメダメな主人公の本気がついに出るのか?と思ってついつい見てしまう面白さがある。
無能な鷹こと鷹野ツメ子が、本当に無能なのか?もしかして、無能を演じているだけなのでは?という期待感が不安感を一掃し、期待感による安心感を与えてくれるので心地良い。
無能の鷹は初回視聴率は4.0%という残念な結果ではあったが、個人的には大化けしそうな可能性を感じるドラマだと思っている。
2024年秋ドラマはテレビ朝日から目が離せない。