パンク・・・
用事が済んで、車を停めた場所に到着すると、車が傾いているように見えた。
なんと車がパンクしていた。
車がパンクしていると、この世の終わりのような気持になってしまうので不思議なものだ。
バーストしているような感じで、パンク修理キットで治せるような状態ではなかった。
今の車を購入する時に、スペアタイヤは搭載されておらずパンク修理キットだけ搭載されているといったことを言われたのを記憶していた。
これまで、何度かスペアタイヤに救われていたのでパンク修理キットだけというのは不安を感じていた。
しかも4年くらいしか期限がないということを思い出した。
もう4年は過ぎていた。
同乗できない？
とりあえず、見に来てもらおうと保険会社に電話をした。
現地での修理ができない場合、どこまで運べば良いですか？と言われたので、指定のディラーまでということを伝えると、何時頃にディラーに来れますか？と問われた。
えっ？と思った。
自分の車には一緒に乗れないのですか？と質問すると、はい、法律で人を運搬することはできないことになっていますと言われた。
法律というのは道路運送法のことで、レッカーは車を運ぶのが目的で人を運ぶためには、国土交通大臣の許可を受けなければいけないようだ。
お金を取って人を運ぶことになるので、一般旅客自動車運送事業の許可が必要ということになる。
※交通手段を確保できず危険が生じ得る場合などは、例外的に高速道路の出口や公共交通施設があるところまで連れていってもらえることもある。
第四条
一般旅客自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の許可を受けなければならない。
２一般旅客自動車運送事業の許可は、一般旅客自動車運送事業の種別（前条第一号イからハまでに掲げる一般旅客自動車運送事業の別をいう。以下同じ。）について行う。【出典】e-Gov 法令検索
保険会社や、車の整備工場といった場合には、人は同乗できない場合が多いが、JAFだけは国の認可を受けているので2名（1名）までなら同乗が可能なようだ。
Q: 故障車を牽引する場合、私たちも乗せてくれるのでしょうか？
A: JAFのサービスカーには2名（サービスカーのタイプにより１名の場合があります）まで同乗することができます。
同乗できない場合は、公共交通機関やタクシー等の利用をご案内しています。
レッカーが到着
今回は、タクシーを呼べば移動できる場所だったので最寄りの駅までタクシーで移動して電車そして、またタクシーで修理工場まで移動しようと思っていた。
レッカーが到着するまでにタイや修理キットの使用期限を確認しておこうとラゲッジスペースの底板をめくってみると、なんとスペアタイヤがあった。
この時、ハッキリと思い出した。
商談の時に、営業マンの方が今後はスペアタイヤがなくなる方向ですね。
パンクの場合、パンク修理キットで治せる場合が大半なので・・・
という話をされていたのを記憶の勘違いで自分の車にはスペアタイヤがないと思い込んでいたのだ。
ただ、空気圧は不安を感じたので、再度、保険会社の窓口に電話をしてスペアタイヤがあったことを伝えてもらうことにした。
ただ、空気圧が心配なので、現地までは来て頂きたいと伝えた。
レッカー車が到着し、スペアタイヤを見せると、エアコンプレッサーで空気を入れて
タイヤ交換まで行ってくれた。
これで、何とか修理工場にまでは自力で行けるので助かったと思った。
この時に、スペアタイヤは必須だなぁと思った。
あと空気が抜けているのでエアコンプレッサーか手動の空気入れは一緒に入れておくべきだと思った。
