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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

日清焼きそば「U.F.O.」もストレート麺が裏目に出ている

日清焼きそば U.F.O.も?

日清 どん兵衛の「きつねうどん」がストレート麺になったことか、汁が変わったためかは、まだわかっていないが、味が薄くなってしまった。

以下の記事を書いたが、その時にコメントがいくつか書かれてあった。

seege.hatenablog.com

その中の一つに、日清焼きそば U.F.O.もストレート麺にして味が落ちたという内容があった。

実は、日清やきそばU.F.O.は、元々、自分の好みではなかったので食べる機会が少なかった。

何が好みでないかというと紅生姜のようなものが余計というもの。

乾燥された紅生姜というのは、湯で戻しても別の物にしかならない。

カップ麺の焼きそばは、どうしても湯切りが十分にできないので水分が残ってしまう。

しかも、ストレート麺にしたことで麺と麺の隙間に水分が残ってしまうので、いくら濃いソースを上から注いでも薄口になってしまう。

その点、明星食品の「一平ちゃん 夜店の焼そば」は、麺自体にソースが練り込まれているので、ソースが絡んでくれなくても、いい感じの味に仕上がってくれる。

一平ちゃんは、そういう意味で安定した味で作れるので、バラツキがある、U.F.O.を食べることがなかった。

U.F.O.の落ち具合を確かめる

しかし、どんな風に味が落ちたのかを確かめてみたかったので、先日、実際に購入して食べてみた。

最初に感じたのは麺が過度に「ツルツル」している。

油のツルツルではなく、麺自体がツルツルしている。

どん兵衛の時に調べてわかったのはストレート麺にすると、麺の隙間が小さくなり、製造工程の中で、麺同士がくっ付いてしまう。

このため、くっ付かないようにする工夫が施された。

これは、どん兵衛のうどんでも感じたことだが、麺がツルツルしている点。

U.F.O.と共通する。

つまり、麺をくっ付かないようにするために、麺の表面をツルツルにしたのではないだろうか?

表面がツルツルしているためか、麺の表面にソースが弾かれるのか、思ったほど絡んでない。

その結果、麺が何とも淡白な味になっている。

何が変わったのか?

調べてみると、2011年に、東西で商品使用を差別化。東日本向けは独自の「3層太ストレート麺製法」でより太く、食べ応えのある麺に、西日本向けは従来から使用しているモッチリした食感が特長の中太ストレート麺に変更。

その後、2012年に2011年に実施した商品の東西分けをやめ、全国で商品を統一。「3層太ストレート麺製法」により、内部までしっかりとソースのうまみを感じられる麺を実現。

どうにも、自分が感じた内容と書かれている内容が一致しない。

続けて、確認してみる。

2013年には、ソースに炒めた豚肉の旨みと甘みを加え、さらにうまさがアップした「やみつき濃厚ソース!」にリニューアル。

2014年には、やみつき濃厚ソース!を強調したパッケージにリニューアル。

2015年には、濃厚な香りと味わいはそのままに、豚肉を炒めた旨みとコクをアップした新「やみつき濃厚ソース!」にリニューアル。

【出典】日清焼そばU.F.O.

2012年までは麺を試行錯誤し、2013年から2015年までは「やみつき濃厚ソース」の試行錯誤を繰り返している。

自分の感じたままの内容だとすると、ストレート麺にするために麺の表面がツルツルになってしまった。

その結果、濃厚ソースでも、麺の表面がツルツルしているので、ソースが流れていき、濃厚どころか、淡薄ソースになってしまった。

そのため、麺を太くしたり、ソースを変えてみたりしたが、2016年以降は大きな変化がなく、今の状態ということになる。

サイトの画像を見ると以下のようになっているが、自分が作ったものは、そんないい感じには仕上がらず、まるで別モノのようだった・・・

もっと、麺の色が見えるほどソースは絡んでいなかった。

どうすれば、以下のように作れるのだろうか?

是非、作り方をホームページなどで紹介して欲しいものだ。

U.F.O.が2位?

価格.com での売上ランキングを見ると、以下のような結果だった。

  1. まるか食品ペヤング ソースやきそば
  2. 日清食品:焼そばU.F.O. 
  3. 日清食品:焼そばU.F.O. 大盛

確か、以前は、U.F.O.が1位だったはず。

ペヤングも、メガ盛りとか、激辛とか王道から外れた方に力を注いでいて、自分の目には迷走状態のように見えるので、どっちも、どっちという感じ。

この隙に一平ちゃんが、ごぼう抜きしてもおかしくないような状態だが、定番の強みを感じた。

また、口コミを見ていると、あまり評判は良くない。

2022年4月には、縮れ麺に変わっていたという内容もあり、非公表で試行錯誤をしているのだろうか?

いずれにしても、今のままのU.F.O.では、二度と食べたいと思わない。

迷走しているU.F.O.チーム

ストレート麺に拘るのであれば、縮れ麺とストレート麺の2本立てで並行販売を行えばどちらが売れるのかハッキリするはず。

どん兵衛のうどんチームより、U.F.O.チームの方が迷走しているのは間違いないだろう。



どん兵衛のきつねうどん、焼きそばU.F.O.はストレート麺に拘ったばかりに、肝心の味が劣化してしまったことに気がついていないとしか思えない。