実写版三大ヒーロー
日本の実写版三大ヒーローと言えば、「ウルトラマン」「仮面ライダー」それと「スーパー戦隊」、この3つだと思う。
ウルトラマンは1966年に誕生し、仮面ライダーは1971年、スーパー戦隊(秘密戦隊ゴレンジャー)は1975年に誕生した。
それ以来、現在まで、シリーズ化されている。
ウルトラマン、仮面ライダーは、既に50年以上続いていることになるので半世紀以上前のヒーローが今も進化を続けていることになる。
逆に言うと、50年以上新しい実写版ヒーローが誕生していないことになる。
巨大化するウルトラマン、強化された身体に変身する仮面ライダー、スーパー戦隊は普通の人間が変身して特殊なマスクとスーツを装着しチームで戦う。
ウルトラマンは、宇宙人+人間、仮面ライダーは改造人間、スーパー戦隊は普通の人間から返信する形をとっている。
ヒーローにとって「変身」は必要不可欠な要素と言える。
無勢に多勢の戦隊ヒーロー
ウルトラマン、仮面ライダーは基本的には1人で敵に立ち向かうが、スーパー戦隊では5人の力を合わせて戦うように変化している。
1人の敵を集団で、やっつけるのは卑怯だと言ってた子供がいた。
社会問題になったイジメが集団で行われていたのもスーパー戦隊を見て育った子供が自然とインプットされた結果なのかもしれない。
ヒーローは集団で個と戦うのはやはり印象が悪いと思う。
そういう意味では、ヒーローは1人というスタイルは変えてはいけないと思う。
しかし、ビジネス面ではヒーローが5人の方が、色々とメリットがあるのだろう。
スポンサーのおもちゃメーカーにとっては売上が増える、女性キャラが必ず1人は含まれるので、男子だけではなく女子にも見てもらえるというメリットもある。
打開策はあると思う。
新ヒーローは?
たとえば、ロボットのヒーローだと「変身」ではなく「合体」が必要不可欠な要素になっている。
だったら、5人のヒーローが戦う時は一つに合体することで個に変わるので、集団で1人の敵を倒すということではなくなる。
集団で戦っているのに、負ける場合もあるので、スーパー戦隊はウルトラマンや仮面ライダーと比べると、弱い印象を持ってしまう。
スーパー戦隊は5人で戦うのではなく、合体して1人で戦う仕組みに変えることでこれらの問題が解消されるのではないだろうか?
自分は最近、スーパー戦隊の番組を見ていないので、既にそういうことも行っているのかもしれないが、ウルトラマン、仮面ライダーと比べると、スーパー戦隊は、見劣りがするので、肩を並べることができるように進化させることは必要だと思う。
半世紀を過ぎて、日本の実写版ヒーローも3大ヒーローだけではなく、新しいタイプのヒーローが出てきたも良いのではないだろうか?