seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

2022年12月18日「ボクらの時代」

ボクらの時代

日曜日の朝7時は「ボクらの時代」を見ていることが多い。

しかし多くの場合は、あまり記憶に残ることがない。

しっかり、見ようと思うのは、3か月に1回あるかないかって感じなので通常は、映像を見ることはあまりなく、パソコン作業をしながらBGMのように聞いている。

前回、映像を見たのは、いつだったろうか?

そうそう、東京大学法学部卒の作家3名が出演した時。

新川帆立さん、辻堂ゆめさん、結城真一郎氏さんの3名。

放送日を調べてみると、2022年9月4日だった。

随分と昔のような気がする。

そして、今回は、フジテレビのドラマ「silent」の制作者であるプロデューサーの村瀬健氏、監督の風間太樹氏、生方美久さんの3名が登場した。

3人共、初めての人ばかりだ。

「Silent」も初回放送を途中で見るのをやめたドラマだ。

silentが、どうこうというより、今は恋愛ドラマを見たいと思わないという理由。

自分が途中で投げ出したドラマが、世間で話題になると、成長株を安い時に買うのをやめて、それが翌日ストップ高になったような気分だった

そんなドラマの制作者3名が登場しただけで、なぜ見ようと思ったのか?

3人の姿を見た時に、3人共にフジテレビの人、らしくなかったから・・・

自分でも変な理由だと思う。

特に左端の人は「日本テレビ」の人にしか見えなかった。

3人の紹介がされていくと「日本テレビを経て2008年にフジテレビに入社・・・」という内容が耳に入ってきた。

やっぱり、この人は日テレだったんだと思った瞬間、突然、興味が出てきた。

なぜ、日テレからフジに来たのだろうか?今日のメンバーからすればドラマの内容だと思うので、この疑問は解決されないだろう。

しかし、番組を見ていると予想以上に興味深い内容だった。

特に、今の仕事を志したキッカケという内容が三者三様で面白かった。

脚本家の生方(うぶかた)さん

この方、何と、silentが脚本家としてデビュー作品。

しかし、4年前までシナリオどころか小説も書いたことがないらしい。

それが、なぜ脚本家になったのだろうか?

前職は「助産師」で、4年前に「ある人」と出会って脚本家を目指すキッカケをもらった。

しかし「ある人」が誰かは誰にも内緒にしている。

それは、いつか「ある人」と一緒に仕事が出来た時に、キッカケを、もらったことを直接伝えたいという思いからだ。

最初は映画監督を目指そうと思っていた。

好きな監督が、みんな自分でオリジナルで脚本を書いていたので自分も脚本を書ける人になりたいと思った。

しかし脚本というのは小説とは異なり普通の人が見れる場がない。

このため、月刊ドラマ、月刊シナリオを買って独学で勉強した。

監督の風間さん

最初は演出志望ではなく、自分に何か入れて表現したい、つまり役者志望だった。

しかし、出身が山形だったので、なかなか何かを表現する機会がなく、親も厳しかったので断念した。

大学に入って「作り手」になろうと思った。

最初は撮影者、カメラマンを目指し、その後、撮影者でもあり監督でもあるというスタイルを目指すようになった。

プロデューサーの村瀬さん

漫画を描くところから始まった。

漫画を描くために脚本が必要なので脚本を書き始めた。

大学を卒業後に日本テレビの就職試験で採用されてドラマの道へ進んだ。

村瀬さんは、生方さんが応募した「フジテレビヤングシナリオ大賞」の審査員をしていた。

そこで生方さんのシナリオ、特に台詞や構成のセンスの良さに惹かれて大賞を推薦したという。

それ以来、いつか一緒に仕事がしたいとキープしていたというので、さぞかし凄い脚本を書く人なのだろう。

ドラマが12月22日に最終回を迎えるということから本当は、ドラマのメインキャスト3名、青羽紬役の川口春奈さん、佐倉想役の目黒蓮氏、戸川湊斗役の鈴鹿央士氏に出演して欲しかったと思うが、3人のスケジュールが合わなかったのではないか?という話を3人していたが、多分、出演者3人だったら「BGM」になっていたと思う。

番組が終わる頃に、村瀬さんが「最終回が怖い」と語っていたのが印象的だった。

最終回が俺、怖くて・・・

今回は、わりと、なんか信じてるんだけど・・・

どうやったって、あーすれば良かったのにって言われるんですよ。

連ドラの最終回って・・・どうしても、やっぱりみんな思いがあるから

まぁ結果、これは、今、これからね・・撮ってる途中だけど、きっと視聴者の方々が一番、あの・・・良かったって言ってもらえる「silent」ってドラマを見てよかったと思ってもらえる最終回になると信じている、今を。

考えてみれば、その通りでドラマの最終回で、良かったという内容より、何で?っていう内容の方が多かった。

2016年のTBS制作の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」も途中までは凄く面白かったが終わりが近づくにつれて雑な内容に変わっていき最終回は何これっ?って感じだった。

こんな感じで視聴者は好きなことを言うが、作ってる側にすれば良い作品にしようと一生懸命にアイデアを絞り考えている。

出来上がったものを見て批判するだけの自分とは比較にならないくらい考えたはず。

特に大ヒットドラマだとプレッシャーは相当あっただろう。

そんなことを考えさせられた。

今回のボクらの時代は、いい終わり方をしたなぁ〜と思っていたら、生方さんが割り込んできた(笑)

最後に言いたいことあるんです。

あはは、そんなすごいことじゃなくって・・・

なんか、僕らの時代、出るよって言われて、嫌だったんです。

絶対出るってわけじゃないじゃんって・・・

昨日、ふと、その、ボクらの時代を録画していたのを見てて、気付いちゃったんですけど、これ出ると、小林聡美さんに名前を呼んで頂けるっていう・・・

小林さんによろしくお伝えください。

それ気付いて、がんばろって思ったんです。

これを聞いた村瀬さんのリアクションが印象的だった。

目を見開いて口を開けて、その通りだみたいな反応をしていた。

そこまで、驚くようなことではないのでは?と思ったが、この人は、本当に良い人なんだろうなぁ〜と村瀬さんに興味を持ってしまった(笑)