他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
有名人が突然、現れた
先日、東京に出張に行く際に金沢駅に向かっていたときのこと。
車で信号待ちをしていると左側の街路樹から1枚の枯れ葉がヒラヒラとフロントガラスに落ちてきた。
枯れ葉と呼ぶのは間違っていると思ってしまう程、綺麗に紅葉しているので、まるで有名人が突然目の前に現れた時のような気分で、少しドキドキした(笑)
普段、写真や動画、せいぜいが遠目に見たり、足元に落ちている程度なので、間近で見るのは映画やドラマから実物が飛び出てきたような感じになるので、何とも複雑な心境だった。
あまりに綺麗だったので車から降りて持ち帰りたいという気持ちになったが、これから出張なのに、仮に枯葉をフロントガラスから回収してもカバンやポケットに入れておけば、間違いなく粉々になってしまう。
せっかくの綺麗な枯葉を粉々にしてしまうのであれば、信号待ちの間だけではあるが鑑賞しようと思った。
枯れ葉は何色?
まだ、朝の6時30分位なのでまだ、明るくなってきたばかりの状態。
それでも枯葉何と表現すれば良いのかわからないような綺麗な色だとわかった。
今は、ツヤのない黒をマットブラックという表現をするが、この枯葉をマットレッドと表現しても伝わらないだろう。
この枯葉は、単一の赤系の色ではなく色の濃淡がバランスよく変化している。
だったらマットグラデーションレッドという表現が適切なのかと一瞬、思ったが全然違う。
朽葉
日本では、枯れ葉にも色が決められている。
朽葉(くちは)という種類があって、以下のような色が割り当てられている。
赤朽葉(あかくちは)、黄朽葉(きくちは)、青朽葉(あおくちは)、濃朽葉(こいくちは)、淡朽葉(うすくちば)、朽葉色(くちはいろ)、紅朽葉(べにくちは)
こうやって比較すると、紅朽葉が今回の実物に一番、近い感じがする。
しかし、それでも、実物の微妙な色の変化を表現するには不足する。
枯れ葉・落ち葉・落葉の違い
更に言うと、今回、枯れ葉という言葉を使用したが、他にも落ち葉、落葉という言葉もある。
今回の場合は、どれが一番適切だったのだろうか?
まず枯れ葉は、名前の通りで枯れている葉を指す。
このため、落ちていない葉でも枯れている場合には枯れ葉になる。
次に落葉というのは、葉が落ちてくる様子を示す言葉になる。
最後の落ち葉は落ちている葉を示すので枯れていなくても落ち葉になる。
今回の場合は、枯れていない葉が落ちてきたのだから「落ち葉」ということになる。
枯れ葉、落ち葉の違いなんて、これまで考えたことがなかったので、今回、色々と調べて奥深いことを知った。