他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。（書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません）
義務教育問題
義務教育は親が子供に教育を受けさせる義務であり、子供に対しては義務ではなく権利なので学校に行きたくなければ行かなくても良いという発言をしている不登校ユーチューバ ーがいる。
未成年者が法律行為を行うには保護者の同意が必要になる。
そして義務教育を受けさせるのは保護者の義務。
法的には子供が義務教育を受けたくないといったときに親が同意すれば問題はないことになる。
この場合、子供は権利を放棄しただけで法律違反にならないが、親は義務を放棄したことになる。
ここで、子供が権利を放棄する行為は法律行為ではないだろうか？
子供はまだ一人では判断できないので、親の同意が必要だというのであれば、義務教育を受けたくないという判断も親の同意が必要になる。
しかし、不登校ユーチューバーの親は同意しているので、結局、法的には問題なさそうだ。
しかし、親の判断が正しいとは限らない。
それを証明しているようなことがあった。
支援してくれないと批判
クラウドファンディングで車で日本一周する費用を集めて自分と同じ不登校の子に勇気と希望を与えたいと支援を募集した時に目標額に達しなくて、お金のことになったら支援してくれないといった感じで、知り合いの大人達を批判しているという内容をネットニュースで見た。
友人との関係を壊したくないならお金の貸し借りはしないもの。
ましてや、お金を出してくれない等と批判するなんて、まともな大人ならあり得ない。
まぁ、彼はまだ未成年なので仕方ないとしよう。
大人と子供ではスケールが違う
本来は子供の時に、同年代の子供と、このようなことを経験して大人になっていくものなので、失敗をすること自体は貴重な経験だと思う。
しかし彼の場合は相手が年の離れた大人達。
このため金額も100円とか1000円の話ではなく桁が違う額だ。
友人と、お金の貸し借りはしてはいけないことを経験するにはスケールが大きすぎる。
自分が経験した例だと、100円のことだった。
子供の頃、野球チームを同級生と作って放課後に練習したり試合をしたりしていた。
夏の暑い日に練習の合間に自販機で飲み物を買っていると、あまり親しいとは言えなかった同級生が、必ず返すから100円を貸して欲しいと言ってきた。
その言葉を信用して貸したが結局、返って来なかった。
それ以来、その子のことは信用できないと思うようになった。
練習中や試合中も、そんな目で見てしまうので一緒に野球をするのが辛かった。
その子は他の子からも同じようなことを繰り返していたので、自然と練習にも試合にも来なくなっていった。
この時に、世の中には、必ず返すと言っても返さない人がいることを知った。
そしてお金を貸して欲しいと言ってくるような人は信用してはいけない人だと思うようになった。
学校というのは色んな家庭の子供が集まる場所なので社会の縮図になっていると思う。
小学校では、同じ年同士の社会、中学校に入ると部活動が加わり先輩、後輩という関係も加わやってくる。
そう考えると義務教育というのは、単に国語や算数といった学科を学ぶだけではなく自然と社会経験を積む場にもなっているのだと思う。
一般常識と言われる事も社会経験により身についていく。
スケールの違いだけではない
学科だけなら家でも学べるだろう。
しかし、学校での色んな人達との社会経験となると家だけでは無理がある。
そして、小学校では関係が崩れても、忘れてしまったり、中学校に行くと別の社会に変わるので、やり直すことができる。
しかし、いきなり大人の社会に出てしまうと、そこでの失敗は、次がないために、やり直しが難しいことが多い。
義務教育というのは当事者だった時にはあまり、役に立っている実感は、なかったが時と共に義務教育が色んな場面で役立っているんだということが実感できるようになってきた。
特に子供の時の学校での社会経験は独学では絶対に無理なことなので、二度と経験できない貴重な経験だったと思う。
そして、社会経験の飛び級は失敗した時のやり直しの機会を減らすことになる。
そういう意味でも、義務教育は子供に義務はない等と言わずに、自分のためになると考えて受けるべきだと思う。
大人だから、正しい判断ができるとは限らない。
大人が常に正しい判断ができるなら犯罪者はいないはず。
法の抜け道を無くすようにしっかりと法整備をして欲しいと思う。
