ドラマ アトムの童(こ)
大手企業ではなく、個人でゲーム制作を行う、若き天才ゲーム開発者が主人公のドラマ、「アトムの童(こ)」の放送が始まった。
これまで、ゲーム開発をテーマにしたドラマというのは記憶にない。
2022年夏ドラマで、「ユニコーンに乗って」というユニコーン企業を舞台にしたものがあったが、最後は恋愛ドラマになってしまってガッカリした。
S@GASはSEGA?
今回は、恋愛ドラマにならないことを期待している。
ドラマに登場する大手ゲーム企業の「S@GAS」は、名前から「SEGA」をイメージしてしまう。
ドラマの中では、S@GAS社長の悪徳ぶりが際立っていて、主人公にとっては敵役になる。
自社が敵役になるようなドラマに、まさか「SEGA」が撮影協力しているとは思えない。
エンドロールを見ていると美術協力で「TAITO」という文字はあった。
ぷよぷよでプログラミング学習
SEGAのことを調べていると、SEGAが展開するアクションパズルゲーム「ぷよぷよ」をプログラミング学習できる教材が「無料」で公開されている。
普段あまりゲームをしないが、「ぷよぷよ」については昼休みに同僚たちと会社のパソコンで行なうほど、好きだったので、それなりに得意な方だと思う。
「ぷよ」という色がついた生物が1色または2色が1セットで落ちて来る。
これを90度単位で回転させて落下させていく。
そして、4色が連続して揃うと揃った個所が消える。
必要なものは、以下のもの
- パソコン
- インターネット環境
- メールアドレス
- プリンター
- 気合い
プリンターは、ソースコード(25ページ)と、ぷよぷよプログラミングの小冊子(13ページ)を印刷するのに使用する。
ソースコードの入力数に応じて以下の4つのコースがある。
- 基礎コース(入力量 4行)
- 初級コース(入力量 28行)
- 中級コース(入力量 95行)
- 上級コース(入力量 1015行(全部))
「Monaca Education」というWebで動作する、プログラミングツールを使用する。
プログラミング言語は、HTMLやJavaScriptだという。
この二つは、Webを構築する際に必須とも言えるものなので、Web開発の勉強にもなると思う。
プログラミングの書籍などでもゲームを作るというのはあるが、昭和のテレビゲームのようなレベルのものが多いので、作っても達成感はあっても満足感までは得られない。
しかし、商用のゲームソフトを学習教材にしてくれると満足感まで得られ、自分で、最初から作ってみたいと思うはず。
そして、あの「ぷよぷよ」が、たったの1015行で作れるというのだから、自分も試してみたくなった。
自分でも作ってみた
どんなゲームになるのかが、気になるので、まずは基礎コース「4行」で動作を確認してみた。
4行を自分で考えて入力するわけではなく、入力する行、入力するコードが全て小冊子に書かれているので、その通りに入力すれば動作するようになるのでプログラミングの知識がなくても、キーボード入力が行えれば誰でもできる。
しかし、ゲーム自体は期待していたようなものではなかった・・・
しかし、このソースプログラムを理解できるようになれば、HTMLでゲームを作る流れは学習できると思う。
それも、無料で行えるので、プログラミングに興味のある人は試してみることをお勧めしたい。
URLは以下になる。
【公式】ぷよぷよeスポーツ×プログラミング
https://puyo.sega.jp/program_2020/