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「格付けチェック」のジャズセッションを聞いて感じたこと

芸能人格付けチェック

テレビ朝日の「芸能人格付けチェック」だけは、バラエティで唯一?見ているテレビ番組になる。

10月4日に、芸能人格付けチェック「食と芸術の秋3時間SP」が放送されるということで楽しみにしていた。

プロと子供のジャズ演奏

その中で、プロと子供が以下の3種類の組み合わせでのジャズ演奏を行って、どれがプロ&6種類のプロ用楽器なのか?を当てるという課題があった。

  • プロ&6種類のプロ用楽器
  • プロ&4種類はプラスチック製の楽器
  • 子供&4種類はプラスチック製の楽器

楽器は以下の通りで、ピアノとウッドベースだけは全ての場合で、プロ用の楽器のみとなる。

本来は、誰でもわかるはず

普通に考えると誰でも、プラスチック楽器とプロ用楽器の差だけでも十分わかるはずなので難しい問題のようには思えない。

ところが、格付けチェックでは、最近、手の込んだことをしているように感じている。

全ての演奏を子供の演奏(楽器はプラスチック製)に似せるようにしているので、プロと子供の差、楽器の差もわかりにくい。

こんなことをされて正解できる人は、そう多くないのでは?

芸能人の人達は、プロの人なら・・・子供だから・・・と言っているが、そんな次元の話ではなく、プロは子供+プラスチック楽器の演奏に寄せて演奏している。

しかもピアノとウッドベースだけはプロ用の楽器が必ず使われていて、プラスチック楽器は抑え気味に、プロ用楽器はプラスチック楽器の音を打ち消すように強めに演奏しているのだから楽器を絞って聞かないと、どれも同じに聞こえてしまう。

1番わかりやすいのは、ドラムのシンバルだと思う。

シンバルも3種類全て抑え気味に似せて演奏しているが、プロの演奏だけは2回、シンバルの金属音がハッキリ聞こえていた。

過度な演出は逆効果

結果は、全員不正解。

しかも、多くの芸能人が、実際には子供が演奏していたのがプロの演奏だと間違えていた。

この問題を作った人は、してやったりということだろう。

そして、演奏していた子供達も、大喜びだったと思う。

番組的には全員が正解するより、全員が不正解の方が盛り上がる。

制作者側からすれば、何とか回答者に子供が演奏した方を選ばせたいだろう。

しかし、これって違うような気がする。

加減した演奏ってことはプロ本来の演奏ではないので、正解できなくても不思議はない気がする。

つまり、本気で演奏していないのだから、違いがわからなくても当然。

そんな違いを分かることに意味はないと思う。

お互いが全力で行った結果について違いがわかるか?どうかだと思う。

大人と子供では誰が聞いても違いがわかるというのであれば、それは問題に問題があることになる。

番組を面白くするために、過度な演出を加えてしまうと、逆に面白くなると思う。