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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

滋賀県の江北図書館

地域再生大賞

47News(よんななニュース)を見ていたら、「地域再生大賞」というタブが見えた。

なんだろうとクリックしてみると、地方紙46社と共同通者が地域を元気にする人々の活動を全国に発信しようというものらしい。

書かれていることは理解はできるがイメージができない。

とりあえず、読み進めてみると・・・

第13回地域再生大賞「創ろう新時代、希望掲げて」の推薦書類が続々と届いています。今回は「既存の建物を活用し、若者の起業を応援」というかたちのものも目立っています。
かつて地域振興といえば「企業誘致」「新築住居」で若者の流出を防ぐことが主流でした。現代のまちづくりは外から若者を呼び込むことも目指しています。
選考も始まりました。ご期待ください!

【出典】地域再生大賞

創立115年の私立図書館

更に読み進めると、第5回で優秀賞を受賞した「江北図書館」のことが書かれてあった。

「江北」は、「こうほく?」なんて読むのだろうか?

少しだけ調べてみた。

「江北」は「こほく」と読むらしい。

滋賀県長浜市私立図書館で、明治末期に弁護士の杉野文彌氏が青少年の勉学の機会を作るために私財を投じて作った「杉野文庫」が前身として誕生した図書館になる。

蔵書は、約5万冊で、杉野氏個人の図書、役人や外国人を含む約170名の人達から寄付されたもので構成されている。

このため、所蔵図書の中には貴重な者も多くあるようで、110年以上、地元住民の知的向上を支えている。

しかし敷地内の駐車場収入、篤志家(とくしか)や市民からの寄付という形での経営基盤のため、存続の危機にあった。

篤志家:社会奉仕・慈善事業などを熱心に実行・支援する人

図書館法の壁

江北図書館に公的資金は出されているのでは?と思うかもしれないが、図書館法により国や地方公共団体から補助金を受けることのできない。

【出典】図書館法 | e-Gov法令検索

このため、運営は、駐車場収入と基本財産運用益などでまかなっているので、持続的な活動を行うだけが精一杯で、建物の修繕をするのは難しいということ。

地域の人達にとって必要な存在なのに、公的資金を投入することができないというのは、何ともいえない気持ちになる。

なぜ、図書館法の第二十六条のような法律ができたのかは、わからないが今も、必要な法律なのだろうか?

本来、政治家の仕事というのは、今、必要な法律を作ったり、今に合わない法律を改正することだと思う。

しかし、国会では法改正の内容よりも芸能スキャンダルのような内容ばかりを討議しようとしてくる。

今の日本に必要なのは、スキャンダルを国会で協議することなんかではなく、今に合わない法律を改正したり新たに作ることだと思う。

いつまで、同じようなことを繰り返しているのだろうか?と今回の江北図書館の件でイライラしてきたと共に自分が無力なことに対しても苛立ちを感じた。

地域再生大賞の内容

江北図書館は、地域再生大賞 第5回 優秀賞を受賞したということではあるが、具体的に、どのようなことを行っているのか?については、結局、見つけることができなかったが、問題点だけは、いくつも見つかった。

そして、自分の無力さも・・・