seegeのまとめサイト

もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

「そろばん」は必須スキル

全国高校ビジネス計算競技大会

広島翔洋高(坂町)の珠算部が、全国高校ビジネス計算競技大会(全国商業高校長協会など主催)の珠算団体(3人1組)で日本一に輝いた。

栄冠は2005年以来17年ぶりで、前身の広島女子商高時代を含めて6回目。

「そろばん」といえば「そろばん教室」を思い出す。

といっても、そろばん教室に通ったことはない(笑)

ただ、友人を誘うと今日は「そろばん教室」だからと断られることがあった。
「そろばん」は小学生の頃に授業で、使ったことはあるが、その時は、こんな面倒なものを使って計算をして何のメリットがあるのだろうか?といった認識だった。

しかし、そろばんなんて役に立たないと思っていた認識は、突然、変わった。

小学何年生の時だったのかは忘れてしまったが、そろばんの授業が新しく追加され、そろばんを使うことになった。

すると、そろばん塾に通っていた子供たちが一躍スターになった。

圧巻だったのは、そろばんを使わずに指で、そろばんを操作しているかの動きをするだけで先生が読み上げた計算式の答えを出したのだ。

自分も暗算には自信があったが、頑張って3桁の足し算、引き算まで。

そろばん塾に通っている子達は、4桁や5桁の計算を指を動かすだけでやってのけた。

時には先生の答えが間違っているという指摘までしていた。

こんな光景を見せられて、自分のそろばんに対する認識は180度変わった。

学校のそろばんは、使い方を覚える程度の内容で、とても暗算までできるほどの練習量にはならなかった。

何より、どんなことを行ったのか、一切、覚えていない。

その頃、自分は小学校の3年生から野球チームに所属していたので放課後は週3回程度、野球の練習があり、そろばん塾には通えなかった。

しかし、そろばんの凄さを知り野球が終わってからラジオ講座の「そろばん教室」で独習することにした。

3ヶ月毎に変わるテキストを買って、家に戻ったらラジオを聴いて、そろばんをはじいていた。

ただ、放送に間に合わないこともあった。

それでも半年弱で、簡単な足し算、引き算は暗算でできるようになったので、自分の進歩に驚くと同時にそろばんの素晴らしさを実感した。

ご破算(わさん)で願いましては

この言葉の意味が、わかるだろうか?

そろばんの先生が、計算をさせる時に、最初に言う言葉だ。

破産ではなく、破算。

そろばんのことを「算盤」とも言う。

算盤を今までの状態から破棄して全てゼロにすることをご破算という。

つまり、「算盤を全てゼロに戻してくださいね」というのが「ご破算で願いましては」という意味になる。

最近は、「願いましては」と、「ご破算」部分を略して読み上げる人も増えていて、正式な言葉を知らない人にとっては、何を願う?って感じだと思う。

効率を重視して少しでも省略する時代ではあるが、意味のある言葉は、省略せずに使って欲しいものだと思う。

そろばんをもっと

そして、今はラジオ講座でも「そろばん」の講座がなくなっている。

そろばんを繰り返し行うことで、そろばんが暗算で、できるようになる。

これは凄いスキルであり、九九と共に、子供の時から、しっかりと身に付けておくべきスキルだと思う。

小学校では今もそろばんの授業が続いていることからもそろばんの必要性は認めているはずなので、プログラミングよりも、そろばんにもっと時間を割くべきだと思う。