ホテル・チェックアウト・NG行為
「ホテルをチェックアウトする前の「NG行為」5選」というタイトルの記事が気になって読んでみた。
これまで、こんなに酷い記事を読んだことがなかった。
以下の文で始まっている。
- ホテルに宿泊すると普段味わえないリッチな気持ちになれますよね。素晴らしいアメニティがそろっているので、快適に過ごすことができます。
きれいにベッドメイクする。
旅館などは布団はたたまないで欲しいとか。
これは、忘れ物を確認、シーツを選択するために、結局、布団を広げないといけないので余計な手間になるからという理由になる。
そう考えれば、ホテルの場合も布団は広げてある方が手間は、かからないはず。
まぁ、ベッドメイキングするまでは過剰だとは思うが、それでもグチャグチャに布団等が荒らされているより精神的に楽だと思う。
では、この記事では、なぜNGなのか？
- ベッドを使ったかどうかわからないような形状にしてしまうと、清掃係の人がシーツの交換をためらう可能性があります。ベッドを使ったら、布団をめくって水分を蒸発させるなど、使ったことがわかる形状にしておくのがマナーです。
使ったか、わからないような形状にすると、シーツの交換をしない？
いくら綺麗にベッドメイクができて、使っていないように見えたとしても、交換するのが普通だと思う。
なぜなら、100％使用していないという保証はない。
実際に布団に入ると使用感が残ってたりすれば、ホテルにとっては致命的なクレームに繋がるので、この記事に書かれているような「リッチな気持ち」になれるようなホテルの場合なら間違いなく交換する。
あとの4つは？
- 室内のものを盗む
- 部屋のものを破損したまま黙ってチェックアウトする
- チェックアウトの時間を守らない
- キーをフロントに置きっぱなしにして立ち去る
正直、どれも当たり前のことで、何を書いているのだろうか？って感じがした。
寝たばこは、火事の原因になるので、絶対にしてはいけない。
自分にとっては、寝たばこはダメという当たり前のことが、書かれていることに強い疑問を感じた。
しかし、自分も他人が宿泊した部屋というのは見たことがないので、もしかすると、自分にとっては当たり前のことでも、実際に上記の内容が行われているのだとすれば、行っている人にとっては「NG行為」だという認識がないことになる。
上記の行為が今の当たり前だとは思いたくない。
最近のネット記事の質が悪いとは聞いていたが目の当たりにして、本当だったのかと、驚いた。
しかも、同じタイトルでNG行為を一つだけ変えて、残りは順番だけを変えたりもしていた。
その内容も他の人が書いたものを引用しているだけだった。
「こたつ記事」もここまでくれば呆れて何もいえない。
自分の場合は？
自分が書くとすれば、どうするだろう？
まず、NG行為ではなく、行なうことを書くと思う。
NG行為なんて、上記のような当たり前のことも含めればいくつでも出てくる。
自分がチェックアウトの前に行っていることは・・・
- 部屋の中は最低限の片づけは行っておく
- ベッドの布団・枕などは軽く整えておく
- 備品（タオル・コップ等）は元の場所に戻しておく
- 水回りで水はねが目立つ個所は拭いておく
- 忘れ物がないか確認する（捨てて良いものだとわかるようにする）
滅多にないが、忘れ物か、不要なものかがわかるようにするために、不要なもの（常識の範囲内）はゴミ箱に入れている。忘れてはいけないのが「部屋のキー」最近は、カードキーが多いので、つい財布などに入れてしまう。
それを忘れてカードキーを探しまくったことがある(笑)
カードキーを探しまくるような人間が、部屋を利用する際には、まず散らかさないと言っても信用してもらえないと思うが、何でも綺麗に使うことが自分の中では当たり前になっている(笑)
これは、せっかく綺麗な部屋に宿泊していても、自分で散らかしてしまったのでは、気分良く過ごせなくなる。
いつ誰が来ても恥ずかしくない状態にするというのではなく、自分が気分良く過ごせる状態にしている。
このため、上記に記述した５つのポイントの内、いくつかはチェックアウトの前に行うというより宿泊中は常に心掛けていることになる。
宿泊中だけではなく、チェックアウト後も気持ちよくありたいと思うので、つまらないことをしたり、怠ったりして、せっかく気持ちよく過ごしているのを台無しにしたくない。
ちなみに、照明を消す、テレビ・空調を消すといったことは、当然の行為だと思うので、あえて書かなかった。
一言でいうなら気分が悪くなるようなことはしない。
それだけ。
