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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

他愛もない話(何これ?)

他愛もない話について

  • 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
  • あまり役に立たない内容になるかと思います。
  • 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
  • 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)

同席して欲しい?

先日、取引先で監視制御システムの説明があるので同席して欲しいと言われた。

事前にカタログ(PDF)を見せてもらうと誰でも知っているような大手の会社だった。

もう、それだけで、その会社の規模(費用面)には合わないのでは?という気がした。

いや、規模に合っていたとしても必要なものとは思えなかった。

まぁ、それでも、説明を受けるというのだから、何かメリットを感じるものがあったのだろうと、どんなシステムなのかを確認してみた。

ヒトの出入りに応じて空調を制御する、会社全体のエネルギーの利用状況をわかるようにする、設備を変更することなく稼働状況や故障を予知する・・・

正直、新しいと感じるモノは何一つなかった。

そもそも、何のためにこのシステムを開発したのだろうか?

  • 人が電力の消費量を記録するために、毎日工場内を回らないといけない。
  • 系統別の電力集計で計算が合わない。
  • 設備に異常が発生した時に、離れた場所から停止させたい
  • 電力消費量に異常があった時に、調べるのが大変

電力関係のことばかりで、他のことはおまけみたいな感じだ。

導入事例を見ると、開発・販売元の関連会社しか名前がない・・・

どう考えても時間の無駄にしかならないようなシステムだ。

導入事例から考えると、自社の情報システム部門で開発したものを自社や関連会社で展開して好評だったので、外販しても面白いのでは?という程度のもので自社以外のことをあまり考慮していないことが予想された。

こんな感じなので正直、気乗りはしなかった。

参加すれば、1時間は間違いなく無駄になる。

今は、DXが大切

そもそも、なぜ、こんなシステムの説明を聞こうと考えたのだろうか?

どうやら、今後はデジタル改革が必要だからと調べていくと「DX」がキーワードだと感じたようだ。

「DX」とは、デジタルトランスフォーメーションの略で、日本人なら「DT」なのではないか?と思うはず。

ところが、英語圏では、トランスフォーメーションの接頭辞の「Trans」を「X」と書く慣習がある。

trans = 変える・超える

[trans]はラテン語が由来で、「変える」や「超える」といった意味がある。

この場合の「trans」は「cross」と同義になる。crossには「交差する」という意味もある。クロスはバツで表現したりもする。このため、「X」と書く場合かまる。

DTより、DXの方がインパクトがあるので、無理やりという気はしないでもない。

では、具体的にDXとは何を指しているのだろうか?

「ITを使って人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」ということになる。

DX =デジタル変革と考えている人は、自分の会社はデジタル化が進んでいないので、IT技術を活用して会社を変革したいと考えるのだろう。

しかし、何をしたらDXになるのか、わからないので、当社でもDXを取り入れたいので、紹介して欲しいと頼んだところ、カタログが届けられたという。

しかし、読んでも何のことかわからないので説明を依頼した。

しかし、それでは、相手の営業マンに丸め込まれてしまう可能性があるので客観的な意見も必要だということで同席を依頼したという流れだった。


十分理解できた

依頼者自身も、説明を聞いて使えないことだけは、理解できたようだ。

逆に言えば、それくらい役に立つとは思えないシステムということになる。

そんなものを、なぜ、わざわざ提案して来たのかは理解できないが、考えられるのは、開発元か、販売元の役員が、自社での使用状況を見て、えらく気に入ってしまい、これは絶対に売れるとか言い出して周囲が売れるとは思わないのに、仕方なく売り込みを行なっているといった感じがした。

それにしても、日本を代表するような会社が、こんなお粗末なものを売り込んでいるというのは、何とも情けない。

おそらく、他にも同じような会社は多く、そういったことが要因の一つになるのだろう。

金融緩和に意味があるのか?

日本政府はバカのひとつ覚えで金融緩和だと、国債金利を固定化してしまった。

これにより円に対する不安が強まり国債を売却する者が増えて円安は加速。

今回の円安に関しては日本にとって好ましい内容ではない。

有事の円買いと言われていたのが、円売りになっている。

日本の株が売られ、円の価値はどんどん下がっている。

給料は上がらない、銀行に預けても金利はつかない。

それで、物価だけが上がればどうなるか?

節約するしかなくなる。

そうすると?

モノが売れなくなる。

モノが売れなければ?

設備投資はできなくなる。

いくら金利が安くても、借金してまで何かを手に入れようなんてことは考えない。

これで、金融緩和の意味があるのだろうか?

逆に、金利が高くても、売れるのであれば、借金をしてでも一儲けしようと考える。

たとえば、今、宝くじを買えば「絶対」に1等賞が当たるとすれば、借金しても宝くじを買いに行くのではないだろうか?

そう考えると、金利が高いから借金をしないのではなく、売れる見込みがないから投資しようとしない。

それだけのことではないだろうか?