他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
まん延防止等重点措置の中、東京マラソンが開催
2022年3月6日(日)、東京マラソンが開催された。
参加者は2万人を超えた。
しかし、2日前の3月4日(金)には政府が「まん延防止等重点措置」の延長が決定していた。
中止でも参加費は戻ってこない
2020年の東京マラソンは新型コロナのために中止され、2021年は延期され、2022年は「まん延防止等重点措置」が発令されている中、3年ぶりに開催された。
参加費は1.6万円になる。
以前は参加費に含まれていた東京マラソンのTシャツは別料金(6,000円)となっている。
新型コロナで2020年の大会は中止になったが参加費の1.6万円は払い戻されることはなく、出走権だけが繰越しになった。
出走権は2021年または2022年どちらかの大会で行使するのかを選択できる。
もちろん、2020年大会に出場するために必要となった交通費や宿泊費(数万円)も自己負担になる。
2022年大会は、まん延防止等重点措置が適用されている中だったので、中止になると考えていた人が多かったはず。
東京都は3月4日に都内全域をまん延防止等重点措置の対象としたのは、オミクロン株は感染力が強く、都内全域で感染が拡大するリスクがあるからだと発表していた。
そして、不要不急の外出、都道府県間の移動は自粛、飲食店等には、21時まで又は20時までの営業時間の短縮を要請している。
にも関わらず2万人規模の東京マラソンは開催というのは、矛盾しているので、説得力が感じられない。
結局、2週間前(2月18日(金))に開催を決定しておいて、今更、中止にはできないということなのだろう。
行政とは何とも勝手なところだ。
東京マラソンの安全対策は?
参加する場合には、大会の2週間前から体調管理アプリをインストールして毎日、体温と健康状態を入力して送信しないといけない。
大会が決定したので交通・宿泊の準備を行うことになるが、まん延防止等重点措置の中で、大会直前になって中止になったりすれば、参加費は全額、交通・宿泊のキャンセル料も自己負担になる。(約5万円)
これで、万が一2022年も中止になるようなことになれば、2大会分で約10万円が無駄になってしまう。
従来は受付時にゴール地点に送りたい荷物(着替え等)を前日に預ける形だったが、今回は1週間前に有料(3000円)で送る必要があった。
中止になれば、これも無駄になり送った荷物は自分で持ち帰る等の必要がある。
宅急便などで送り返すことになれば、それも自己負担になる。
スタート地点は、密を避けるために、グループ別のスタートになるが、それでも2万人を超える参加者なので、同一グループだけでも十分に密な状態になっていた。
参加者全員が前日にPCR検査で陰性となっているとは言っても、やはり不安はある。
ゴール後も大変
送った荷物は、開催当日にゴール地点に届いているわけではなく、ゴール地点から約1Km離れた場所になるので、42.195Kmを走ったあと、更に1Km先の場所まで歩くことになる。
走ったあとにヘトヘトになっている中、更に1Km歩かないといけないというのは、考えただけで疲れる。
更に着替えが出来る場所は別になるので、荷物を持ってその場所まで移動しないといけない。
これなら宿泊先に荷物を置いて、ゴールしたら電車等で移動した方が良かったという意見もあったので、事前に、もう少し説明があっても良かったような気がする。
市民マラソンは大会前日受付が当たり前になっていて、東京マラソンも例外ではない。
前日には東京に入らないといけないので石川県から参加する場合には宿泊を伴う。
大会前日にはPCR検査を行い、大会当日の朝に検査結果がメールで届き、陰性だった場合に参加が可能となる。
コロナ対策だけではない
従来はペットボトル等で飲み物を持参することが可能だったが、東京都はテロ対策だということから、持ち込みは禁止で許されたのはパウチタイプのものだけ。
しかし、水分補給ができないわけではなく、運営側が飲み物は用意していた。
1.6万円もの参加費を徴収しているのだから、それくらいは当然だろう。
しかし、こんなに、お金と手間をかけて更に42kmの距離を走ろうという人が2万人を超えるのだから、市民マラソンに興味のない自分としては、疑問しか感じない(笑)