他愛もない話について
- 気楽に書きますので、気楽に読んでください。
- あまり役に立たない内容になるかと思います。
- 特に何かを決めて書いているわけではなく、書いている内に、横道にそれたりするかもしれないので、最後はどんな話になっているのかわかりません。
- 僕の主観や記憶に依存する内容が多くなるので、間違っている内容もあると思います。(書いている内容について基本、裏付けを取ったりしません)
パソコン作業をしながら動画は辛い
パソコンで作業をしながら、テレビや動画を見るというのは流石に厳しいので、音声だけのコンテンツを見直すべきなのか?と思うようになってきた。
昔はラジオを聴きながら勉強するという人も多かったと思うが、今はどうなんだろうか?
ラジオはどうなっているのだろうか?
そもそも、ラジオは今、どうなっているのだろうか?「日本人とテレビ」調査では,1985年にはラジオを毎日聞いているという人は39%だったが、2005年には32%まで減少している。
2005年といえば、車にまだ、カーナビ、テレビが搭載されている数は少なく、車に乗る時にはラジオという人が多かったと思う。
ラジオの利点は、何かをしながらでも聴けるという点であり、これはテレビやインターネットのように目を使うメディアでは、太刀打ちできない。
そんなラジオではあるが、民間のAM放送は、2028年秋までにFM放送と併用またはFM放送への転換を行う方向で動いているとか。
これは、AM放送よりFM放送の方がコストがかからないことが大きいのだろう。
AM放送は電波の波長が高いので遠くまで届くというメリットはあるが、波長が高いため高さ100mくらいのアンテナを設置しないといけないので、広い敷地が必要になる。
しかしFM放送だと小型のアンテナで済むので山頂や高い建物の上に設置することも可能になるが、頑張っても100km程度しか届かない。
インターネットの普及により、電波で遠くにまで送らなくてもインターネット回線を使って送れるようになったのだから、電波は近場だけにすればFM放送で十分であり音声も良くなる。
インターネットラジオ
今はラジオの受信機がなくても、インターネットラジオの「radiko」で聴くことができる。
パソコンでもradikoのサイトにアクセスするだけで放送を聴くこともできた。
以前、「radiko」では一部を除き、自分が住んでいる地域以外の放送を聞くことができなかったが、有料会員になることで、「エリアフリー」というサービスが利用可能になり、その壁もなくなるようだ。
また、テレビのTverのように過去1週間以内の放送を聴くことができる「タイムフリー」というサービスも追加されていた。
これは、よくわからない制限が多く、1番組あたり再生開始から24時間のあいだに、3時間まで過去1週間以内に放送された番組が無料で聴ける内容になっている。
しかし、今やインターネットが普及したことでマスメディアの代表だったテレビが衰退している。
音声しか扱えないラジオは、更には厳しいはずだ。
FM局が閉局という話は耳にするがAM局が閉局になったということは聞いた記憶がない。
なぜ、ラジオはなくならないのだろうか?
radikoの実験配信では以下のような結果が出ている。
男女3000人(回答率93%)・・・ビデオリサーチ調べ
- 12~19歳:1.4%
- 20~34歳:2.5%
- 35~49歳:5.2%
- 50~69歳:7.9%
テレビの視聴率でも上記の数字は見かけるので、テレビに比べるとラジオの方が離れていった人は少ないような気がする。
実はラジオはなくなるどころか、年々、ラジオを聴くと言う人が増えてきている。
それも、若者で、週1回以上聴くという人が2018年には11.9%だったのが、2020年には16.4%に増えている。
【出典】注目の音声メディア市場!今、ラジオが若者に熱い理由とは? | メディア | VR Digest plus データでイマを読み解く
コロナ渦がラジオの良さを教えてくれた
これに貢献しているのが「radiko」のようだ。
コロナ渦で「radiko」でラジオを聴く人が増えて、2021年8月にはradikoユーザーが900万人を突破したようだ。
コロナ渦で、テレワーク、オンライン授業ばかりになり、人と接する機会が減ったことでラジオから聞こえてくる音声というのは、まるで自分に話しかけてくれている感じが、ラジオっていいなぁ~と感じた人が増えたということだろう。
現在の「radiko」には、タイムフリーがあるので、放送スケジュール通りに聞かなくても好きな時間に聴くことができる。
もう一つが、Twiterとの連携のようだ。
ラジオコアユーザーはラジオを聴きながら、放送の内容をSNSに書き込むという人が多いようだ。
これにより、従来はラジオのパーソナリティとリスナーという関係だったのが、SNSにより、リスナー同士の関係も生まれていることになる。
テレビでも同様のことは起きているので、今はSNSと従来のメディアの連携というのも重要な役割を果たしていることがわかる。