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もっと早く教えてくれよって思った内容を書いていきたいと思います。

iPadに電卓がない理由

電卓アプリがない?

iPadを使用していて、電卓を使いたいと思ったので、画面右上隅から下にスワイプしてコントロールセンターを表示させた。

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しかし、電卓が見当たらない。

iPod touchで、1度だけ電卓が消えていたことがあって、その時は「App Sotre」で再セットアップを行ったことで復活したので、「App Sotre」で「電卓」で検索した。

しかし、Apple の電卓がなく、App内課金や有料のものしか表示されない・・・

原因は、スティーブ・ジョブズ

どういうことなんだろうか?と検索すると、原因は、なんとApple創業者の「スティーブ・ジョブズ」だった。

なんと、iPad が初めて販売されてから、これまでずっと、iPadに電卓は搭載されていなかった。

これは、iPadのリリース直前に、スティーブ・ジョブズiPad に搭載されていた電卓を見て「デザインが酷すぎる。これでは出荷できない」という評価を下し、デザインをし直すように指示をした。

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しかし、リリースまでには時間が足りなかったため、電卓なしでのリリースになったという説がある。

2020年6月23日に、PodCast「Waveform」でAppleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長「Craig Federighi」氏が「突出して優れているものを作りたいという思いから、手を出していない領域がある」と話している。

電卓はその一つで、他にも「天気アプリ」もiPadには搭載されていないとのこと。

電卓アプリが、iPad に搭載されていないのは、Appleの拘りということで間違いなさそうだ。

iPadが発売されたのは、2010年1月。

スティーブ・ジョブズが、他界したのが、2011年10月5日になる。

約10年が経過しているが、「本当に満足ができる、最高のiPad向け計算機アプリができたらリリースする」ということだが、今となっては、スティーブ・ジョブズに認めてもらうことはできないので、「突出して優れている」電卓はリリースされることはないのかもしれない。

macOSに電卓は?

しかし、macOSには電卓アプリが搭載されていた。

iPadmacOSと同じものではダメだったのだろうか?

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まず、電卓を安易に、iPhoneのものをそのまま、iPadに転用しようとした安易な考えが良くなかったのかもしれない。

そう考えると、Mac OSのものをそのまま転用しても、結果は同じだったのかもしれない。

iPadの電卓「Microsoft Math Solver」

では、iPadの電卓というのは、どのようなものが良いのだろうか?

Microsoftが手書きに対応した、計算アプリ「Microsoft Math Solver」を提供している。

iPad はもちろん、iPhone と Android でも無料で利用できる。

iPad版では、手書き、スキャン、タッチの3種類の入力方法が選べる。

さすが、天下のMicrosoftということで、広告も表示されない。

更には紙に書かれた手書きの計算式もカメラで撮影することで計算できる。

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これが、iPad の電卓と言えるのではないだろうか?

しかし、デザインが、Appleらしくないので、スティージョブズのOKはもらえないと思うが、個人的には、iPad の電卓は、「Microsoft Math Solver」で満足なので、OKを出したい(笑)

「MyScript Calculator」

有料アプリになると、「MyScript Calculator」という手書き計算アプリがある。

価格は370円(2022年2月20日現在)なので、そんなに高くはない。

こちらの方が、Appleのデザインに近く、アプリの画面は非常にシンプルだ。

白い紙だけが表示されている感じで、そこへ数式を書き込むと答えが表示される。

計算結果は、ペン等で長押しするとコピーされて別の個所に貼り付けることもできる。

文字入力を誤った時は、誤った個所に取り消し線を描くと消える。

とにかく、シンプルなのでストレスがない。

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ただ、「Microsoft Math Solver」とは違ってタッチ入力も、紙に書かれた数式のスキャン入力も選択できないので、計算式の入力はペンだけになる。

このため、リアル電卓のように使いたいのであれば、「Microsoft Math Solver」の方が無料で色々な使い方ができるのでオススメだ。